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巣食う悪魔
1
:
裕子
:2012/01/01(日) 21:12:52 HOST:FOMA-FLAT-206-88-18-117.enjoy.ne.jp
とある学校の生徒が殺された。
そのあとに徐々に殺されていく生徒たち…。
犯人を捜していく主人公を描きます。
2
:
裕子
:2012/01/01(日) 21:25:55 HOST:FOMA-FLAT-206-88-18-117.enjoy.ne.jp
その日、平和なはずの学校で事件は起きた
それが不幸の始まりだった……
私、草薙亜美(くさなぎあみ)は高校1年生
憧れていた先輩、上原誠(うえはらまこと)さんと同じ高校に通っている
先輩には可愛い彼女がいるけどね…
それでも毎日が楽しかった
学校の中はとても明るかった
あんな事件がなければ…
私はいつものように学校へ行って
荷物を片付けて
友達としゃべる
私は友達は多いほうなんだ
一番の親友は村上雅美(むらかみまさみ)
大好きな親友なの
しゃべっていたらチャイムが鳴った
みんなは素早く自分の席へ
と、そこへ先生が入ってきた
あれ?なんかおかしいな
担任の先生はいつもはとても元気なのに
顔色が悪い…
みんなも騒ぎ出した
「静かにしなさい」
先生は小さな声で言った
なんでこんな風なんだろう
ずっとそう思ってた
あのことを聞くまでは………
3
:
裕子
:2012/01/01(日) 21:40:02 HOST:FOMA-FLAT-206-88-18-117.enjoy.ne.jp
「皆さんに悲しいお知らせがあります。
隣のクラスの佐々木真子(ささきまこ)さんが昨夜亡くなりました」
え…?佐々木さんが?
佐々木さんは学年一頭がよくて明るくて運動神経もいい
正にみんなのあこがれの存在
それなのに…なんで死んだの?
みんなはすごい騒いでる
突然、1人の女子生徒が叫んだ
「なんで!?なんで真子が死んだのぉ!?意味が分かんないよ!真子!!」
佐々木さんと仲がよかった佐藤美羽(さとうみう)だ
美羽は泣いていた。大泣きしていた
そのあと、隣のクラスは暗い雰囲気だった
私たちのクラスも…ほかのクラスも…
放課後、私は帰るときに忘れ物に気づいた
雅美もついてきてくれた
忘れ物を取ってきて戻るときに職員室の前を通った
そこで聞こえたんだ
先生たちが話しているのを…あのことを………
4
:
裕子
:2012/01/01(日) 21:51:54 HOST:FOMA-FLAT-206-88-18-117.enjoy.ne.jp
「まさか佐々木が殺されるなんて…あまりにも残酷すぎる」
「生徒たちには黙っておこう。でもなんて言えば…」
「事故というのはどうでしょう?」
…佐々木さんが殺された?
しかも事故って私たちに言うつもり?
「あ…亜美、どうするの?」
「…とりあえず黙っておく?」
私たちが黙っていると…
「うそ…うそでしょ、真子が殺されたって…」
「美羽!?」
私と雅美は声を揃えて叫んでしまった
「真子…真子ぉ…真子ーーー!!」
「ちょ、美羽!?どこいくの!?」
美羽はどこかへ行ってしまった
「…美羽どうしたんだろう」
「明日会って聞こう」
そう言って私たちは帰った
次の日、私は教室に入った
美羽の席を見た
美羽はいなかった
いないのは当然と気づくのは、この後である…………
5
:
裕子
:2012/01/01(日) 23:12:55 HOST:FOMA-FLAT-206-88-18-117.enjoy.ne.jp
「…だったの」
「えぇ!?それ本当!?」
「どうしたの?」
「亜美!びっくりしたぁ」
柊和紗(ひいらぎかずさ)と小鳥遊麗娜(たかなしれいな)が何か話をしていた
「昨日の夜、犬の散歩をしていたら、誰かが倒れていたの
だから救急車呼んで、その人に近づいてみたの…そしたら」
和紗は一瞬黙り込んだ
「……美羽だったの、だから私、脈とか呼吸とか調べてみたら…
…両方止まってた。だから心臓マッサージとかしたんだけど…だめだったの」
……美羽が死んだ…美羽が…
「美羽のこと…たぶん先生、今日言うよ…ね」
「うん…和紗、ごめんね」
「麗娜…ごめん、トイレ行ってくる」
「うん」
和紗は教室を出た
麗娜が私に近寄ってきた
「和紗、トイレ行くフリして屋上行ったのかも。落ち込んだ時
よく行くから」
先生が来た
美羽のことはやっぱり言った
休み時間、私は和紗の所に行った
「あ、亜美…亜美にも言っといたほうがいいかな」
「なに?」
「実はね…美羽の首に絞められた跡があったの」
「え?」
「もしかしたら、美羽殺されたかも…」
美羽が殺された…佐々木さんも…同じように?
