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HOPE
1
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/18(金) 18:15:42 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「こんな家、もう嫌だ!!」
苦しい。逃げても逃げても逃げ切れない。
どこへ逃げてもつらい現実が追いかけてくる。
だったら……
死んじゃえばもう追いつけないかな?
2
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/18(金) 18:18:06 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
佐為とかいて『さい』ってよみます^^
動物じゃないですよw
一応元ネタありますb
HOPEは希望と言う意味です。
これからよろしくお願いします!
3
:
ゆめ
:2011/11/18(金) 18:38:51 HOST:p2152-ipngn100102niho.hiroshima.ocn.ne.jp
バンドの名前ですwww
HOPEはwww
親近感わきますわ〜p(^^)q
4
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/18(金) 19:38:09 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「今日はこの前にやった将来の夢のプリントを一人ずつ発表してもらいます」
もう私には夢も希望もないっての。
今は英語の時間。
ひとつ前の英語の時間に将来の夢を英語で書くプリントをやった。
それでこの時間はその内容を発表する時間。
将来の夢なんて思いつかない。
…というよりは考える暇がない。
「次は杉田さん。」
「すみません、将来の夢がなくて書けませんでした。」
「仕方ないわね。次からは気をつけてくださいね。」
私には夢も、希望も……
○
「将来の夢なんて……。」
家に帰って私はすぐに部屋に向かった。
何もする気が起きなくて、すぐに寝た。
英語の授業でやった『将来の夢』がとても、とても不愉快だったから…。
5
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/18(金) 19:39:16 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
ゆめs>
バンドやってるんですか?
私バンド見るの大好きです♪
6
:
燐
:2011/11/18(金) 19:43:38 HOST:zaq7a66c1fa.zaq.ne.jp
hopeですか・・・。
希望ですね。
いい名前です。
7
:
ゆめ
:2011/11/18(金) 20:09:27 HOST:p2152-ipngn100102niho.hiroshima.ocn.ne.jp
>>さい
バンドやってるヨ♪大好きなんだ〜メジャーデビュー目指してるんだ☆
>>燐
めっちゃ冷静―――w
8
:
燐
:2011/11/18(金) 20:10:19 HOST:zaq7a66c1fa.zaq.ne.jp
ゆめ>>じゃ、何でそんなテンション高いんですか?
9
:
ゆめ
:2011/11/18(金) 20:12:52 HOST:p2152-ipngn100102niho.hiroshima.ocn.ne.jp
なんでかな?久しぶりの掲示板でハイになってるのかもね…w嫌な事があった時こそハイテンションになる!
っていうかなろうとしてるからかな?(^^)
10
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/18(金) 20:15:44 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
燐s>
ホープっていいですよね〜♪
私の好きなキャラにホープってのが居るんでs((黙
ゆめs>
メジャーデビューですか!?
すごいですっ((*o・ω・)
デビューしたら絶対見ます!!
11
:
ゆめ
:2011/11/18(金) 20:17:43 HOST:p2152-ipngn100102niho.hiroshima.ocn.ne.jp
ヨロシクね〜www多分できる!そう信じなきゃ生きてかれないよ〜w
もうゆめにはバンドしかない((泣
12
:
燐
:2011/11/18(金) 20:24:31 HOST:zaq7a66c1fa.zaq.ne.jp
ゆめ>>デビューするんかw\(゜ロ\)(/ロ゜)/
私は将来作家だぜぃw
佐偽s>>www
アニメキャラですかw
いいですねw
13
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/18(金) 20:25:36 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「咲!!
寝てないで勉強しなさい!!」
今帰ってきたのか、下からお母さんの怒声が聞こえる。
「……分かった。」
お母さんはいつも私の顔を見るなり『勉強』ばっかり言ってくる。
どうせお母さんにとっては私は勉強してもらうだけの道具にすぎないんだろうな。
でもずっといろいろ言われるのもそれはそれで面倒なので仕方なく勉強する。
14
:
ゆめ
:2011/11/18(金) 20:56:42 HOST:p2152-ipngn100102niho.hiroshima.ocn.ne.jp
>>燐
メジャーデビューまじで考えとるンす☆この前あの大プロダクションAに応募しよう!
