今の小学校は勉強をするための場所じゃない。 - 1318226062

1：のっぽ：2011/10/10(月) 14:54:22 HOST:EATcf-214p50.ppp15.odn.ne.jp: タイトルのとおりです。
今の小学校は、決して勉強をするための
場所ではなくなっていますｗｗ

そんな現実を描いた、私の初PC小説です！！

詳しい内容は、読んでからのお楽しみです。
2：のっぽ：2011/10/10(月) 15:04:58 HOST:EATcf-214p50.ppp15.odn.ne.jp: 　「月曜日。」と聞くと誰もがきっと、嫌がるに
違いない。俺もその一人である。月曜日と聞くと
自然といらいらしてきて、ストレスがたまる。
え？月曜日も大事な一つの曜日じゃないかって？
馬鹿を言わないでくれよ。よく考えてみるんだな。
とっても、気分のよい日曜日…。よい言い方をすれば
「素敵な休日。」とでも言おうかい？
すべての疲れが一瞬にして抜ける、日曜の
朝はどんなに気分がよいものか…。それに比べて
月曜日の朝はどうだい？母は、家族を起こすのに
頭がいっぱいで、いらいらしてるし…。父は父で、
妹を怒鳴りつけているし…。反対に、妹は
泣き叫んでいるではないか。そんな月曜日だということにも
かかわらず、あの、小学校というものはっ！！
3：のっぽ：2011/10/10(月) 15:18:27 HOST:EATcf-214p50.ppp15.odn.ne.jp: おっと、申し送れていたようだな。
俺の名前は鳥山　勇輝（とりやま　ゆうき）って
いうんだ。みんなからは、ゆっきーって呼ばれてる。
はっきり言うと、女の子みたいなあだ名で嫌だ。
でも、あだ名っていうのは、なんだかんだいって
ぬくもりを感じる…。（作者ののっぽは女の子です＾＾）
4：のっぽ：2011/10/10(月) 15:43:11 HOST:EATcf-214p50.ppp15.odn.ne.jp: 　さっきから自分で何を話してんのか
わかんなくなってきてるから…そろそろ、本題に
いくぜ＾＾

　大きく背伸びをして、安らぎを感じた穏やかな
屋上の午前中。今は、休み時間だ。20分間なんて
いったら、大人には短いかもしれないが、俺たち
子供にとっては、「十分な時間」って感じかな？
その20分間を、今日の俺は「屋上に行く」に
使ったみたいだ。最後に大きく深呼吸をして、
だらだらとした、授業に専念する、と誓った。
そして、俺はゆっくりと屋上のタイルを、
一つ、一つ、踏みしめて行った。すると、
階段の目の前で何かにつっかかった。
「あ、わりい。ぼーっとしてた。
　許してくれるよな？」
…やばい、胸が引きちぎれそうだ。
俺は、誰にも聞こえないような小さな声で、
「ぜんぜん平気だから…。」
といって、その場から、スッと横切った。
はあ…、はあ…。男子というものは、
女子の小さな優しさにぐっとくるものだ。
あいつは、女子の癖に…男子みたいだ。
「許してくれるよな。」なんて最低、
男子が使う言葉だ。それに、最近の女子なんか
男子よりも負けず嫌いで、強いから、
「てめえ、ざけんじゃねーよ。」みたいに、
ものすごく切れる…。なのにあいつは…、
なのにあいつは…。男子のことを一番理解
してくれる。そんなこと考えながら、
教室に入ろうとすると、クラスメイトからの
ブーイングされるより、つらい目で見られた。
「遅れました…。」
俺は、嫌だったが小さくつぶやいた。
同姓者はみな、しょうがないという目で見るが、
異性者はみな、にらみ続ける。
今の、小学生はこんな差別があるんだな＾＾；