6
:
裕子
:2012/01/01(日) 23:16:48 HOST:FOMA-FLAT-206-88-18-117.enjoy.ne.jp
もう遅いんでねまーす
7
:
愛歌
◆EFyjchDnb.
:2012/01/02(月) 16:44:02 HOST:proxy10014.docomo.ne.jp
(/書くの上手いですね!私とは違います……入っても宜しいでしょうか!?)
>主様
8
:
裕子
:2012/01/02(月) 17:01:13 HOST:FOMA-FLAT-209-91-18-117.enjoy.ne.jp
愛歌さんへ
いいですよー(>▽<)
9
:
裕子
:2012/01/02(月) 17:23:56 HOST:FOMA-FLAT-209-91-18-117.enjoy.ne.jp
家に帰ってパソコンで事件のことを調べてみた
『女子高生殺害事件』
検索したらすぐに出てきた
『6月9日 M区2丁目で遺体が発見された
被害者は佐々木真子さん(15) K高等学校の生徒』
そのくらい知ってるわよ…
『死亡推定時刻は 午後9時半から10時と推定された
首には紐で縛られた跡があり 警察は殺人の疑いがあると―――――』
…やっぱり佐々木さんも首を…
次々と見ていたら気になる記事があった
『女子高生殺害 犯人はクラスメイト』
気になったのでクリックしてみた
『19XX年 L高等学校で連続殺人が発生した
犯人は当時のクラスメイト 村上正樹(むらかみまさき)』
村上…?雅美と同じ名字だ
『村上容疑者は 自ら犯行を認め その後死刑となった』
死刑…ということはもう生きていないってことか…
それにしてもひどいな…高校生で死刑なんて
まぁ同級生を殺し続けたこの人も悪いけど…
嫌だな…雅美と苗字が同じなんて…
雅美が知ったらどうするのかな
雅美には黙っておこう
しゃべりたくないしね……………
10
:
裕子
:2012/01/02(月) 17:51:15 HOST:FOMA-FLAT-209-91-18-117.enjoy.ne.jp
携帯に電話が来た
和紗からだった
『亜美、私美羽を殺した犯人を捜してくる。きっとそいつは真子も殺したと
思うから、見つけて私が敵を討つ』
え?和紗が犯人を?
「何言ってんのよ和紗!そんなこと出来るわけないじゃん!馬鹿な真似は
やめて!」
私は慌てて言った
『ごめん亜美…でも私は行く。美羽や真子の敵を討つ
だからこれが最後の電話かも』
「やめて!敵討ちなんか!そんなこと美羽が望んでいると思う!?」
『望んでるわよ!絶対望んでる!敵討ちをすることで美羽は苦しまなくて済む!
もう夢に出てこないで済むんだからぁ!!』
和紗はそう言って電話を切った
「か、和紗!和紗ぁ!!」
私はリダイヤルした
『ただいま電話に出ることができません』
「なんでよ!出なさいよ和紗!!」
私は頭をクシャクシャにした
『敵討ちをすることで美羽は苦しまなくて済む!