って履歴書書いたのォ!皆が出してOkか聞いてから出すのです(_ _ )
燐―――なら多分なれるさ〜あんまり作家さんになる難しさとか分かんないけど…
がんばれ!
15
:
燐
:2011/11/18(金) 20:57:54 HOST:zaq7a66c1fa.zaq.ne.jp
ゆめ>>いや・・3個あるねんなw
作家と詩人と声優って言う・・・;
多いやろw
チャット化なってるから消えるw
16
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/19(土) 07:16:26 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
勉強しなさいと親に言われるのは普通の光景かもしれない。
でも、テスト返却の時は。成績を渡されるときはどうだろう。
成績は合計が43以上なければ怒鳴られるし、
テストは学年で1位か2位を取らなければいけない。
少しでも悪いと晩御飯ぬきだったり、ひどい時には家にすら入れてもらえない。
その上普段から料理以外の家事はほとんど私。
いろいろと考えているとここで勉強をしていることがバカバカしくなった。
家を出ようとすると案の定母親に「べんきょうは!?」と聞かれたけれど
何も答えずに靴をはき、家を出た。
「……もう嫌だ。」
逃げた、お母さんから……。
初めてだった。
家を追い出されるのも晩御飯ぬきなのももう嫌だった。
そんなことをされるくらいなら一人暮らしをしたいと思った。
でもこれからどうしよう。
勉強から抜け出したはいいけど行くところが思いつかない。
考えながら歩いていると誰かにぶつかった。
『あ、すみません。』
顔を見ると私と同じくらいの男子だった。
というか同じ学校の制服で、私の学年色の青の校章をつけていた。
あれ、こんな人いたっけ??
でも7クラスもあるんだし知らない人が居てもおかしくはないか。
--------------------------------------------------------------
前に書いた小説を探さなきゃいけなくなるので
雑談は控えるか自分の小説のところでしてください<(_ _)>
お願いします^^
17
:
燐
:2011/11/19(土) 11:43:21 HOST:zaq7a66c1fa.zaq.ne.jp
佐偽s>>すみません。
今すぐ立ち去ります。m(__)m
18
:
ゆめ
:2011/11/19(土) 19:34:50 HOST:p2152-ipngn100102niho.hiroshima.ocn.ne.jp
感想
私はまだ小学生だから、そこまでひどくはないけど、少し似てる所があるかな。
共感できる!得に逃げ出したい!って所はめっちゃ共感!
めっちゃこの後が楽しみです!早くみたいな♪
19
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/19(土) 20:47:34 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「あれ、杉田さんじゃん。」
あれ。相手は私のこと知ってる?
そんなに有名だったっけ…。
「あ、俺は杉田翔。」
あ。同じ名字だ。
…そう言えば居た!
同じクラスになったことはないけれど私より頭がよくて、同じ名字の人。
人の顔や名前を覚えるのが苦手で、全然覚えていなかった。
「杉田咲です。」
「っていうか杉田さん。
どうしたの、こんなところで。」
「もう家に居たくなくって。杉田君は?」
「ただの散歩。」
「ふーん、そっか。じゃあね。」
特に杉田君とは関わりがあったわけでもないし、
話すこともなかったのでどこかに行こうとすると
「ちょっと待って。
……いきなり変なこと聞くけど、何か悩んでる?」
「え?」
一瞬心が読まれたのかと思った。
-------------------------------------------------------------------
燐s>
あまりたくさんでなければ全然いいですよ^^
ゆめs>
本当に逃げだせればいいんですけどねw
ありがとうございます^^
20
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/21(月) 17:56:40 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「なんで?」
「言っても信じてくれないから言わねェ。」
「えぇ、絶対信じる!」
「ふーん、じゃあ。」
そう言って杉田君が私の肩のあたりをポンと叩く。
「ここにお化けがいるって言われてもか?」
……お化け?
