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Happy☆Love☆Sweets
10
:
チョコ
:2011/10/15(土) 18:08:21 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
◇ ◇ ◇
あ~~っ。
ついに言ってしまった・・・。
あたしは今家庭科室の前に立っている。
あたしは手で顔を覆った。
もう、やだよ~。
お姫様抱っこされて、脅されて(?)、入部させられて、準備するから家庭科室の前で待っとけって言われて・・・。
最悪・・・。
「お待たせ☆」
先輩がニコニコしながらあたしの方へ走ってきた。
あたしは顔を覆っていた手を先輩の方へ差し出した。
「渡したい物っていうのを出してください」
「あ、ハイ」
先輩は左手に持っていたエプロンとバンダナをあたしに差し出した。
・・・マジで料理するんだ・・・。
あたしはエプロンとバンダナを受け取り、渋々着替えた。
11
:
燐
:2011/10/15(土) 18:24:12 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
チョコ>>アドバイスなんやけど。
☆とか♪は小説につけない方がエエよw
採用するかはチョコ次第やけどなw
12
:
チョコ
:2011/10/15(土) 20:16:07 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
うん^^
わかった^^
今度から気を付けるね
13
:
燐
:2011/10/15(土) 20:16:50 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
チョコ>>おっw
採用してくれるんかw
ありがとうなww
14
:
チョコ
:2011/10/15(土) 20:56:42 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
あたしのエプロンとバンダナはピンクだった。
あたしはピンクが嫌いではなかったので、あまり嫌味を言わなかった。
先輩のエプロンとバンダナは水色だった。
・・・よく似合ってる。
あたしはハッと気がついた。
あたし、エプロンの後ろの紐・・・リボン結びできないんだった・・・。
どうしよう・・・。
いくら不器用でも、さすがにリボン結びできるよね・・・。
「優姫ちゃん?どうしたの?」
あたしは顔が熱くなった。
「・・・何でもないです」
あたしは真結びをして誤魔化した。
15
:
麻実
:2011/10/15(土) 21:53:36 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
「…そう。じゃ、今日はホットケーキを作ろう!」
先輩は、微笑みながら言った。
「いきなりそんな…レベルの高いものを…!?」
「…へ?レベル…高いっけ…?」
「あたしから見れば…」
「…でも、大丈夫!俺がいるから!」
そう言って先輩は「買ってきたんだよ〜」と言いながら、材料を出した。
「卵と…なんですか、それ」
16
:
チョコ
:2011/10/16(日) 01:15:02 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
「ホットケーキミックス!」
先輩は嬉しそうに言った。
「さぁ、作るぞ~っ!」
「・・・先輩、楽しそうですね」
「何かを作ることって楽しいよ?」
「・・・全然」
「じゃあ優姫ちゃん、勝負しよう」
「・・・へ?」
「俺と色々な物を作って、優姫ちゃんが楽しくなったら、俺の勝ち」
「は、はあ・・・?」
「で、優姫ちゃんが楽しくならなかったら、優姫ちゃんの勝ち!」
「・・・なるほど」
「で、勝った人は負けた人にしてほしいことを言う!」
「面白いですね!」
「でしょ?で、負けた人はそのしてほしいことを断れない、とか?」
「うわぁぁぁ。やってみたい!」
「絶対俺の勝ちだな」
「いいえ、あたしの勝ちです」
「「絶対勝つぞ!」」
二人でピッタリハモッた。
放課後の家庭科室に笑い声が響いた。
17
:
チョコ
:2011/10/16(日) 01:18:22 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
何か、初めは優姫ちゃんが明るくて、今は佑樹君が明るいですね☆
ま、下手なので気にしないでくださいw
では、今日はこれで終わりです。
おやすみなさい^^
18
:
チョコ
:2011/10/16(日) 09:41:51 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
「さ、作ろ!」
「はい!」
まず、ボウルにホットケーキミックスと牛乳を入れた。
そして先輩は卵を握って、割ろうとした。
「いや、割らない方がいいな」
「何でですか?」
「優姫ちゃんが割った方がいいと思うな」
「へ・・・?」
あたし、卵割ると絶対卵のからが入っちゃうんだよね・・・。
先輩は卵をあたしに差し出した。
か
19
:
チョコ
:2011/10/16(日) 09:49:51 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
「先輩、卵あと何個ありますか?」
「それで終わりだよ」
ヒィィィィ!!!!!
これは益々ヤバイ!
「まさか優姫ちゃん卵も割れないの~?」
先輩は馬鹿にしている言い方だったので、あたしは腹が立った。
「卵位割れるわよ!!」
先輩はニヤニヤしている。
益々益々ヤバイ!!!!!!