もう夢に出てこないで済むんだからぁ!!』
最後に和紗が言った言葉を思い出した
「夢に出てこないで済む?和紗はずっと美羽の夢を…?」
私はもう一度和紗に電話した
お願い…………電話に出て…和紗
11
:
裕子
:2012/01/02(月) 18:05:24 HOST:FOMA-FLAT-209-91-18-117.enjoy.ne.jp
『……亜美?』
「和紗!よかったぁ…」
私はホッとした
『なによ、止めたって無駄よ』
「そうじゃないわよ…和紗、さっき言った夢に出てこないで済むって
どういうこと?」
『…………………』
和紗は黙り込んだ
しばらくすると話をした
『昨日、美羽が夢に出てきたの。美羽、泣いていて…どうしたのって聞いたら
「和紗、私苦しい。すごく苦しい。だから私の敵を討って」って言ったの』
「美羽が…?」
『そして犯人の名前を言ったの』
「えっ!?誰!?」
『名前は…え?誰!?』
「和紗!?どうしたの!?」
『は、話して!誰か助けてぇ!!』
「和紗!!」
『あんたもしかして、ま……キャアアアアアアアアアアアア!!』
「和紗ーーーーーーーーーー!!」
『…亜…美、この人……美羽殺し……ま…』
「和紗!!和紗ーーーーーーーー!!!」
12
:
裕子
:2012/01/02(月) 19:36:28 HOST:FOMA-FLAT-080-95-18-117.enjoy.ne.jp
次の日
「昨日、柊和紗さんが…何者かに殺されました」
先生は泣きながら言った
「和紗…和紗ぁぁ…………」
麗娜が泣いた
―――――――――放課後
「和紗は死ぬ時に私に犯人の頭文字を教えてくれた。名前か苗字か
わかんないけれど…」
麗娜がみんなに言った
「苗字でも名前でもいいから頭文字が「ま」の人前に来て」
ほとんどの人が集まった
丸岡高志(まるおかたかし)
村上雅美
堺真央(さかいまお)
真野聡志(まのさとし)
田原愛実(たはらまなみ)
この5人の中に犯人が…?
一体誰……………?
13
:
名無しさん
:2012/01/02(月) 19:38:29 HOST:wb92proxy11.ezweb.ne.jp
Dの彼女がいるよー苦笑
変態の彼女が笑い
14
:
裕子
:2012/01/02(月) 20:05:34 HOST:FOMA-FLAT-241-91-18-117.enjoy.ne.jp
この中に犯人がいたら…たとえ雅美でも許さないかも
「なんで俺らなんだよ!ほかのクラスかもしれないだろ!」
聡志が叫んだ
「そんなこと言うと聡志が疑われるわよ」
愛実が言った
「とにかく!みんなのアリバイを聞かせてもらうわ
場合によっては携帯とか見せてもらうから。まず高志」
「まず死んだ時間を聞いてから」
「あっ、そうだった…えっと…10時くらい…」
「あぁ、その時間なら俺は家にいたよ」
「だれか高志が家にいたの証明できる人いる?」
麗娜が聞いた
「あたし…」
愛実が来た
「高志が家に来たとき忘れ物したから届けに行った」
「高志が出た?」
「うん」
だったら高志と愛実は犯人じゃない?