お化けは全然怖くないけど、お化け?
まさかそんなの居るわけがない。
「うん、信じる!」
「ウソだろ。」
ばれた。
確かに嘘だけれど私は嘘をつくのが上手い自信はある。
やっぱり心を読まれてるのかな。
「言ったろ、そこにお化けが居るって。
そいつが教えてくれてんだよ。」
「いやいやいや、そんな馬鹿な。」
するといきなり肩に何か重いものがのっかった気がした。
ちらっとその方向を見てみると…
「えぇぇっ!?なんか居るよ、何これ!!」
「だから言ったじゃねーか!!」
もしかしてお化け?
21
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/21(月) 21:44:18 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
その後。
肩にちょこんと乗っている猫みたいな、
でも猫じゃない変な生き物について説明をしてもらっている。
なんだか複雑な話でとても長いらしく、場所を移動した。
私の家は嫌なので他のところがいいと言うと杉田君の家になった。
『なんで今日会ったばかりの見ず知らずの人の家に行くんだ?』と思ったけれど
説明してくれる訳だし、しばらく家に帰らなくてもいいのでありがたく行くことにした。
「おじゃましまーす…。」
「誰もいねェっての。」
「いや、絶対に何かいるよ。霊とか。」
杉田君の家はお寺だった。
京都じゃなくてもこんなにきれいなお寺があるんだなと思った。
とりあえずお金を入れてお参りしてからお寺の中に入る。
杉田君はいろいろなことを話してくれたけれどほとんど理解ができなかった。
分かったことは、
私にずっとくっついてくるのは『ケットシー』というアイルランドの神話に出てくる猫の霊らしい。
そして私の守護霊ということも分かった。
22
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/22(火) 06:57:34 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「じゃあなんで私の守護霊が私の心を全部話してるの。
守護されてる感じないんだけど。」
「誰の守護霊もそんなもんなんだよ。
生まれつき見える人は絶対に居ないし。」
杉田君はなんだか悲しそうな顔をしていた。
人の心が見えてしまうのが嫌でそのような顔をしているだろうか。
その時、寺の外で大きな音がした。
急いで外に行くと熊が居た。
「お前…!!成仏したんじゃ。」
「成仏ってことは……霊?」
「あぁ。」
熊は杉田君の言葉には耳も貸さずに壊し続ける。
するといきなり私たちのほうを向いて走ってきた。
「杉田!逃げて!」
「え?」
杉田君は私の手を引っ張って熊から逃げようとした。
でも間に合わなかった。
私は熊に服を掴まれてしまった。
するとケットシーが熊に思い切り引っ掻いた。
熊は大きなうめき声をあげて倒れて行く。
私は近くにいたケットシーを抱えて急いで熊から離れた。
「おい、大丈夫か!?」
「うん、大丈夫。」
「もっと気をつけなきゃな……。」
23
:
佐為
◆i1dsf7QlIM
:2011/11/23(水) 07:31:05 HOST:PPPbm5327.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「あれも誰かの守護霊…?」
「違う。
あれはただの霊。」
「ふーん…………えぇ!?」
「まぁ気にすんな。
それよりももう暗いし送ってこうか?」
今日は料理もサボったし帰る気がしない。
私の携帯にGPS機能はないし、杉田君のことは親も知らない。
だったら…
「今日一日野宿する。」
「はぁ!?」
「だからここで寝てもいい?」
「いや、俺は良いけど…風邪ひくぞ??」
「家に帰るよりはまし。」
「はぁ、じゃあ中入れ。」
杉田君が軽く手まねきしてから中に入った。
「いいの?」
「俺のせいで風邪ひかれると困るんだよ。」
杉田君のせいではないと思うけど……
入れてくれるなら甘えよう。
さっきから甘えてばかりだけど。
「ありがとう、杉田君。」
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