あたしは泣きたい気持ちで卵に力を入れた。
20
:
チョコ
:2011/10/16(日) 09:52:34 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
今からお出掛けするので更新できません。
4時過ぎに帰って来ます^^
では^^
21
:
燐
:2011/10/16(日) 16:59:03 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
チョコ>>何か麻実と同じHOSTなんだが・・
同一人物か?
22
:
チョコ
:2011/10/17(月) 16:47:59 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
うん?
最初に書いてあるよw^^
同一人物よん^^
23
:
燐
:2011/10/17(月) 16:49:52 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
麻実>>そかそかw
良かった良かったw
知り合いかと思ってんw
24
:
チョコ
:2011/10/17(月) 16:53:34 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
燐って知り合いいっぱいいるもんね^^
25
:
燐
:2011/10/17(月) 17:05:17 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
そやねんw
いっぱい居るねんw
もう60人ぐらいは居るなw
26
:
燐
:2011/10/17(月) 17:07:50 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
てか・・もう一つの小説は書かへんの?
27
:
チョコ
:2011/10/17(月) 17:16:09 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
パカァっと卵がゆっくり割れた。
「う、嘘・・・」
な、なんとボウルの中に卵のからが一個も入りませんでした!!!!
「優姫ちゃんすごーい!」
先輩がほめてくれたので、あたしは嬉しくなった。
「さ、混ぜて混ぜて」
先輩も嬉しそうに言った。
びちゃびちゃっ、といつもならこぼれるけど、今日はこぼれなかった。
楽しい!
あたしは、絶対あたしの負けだな、と思った。
でも、今は言わないでおこう。
◇ ◇ ◇
「先輩、混ぜましたっ」
「じゃ、次は焼くよ~」
あたしはいつもなら嫌がるけど、今日は頑張ろうという気持ちになったので、文句を言わなかった。
じゅう~っと、いいおとがした。
「ひっくり返すのは、優姫ちゃんだよ~」
「はいっ」
あたしは元気よく返事した。
28
:
チョコ
:2011/10/17(月) 17:17:37 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
こっちが優先w
宿題が終わったら前のやつ書こうと思う☆
じゃ、またね^^
29
:
燐
:2011/10/17(月) 17:19:21 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
麻実>.了解w
メールしてエエか?
30
:
チョコ
:2011/10/20(木) 20:25:33 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
しばらくすると、ホットケーキの表面にプツプツと穴があいた。
生で初めて見た・・・!!
「優姫ちゃん、ひっくり返して!」
「は、はい!」
ホットケーキは見事にひっくり返った。
「優姫ちゃん、すっげー・・・」
まだ一日も経ってないのに、すごく上達しているような気がする。
楽しいと思うことも、大事なのかな?
「優姫ちゃん!お皿に移して!」
「あ、はい!」
あたしはフライパンを傾かせ、お皿の上に移した。
その工程を、三回繰り返した。
「できあがりっ!」
「優姫ちゃん、オメデトー!」
先輩もあたしも、微笑む。
「・・・けです」
「へ?」
「お料理、楽しいです。あたしの負けです」
先輩は驚いた顔をして、微笑んだ。
「俺の勝ちだな」
「ですね」
あたしは先輩と会話をしながら、ホットケーキに蜂蜜をかけた。
「先輩の、してほしいことって、何ですか?」
「・・・言っていい?」
「はい」
31
:
チョコ
:2011/10/20(木) 20:51:45 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
「この部活、やめないでほしいな」
「勿論ですッッ!」
先輩の顔がぱああっと明るくなった。
あたしは微笑んだ。
そしてホォークを持って来ようとして、歩くと、滑って転んだ。
「いてて・・・」
そして、何かにぶつかった。
「キャアッッ!!」
そこには大量のお皿が置いてあったんだったーーー!!!!!
あたしは手で頭を押さえた。
ガシャーーン!!と、激しい音がした。
・・・あれ?
痛く、ない?
そっと目を開けると、先輩がお皿を押さえていた。
お皿は二、三枚落ちて割れていた。
「先・・・輩?」
「優姫ちゃん、怪我はない?」
先輩は苦しそうな声で言った。
「ありません・・・」
あたしは腰を抜かしてて、立ち上がれなかった。
先輩はなんとかお皿を止め、あたしのほうを向いて、手を差し出した。
32
:
スズラン
:2011/10/22(土) 11:14:10 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
最初から読みました!
頑張ってください!
33
:
チョコ
:2011/10/23(日) 11:11:32 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
スズランちゃんありがとう^^
頑張るぞw^^
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