「ちょっと待って、美羽や真子を殺したかもしれないわよ」
「何言ってんだよ、これは連続殺人だろ」
「そうとは限らないわよ」
聡志と真央が言い合っている。ほとんど喧嘩だ
「やめてよ2人とも!それともあんたたちが犯人?」
麗娜が叫んだ
「はぁ!?こんなのと一緒にしないで!」
「こっちのセリフだブス!」
大丈夫かなぁ…………
15
:
裕子
:2012/01/02(月) 20:27:04 HOST:FOMA-FLAT-241-91-18-117.enjoy.ne.jp
それからみんなにアリバイを聞いた
まとめるとこんな感じ
高志⇒家にいた
雅美⇒コンビニにいた
真央⇒家にいてパソコンをやっていた
聡志⇒家にいた…らしい
愛実⇒高志の家にいた
「どうやら一番怪しいのは聡志みたいね」
愛実が言った
「うるせえ!さっきから言ってるだろう!ずっと家にいたってよぉ!」
「だってわかんないじゃない」
「ホントはお前なんじゃねぇの?」
「何言ってんのよ!あたしにはアリバイがあるわよ!」
「どうせうそだろ!お前はうそしか口にしたことねぇだろ!!」
「そんなわけないわよ!今本当のこと言ってるわよ!」
そう言って愛実は聡志をビンタした
「いってぇーな!よくも殴ったな!人殺し!!」
「私は殺してなんかいないわよ!」
どうしちゃったのよ2人とも…………
16
:
裕子
:2012/01/02(月) 20:38:06 HOST:FOMA-FLAT-241-91-18-117.enjoy.ne.jp
「愛実が犯人だ!俺は殺してない!」
「あたしだって!なんであたしを疑うの!?」
「おまえ自分で言ってたじゃねぇか!佐々木も佐藤も調子乗っててうぜぇって!」
「言ったことは認めるけどそれだけで疑わないでよ!」
「とにかくお前が犯人だ!警察呼んでやる!」
そう言って聡志が携帯を取り出した
「やめて!」
愛実が携帯を取り上げた
「携帯返せ!」
「いやよ!!あたしが犯人って言うでしょ!」
「あぁ言うよ!言われたくねぇから取ったんだろ!返せ人殺し!」
「もう知らない!聡志のバカ!バカ!バカ!」
愛実が出て行った
「愛実!待って!」
「ほっとけ!あんな奴!」
「聡志言い過ぎよ!」
「謝ってこいよ!!」
みんなが聡志に言い寄ってる………………
17
:
愛歌
◆EFyjchDnb.
:2012/01/03(火) 11:39:50 HOST:proxyag072.docomo.ne.jp
主様!宜しくお願いします!小説を書かせていただきますね!
\主人公/
名前:安茂里類歌
読み:あもりるいか
性別:女
それは…まるで嵐のように、突然起こった出来事でした。
−第一話−
〜友達の死〜
「わぁ!此処が高校かぁ!」
え?お前は誰?申し遅れました。私は安茂里類歌と言います。実は、私!今日!高校一年生になるんです!しかも仲の良い二人の幼なじみと同じクラスなの!
「るせーな!高校ごときで驚くなっつーの!」
コイツは、品浜雅人(しなはままさと)。私の幼なじみの一人。ちょっとムカつくけど良い奴だよ。けど、男のクセに背が小さいの。
「雅人!類歌を困らせるな!」
この子は、葉山泉(はやま いずみ)。私達のお姉さんのような存在。背も一番高くて、スタイルも良いの。
勘違いしないでね?主人公は私だよ?なんて…こんなごく普通の日が…ずっと続くと思っていた…明日になるまではね…
第二話に進みま〜す!
18
:
愛歌
◆EFyjchDnb.
:2012/01/03(火) 11:52:48 HOST:proxyag071.docomo.ne.jp
−第二話−
〜幼なじみのダイニングメッセージ〜
高校生活初日目は普通に過ごせた。
でも…事件は高校生活二日目に起きた…
「オスッ!類歌!」
雅人は何時も変わらず、私に挨拶をして来る。
「よ!雅人」
私も挨拶をした。礼儀だよね。
「あれ?今日、泉居なくね?」
そういえば…幼なじみ三人は家が隣同士だから、普通なら、一緒に行くのに…
「泉だって遅刻くらいするんじゃない?」
そんな会話をしながら、私と雅人は学校に行った。校舎を上がり、教室のドアを普通に開けて、何時もどうりに友達と会話をしていた。
そしたら…
「お前らに大事な話があるから、早く席につけ。」
先生がいきなり入ってきて、しかも暗い表情をしていたから、みんな席に座った。
「話とはな…昨日の午前0時に、葉山泉さんが、何者かに殺された。」
先生は何か気まずそうに言ってる…嘘でしょ?何で泉が…ハッ!もしかしたら、泉のことだから……
「先生!もしかしたら、塾の帰りに殺害されていませんか!?」
先生から帰ってきた言葉は…
第三話に続く!
