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Fifteen

1:2011/12/21(水) 17:08:01 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
初めまして、蓮です!

*1行レス&荒らしなどのコメントはやめてください。
雑談も控えてください。
*今のところ予定はしていませんが、
少しグロい描写が入るかもしれません。
入る場合は一番最初に書くので、苦手な方はUターンおねがいします。
*どこか他作品に似ている等あるかもしれないですがオリジナルのつもりです。
*アドバイスなどは大歓迎です!!

6 ◆K93dPA6uGM:2011/12/25(日) 06:36:28 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
一つ一つの部屋を見ていく。
昨日楓がきれいにしていたのでとてもピカピカだ。
しかも大きい。
廊下も、窓も、ドアも、部屋も、家具も、私が住んでいた家には絶対ないようなものだった。
いろいろな部屋を見ていると、一つだけ雰囲気の違うドアがあった。
他のドアと比べて大きく、装飾もしてある。
鍵はいくつか掛けられてとても厳重だ。
私的には金庫のある部屋をそうしてほしいと思うのだが。

「さっき借りた鍵の束のどれを使っても開かないし…。」

鍵穴は全部で5つ。
全てが全て妙な形をしていて、部屋を出る前に借りた全ての部屋の鍵のどれを使ってもはまらなかった。
でもこの鍵穴の形、どこかで見たことが…

「お嬢様。」
「楓!」
「そこはダメございます。
 開かないし、開けてはいけないので。」
「開けてはいけない?」
「いえ、なんでもございません。」

楓の言葉が気になる。
でもどうせ今は開かないし、あきらめて部屋に戻ることにした。
見たことがある形を見かけたらもう一度あの扉に行こう。

7 ◆K93dPA6uGM:2011/12/27(火) 07:14:03 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
▼紋章

「結局あの扉は謎のままだなぁー。
 あの鍵穴の形もどこで見たんだっけ。」

ベッドに寝転がる。
やっぱり前の物よりもふわふわだ。
しばらく寝ていると部屋のドアがノックされた。

「はーい。」

ドアを開けて入ってきたのは柊。
手には小さな箱を持っていた。

「お嬢様、廊下に落ちていました。」
「何だっけこれ…………あぁぁ!!!」
「ど、どうなされました?」
「お母さんが死ぬ前にもらった奴!
 すっかり忘れてた…。」
「そうなんですか、お母様の形見…。
 あってよかったですね。」
「うん!ありがとう柊。」

急いで箱を開けて中を見る。
中を見るのはお母さんが死んだばかりの幼稚園の時以来。
中身が何だったかも覚えていない。
でも箱がとてもきれいだったのは覚えている。
箱を開けると中にはペンダントが入っていた。
ペンダントについているのは青く透明でとてもきれいだ。

「あ、この模様!」

扉にあった鍵穴の形。
でも模様で鍵は開けられないし…。
どうしよう?


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