19
:
裕子
:2012/01/03(火) 22:12:16 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
次の日 (「れいな」の「な」の漢字を変えます すいません!!)
「ねぇ!3年の黒沢朱音(くろさわあかね)さんが亡くなったって!」
黒澤朱音…?
誠先輩の彼女だ!
どうして!?先輩の彼女が!?
「また愛実かよぉ。とうとう先輩を殺したか」
聡志がこんなことを言った
すると、真央が怒鳴った
「まだそんなこと言ってんの聡志!?
愛実が犯人だっていう証拠もないくせに!」
真央の言葉に聡志が逆ギレした
「うっせぇな真央!お前も家にいたかどうかわかんねぇだろ!!」
「ちゃんといるわよ!お姉ちゃんが証人よ!」
麗那が叫んだ
「いい加減にしてよ2人とも!」
2人は少し黙った
しばらくすると聡志が言った
「大体亜美があんなこと言うから悪いんだろ
俺は犯人じゃねぇのに…愛実なのに…」
「まだ愛実が犯人だと思ってるの?」
雅美が冷静に言った
「あぁそうだ!俺は愛実以外考えられねぇ!」
真央は怒った声で言った
「とにかく愛実が着たら謝りなさいよ!」
「嫌だね!愛実なんか来んな!」
「サイテー!聡志なんか殺されちゃえばいいのよ!」
真央が思いっきり叫んだ
「何だとぉ!?」
聡志が真央を殴った
「ちょっと!何てことするのよ!」
私は聡志に向かって叫んだ
「サイテー!女の子を殴るなんて!」
「聡志!それはやり過ぎだ!真央も悪いけど殴るなよ!!」
「うるせぇよ!なんで俺ばっかり責めるんだよ!愛実や真央を責めろよぉ!」
聡志はそう叫ぶと真央に向かって言った
「いいよな女子は!殴られたらかばって貰えて!」
そして愛実の席に向かって叫んだ
「愛実もさっさと面出せよぉ!逃げてんじゃねぇよぉ!!」
そう言って聡志は教室を出た
聡志…恐怖で狂ってしまったのかな…それとも………………
20
:
裕子
:2012/01/03(火) 22:31:49 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
次の日
私はたまたま教室に一番乗りだった
ということで職員室に鍵をもらいに行った
教室に戻ると雅美たちが待っていた
「ごめん遅くて!」
「いいよ!早く開けて」
私は鍵を開けた
そして教室に入ると………
「…ま、愛実?」
麗那が声を震わせて言った
愛実の席を見ると、愛実が座っていた
「え…?愛実?なんでそこにいるの?」
私たちは愛実の所へ近寄った
「愛実!」
雅美が愛実の肩を強く押した
そして
愛実はそのまま床に倒れた
「…愛実?どうしたの?……愛実」
私は愛実に話しかけた
「どうした?」
高志が入ってきた
「愛実が…愛実が…」
雅美が震えた声で言った
「ま、愛実?どうした愛実!愛実!返事しろ!」
高志が愛実を揺さぶって胸に顔を当て、耳を済ませた
起き上がると高志は顔が真っ青で今にも倒れそうだった
「た、高志?愛実は…」
高志は小さな声で言った
「……………死んでる」
21
:
裕子
:2012/01/03(火) 22:45:31 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
「うそ……愛実…愛実ぃぃぃぃ!」
麗那は狂ったように叫んだ
「愛実が死んだ?うそでしょ?」
「本当よ真央」
「愛実とうとう自殺したか!あぁせいせいした!!」
聡志が笑いながら言った
その時、高志が聡志を殴った
「ふざけんな聡志!お前はまだそんな事を言うのか!頭おかしいだろ!
お前狂ってる!精神科行け!」
「なにすんだよ高志!愛実は自殺だろぉ!?」
「自殺じゃない!愛実は殺されたんだ!首に紐で絞められたあとがあった!」
高志の言葉でみんなが騒いだ
「愛実も殺された?」
「一体犯人は誰?」
「どうなってるの?」
そして高志は言った
「俺は聡志が犯人だと思う!」
「な…何だと!?」
「愛実が死んだことによって怪しいのは聡志だけに絞られたんじゃないのか?」
「…ということは高志も愛実が犯人だと思ってたの?」
雅美が高志に聞いた
「そんなわけねぇだろ。俺の彼女なのに…」
「え?彼女?ということは付き合ってたって事?」
「…あぁ」
みんな黙った
まさか…犯人って…
22
:
裕子
:2012/01/03(火) 23:06:02 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
ではさいなら〜
23
:
愛歌
◆EFyjchDnb.
:2012/01/04(水) 17:08:34 HOST:proxy10021.docomo.ne.jp
裕子さんの小説ウマイ!自分がチッポケです…(泣)(泣)
−第三話−
〜友達からのダイニングメッセージ2〜
私の問いを聞いて先生はビックリしていた。多分合っていたんだろぅ…そんな事を考えていたら、いきなり先生が…
「安茂里さん。何故そう思うのですか?」
って、言ったんだ。あ…遅れていた。先生は、七海結香(ななみ ゆか)さん。女の先生だよ。
「だって、この時間帯は毎日、泉は塾の時間だもん。」
私は軽々思った事を言った。なんか冷たい視線を横から…雅人だな。コイツは無視して、詳しく話さなきゃ…
\第四話に続く/
24
:
裕子
:2012/01/05(木) 16:18:29 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
「亜美は誰が犯人だと思う?」
雅美が聞いてきた
「私は……」
答えようとしたら真央が言ってきた
「聡志でしょ?ねぇ聡志でしょ?」
私は答えるのに戸惑った
雅美が言ってきた
「まだわかんないじゃん」
「でもクラスのほとんどは聡志って思ってるんじゃない?」
「それもまだわかんないよ」
私には喧嘩っぽく聞こえたので言った
「もうやめてよ2人とも…」
「じゃあ亜美は誰が犯人だと思ってんの?」
「………………」
私は答えることができなかった
意外な人物だから………
25
:
愛歌
◆EFyjchDnb.
:2012/01/05(木) 16:24:14 HOST:proxy10085.docomo.ne.jp
続きを楽しみにしてます!!
頑張って下さい!
26
:
裕子
:2012/01/05(木) 16:32:08 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
『雅美へ 今日の夜10時に夜空公園で待ってます 亜美』
私は雅美にメールした
午後10時
「亜美…何のよう?」
私はしばらく黙った
そして言った
「……雅美が犯人でしょ?」
雅美は一瞬戸惑った
「………どうして?」
雅美は「違う」とは言わなかった
「……本当は和紗と電話した時にわかった」
「え?「ま」としか言わなかったんじゃないの?」
「あの時、最後のほうで聞こえたんだ
「まさみ」って」
そう、あの時聞こえたんだ
和紗が殺される間近に
『…亜…美、この人……美羽殺し……ま…………雅美… ガチャッ』
「………………………」
雅美は黙り込んだ。そして……
「私には聞こえなかったのに、亜美には聞こえてたんだ」
27
:
愛歌
◆EFyjchDnb.
:2012/01/05(木) 16:36:15 HOST:proxy10085.docomo.ne.jp
ハッ!間違えて此処に小説書いてた!
すみません!
スゴいです!頑張って下さい!
28
:
裕子
:2012/01/05(木) 16:46:10 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
「やっぱり…雅美が犯人なの?」
「そうよ…私が殺したの!美羽も和紗も愛実も!」
静かな公園で叫んだ
町外れの公園だからそんなに聞こえない
「……佐々木さんや黒沢先輩は?」
「それは私じゃない」
「じゃあ誰?」
「…………………」
「雅美?」
「誠…………」
「誠…?もしかして誠先輩!?」
「そうよ。私と付き合うために」
付き合う…ため…?
「私と誠は付き合ってた。でも彼女にばれて誠が殺したの」
「うそ…うそでしょ…」
「亜美?どっちにショックを受けてるの?私?それとも誠?」
「雅美によ!!」
私は叫んだ。雅美は少しびっくりしていた
「雅美のせいで先輩は…彼女さんを……」
「誠は後悔してないわ。「そろそろ朱音に飽きた」って言ってたし」
「うそ!うそうそうそぉ!!」
私は狂ったように叫んだ
29
:
裕子
:2012/01/09(月) 15:01:01 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
「亜美、今すぐ私を殺して」
「雅美………?」
「私は犯罪者よ。生きていく価値がないわ」
「そんな……」
「知ってる?数十年位前におきた殺害事件。犯人は村上正樹
私はその人の生まれ変わり」
雅美が…生まれ変わり?
「うそよ…生まれ変わりだなんて」
「村上正樹には弟がいた。弟は周囲から嫌われていたけど無理して結婚した
そして私が生まれた」
「………まさか」
「そう。弟は私のお父さん」
雅美のお父さん……
「だから私は村上正樹の血が流れているのよ」
「うそだ…」
「覚えてるでしょ。私がいじめられていたの」
そうだ…雅美は入学してしばらくたつといじめられていたんだ
「その時よ、みんなを殺そうと思ったのは」
雅美…………
30
:
裕子
:2012/01/22(日) 22:10:06 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
「でもね、亜美だけは助けてくれた。だから決めた
亜美だけは殺さないって」
「でも…でも…」
「亜美?」
「許さない…絶対許さない!!」
私は大きな声で叫んだ
「雅美…ひどいよ!!」
「そう、その気持ち。私を殺す気になったでしょ」
「ええ、そうよ!」
私は勢いよく雅美に飛び掛った
そして首をつかんだ
「雅美…信じてたのに」
「ごめんね…亜美。私だって本当は…」
「それ以上言わないで!言い訳になりそうだから!!」
雅美の綺麗な瞳から涙がこぼれた
あの気が強い雅美が…
「私…泣くの久しぶり…だな」
「私なん…か、最近…泣きっぱなしよぉ」
「…………………」
31
:
裕子
:2012/01/25(水) 16:30:27 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
「私は言い訳な…かしな…い…けど……これだ…言わせ……て」
「何よ?」
「ごめ……ね……あり…が…と……う」
そう言って雅美は
静かに目を閉じて
死んだ
「雅美なんか…雅美なんか…」
頭がクラクラしてきた。目が痛い
さっき別れが訪れた
決して望んだわけではない
永遠の別れ
16年という短い生涯で
雅美は私の目の前で
私が首を絞めて
この世からいなくなった
「雅美…あそこへ連れて行ってあげるよ」
32
:
裕子
:2012/01/25(水) 16:54:30 HOST:pdf8708e4.aicint01.ap.so-net.ne.jp
(完結なので長く書きます)
そういうと私は
いつかみんなで行った
海岸へ行った
「夜の海って綺麗…
ってか雅美重いよ…ははっ」
雅美を背負いながら笑った
ほとんど無理して笑っているかも
そして砂浜に雅美を寝かせた
「雅美…本当に綺麗だね…海」
5月に美羽、和紗、麗那、雅美、私でここに来た
「海綺麗だね!!夜になるともっと綺麗だよきっと」
X
「今って6月だよね。ちょっと肌寒いな…」
雅美ひどいよ。みんなを殺すなんて
「亜美」
後ろから声がした
振り向くと麗那がいた
「麗那…」
「誰…?その子。雅美?」
「そうよ。私が殺した」
「え?」
「ごめん麗那。あんたも死んでもらう」
え?私なんて言った?
身体が…勝手に動く!!
『速報です M区2丁目で殺人事件が発生しました
犯人は草薙亜美容疑者 16歳
草薙容疑者はクラスメイトを次々と殺し
最後の犠牲者 小鳥遊麗那さんを殺害したあと
自首しました』
美羽たちを殺したのは
私だと言った
雅美が犯人は嫌だから
今私は電気椅子に座っている
会いに行くよ
雅美
終わり
33
:
はあ?
:2012/01/25(水) 16:58:09 HOST:wb92proxy11.ezweb.ne.jp
Are you Sarin??
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