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輝きの無い美術館
1
:
スズラン
:2011/10/07(金) 19:40:34 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
・・。
はい!!
小説の美術館です!
「禁断と真実の果実」で、ある作品と被ってたので、
題名を変えました。
短編集ですが、しばし、お付き合いください。
※短編は、1、2、3話と書いています。
2
:
スズラン
:2011/10/07(金) 19:59:25 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
ちょこっとお話
輝きの無い美術館
その日私は、古ぼけた美術館を見つけた。
私の友達、友と来ていた。
新品のように、輝きは無かった。
だけど・・・。惹かれるふいんきがあった。
「ねえ、言ってみようよ〜。」
友が言った。やはり、友は好奇心の多い子だな。っと
いつものように思う。
「まぁ・・。作品もあると思うし・・・。行って見よう!!」
ドアをゆっくり開けると、女の人が居た。
「貴方・・。本はお好きですか?」
可愛い声。美しいとも言える。
「はい。」
私たちは本が大好きだった。あるビルの8階で、私たちは出会ったのだ。
本が好きなコトで・・。
「では、このお好きな額縁を触ってご覧なさい。本が読めますよ。」
「へえ〜。」
私は面白半分で言った。
「ねえ。この本にしよう!“悲しみの昼休み”に!」
「いいよ。」
私たちはそっと額縁を触ってみた。
3
:
スズラン
:2011/10/08(土) 12:03:36 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
一話 悲しみの昼休み
「柏原さん!原田さんが呼んでますよ。」
「ありがとう。美菜子、何〜?」
私は昔からクラスの目立つ存在だった。
男子からも人気。告白されたこともある。
「何も〜。席替え楽しみだね!一緒が良いな〜^^」
「もう!そんなコト!?ま、私も楽しみだからいいけど・・・。」
でも・・・。席替えが楽しみにしている私が馬鹿だった・・。
4
:
スズラン
:2011/10/08(土) 17:27:33 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
「じゃ、今から席を言っていきますね。」
先生の大きな声で次々の人が呼ばれていく・・・・。
5
:
燐
:2011/10/09(日) 17:35:23 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
「此処は、前田、柏原。後ろは・・・。」
自分の席が呼ばれた。真ん中の後ろから、2番目。
6
:
スズラン
:2011/10/09(日) 17:35:46 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
燐にしてました〜><
7
:
スズラン
:2011/10/09(日) 17:43:12 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
ちょこっとお話 ♪
※音符は、ちょこっとお話の略にします。
「・・・・・・。あれ?ページが切れてる・・・・。」
2ページほど捲ると紙が破けていた。
「あの・・。これってなんですか?」
友が言った。すると、
「後は、貴方達の想像ですよ。」
女の人が言った。
「あの・・。言い忘れてましたがお名前は?」
「・・・・。里願です。」
里願さんは、言った。すると妙なことに気がついた。
「・・・。3年前亡くなった人の名前と同じだ・・・。里願さん・・。」
「ね!!朱莉!早く早く!」
友は何も築いてない・・・。そう・・・。罪もない顔をして・・。
8
:
スズラン
:2011/10/10(月) 17:44:25 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
あの・・・。
変な風になってきたので、違うのにします。
9
:
スズラン
:2011/10/10(月) 17:52:02 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
一話 紙飛行機
お願い行かないで・・・。
そうだ・・。紙飛行機・・。たった一つの・・。
これで・・。
10
:
スズラン
:2011/10/12(水) 18:47:34 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
アイツラは私達を引き裂いた・・。
運命も何も・・。
玲・・。会いたいよ・・・。
この紙飛行機が、貴方に届いて欲しい・・。な・・。
11
:
スズラン
:2011/10/12(水) 18:53:49 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
5年前――――――
「玲ー!」
私達は中のいい姉弟だった。
姉弟と言ってもふたご。幼稚園は、もも、すみれ、カンナと、同じクラス。
12
:
燐
:2011/10/12(水) 20:10:44 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
「椎奈!探してたんでぞ!」
私は昔からそそっかしかった。
あたしは椎奈(しいな)。弟の玲とは、好きなおやつも、皆半分こ。
とっても仲良しなんだ。
13
:
スズラン
:2011/10/12(水) 20:15:33 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
「何が?」
「何かが。」
「何?物体?何かの?」
「・・・。」
でも、この日までは、楽しく笑いあっていたのに・・・。
あの日にアイツは・・・・・。
14
:
スズラン
:2011/10/14(金) 19:46:39 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
>>12
間違えました;
正しくはスズランです。
15
:
スズラン
:2011/10/14(金) 19:49:32 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
小6の秋――――――
「え〜!?玲と別れる!?」
「うん・・。椎奈が、大田区に住むのよ。」
「大田区って・・・。ここから随分あるよ!}
16
:
スズラン
:2011/10/15(土) 12:18:21 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
}
は、」と思ってください。
17
:
スズラン
:2011/10/16(日) 18:04:02 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
「大人の事情よ。我慢しなさい。」
「・・・。」
そして私とお母さんは、大田区に住む事になった。
やっぱり新築は綺麗だった。
でも・・。玲が居ないとテンション上がらないな・・・。
私はリビングを飛び出すと、小さな個室が目に付いた。
「お母さん、この小さな部屋、何?」
18
:
スズラン
:2011/10/16(日) 20:12:22 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
「入ってみなさい。」
私は少し考えた。すると、
「うん。」
と、言葉を返した。
ドアを開けると、ヒノキのいい香りが漂う所だった。
風が気持ちよく、大きな窓が一つ、小さな窓が二つあった。
「ふふっ。いい所でしょ?」
「うん!」
19
:
スズラン
:2011/10/17(月) 18:09:19 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
「あそこの大きな窓を開けてごらん。」
何かあるのかな・・。と思って、窓を勢い良く開けた。
20
:
スズラン
:2011/10/19(水) 20:16:07 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
「何もないじゃん・・。ってうわぁ!!」
窓のカーテンが、くまや、兎のマスコットが飾ってあった。
「す・・。凄い!凄いよ!」
21
:
スズラン
:2011/10/21(金) 21:22:29 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
私は目を輝かせて、言った。
「あ・・。」
「ふふっ。」
少し微笑みかけるママ。
熊と兎って・・。思い当たるような事が・・・。
なんだっけ?
「熊は玲、兎は椎奈が好きだったでしょ?」
「あ・・。そう言えば。」
22
:
スズラン
:2011/10/25(火) 19:01:47 HOST:zaqd37c5e4d.zaq.ne.jp
ママ・・・。私の気持ち分かってくれてる・・。
でも・・。
23
:
スズラン
:2011/10/26(水) 16:22:22 HOST:zaqd37c5e4d.zaq.ne.jp
本当の気持ちは分からないの・・・?
「あ。今、クッキーが焼けたの。一緒に・・・」
「いいよ。ちょっと、用があるから。」
24
:
スズラン
:2011/10/29(土) 18:38:42 HOST:zaqd37c5e4d.zaq.ne.jp
ネタギレなので、しばらくお休み(-。-)y-゜゜゜
25
:
そら
◆yC4b452a8U
:2011/10/30(日) 21:20:30 HOST:p180.net112139158.tokai.or.jp
一行レスは控えた方がいいと思います。
失礼しました。
26
:
スズラン
:2011/10/31(月) 18:12:28 HOST:zaq7a66fee5.zaq.ne.jp
あ、分かりました。
これからは気をつけます。
27
:
スズラン
:2011/11/03(木) 11:29:39 HOST:zaq7a66fee5.zaq.ne.jp
お母さんをリビングに連れて行き、また、個室に入った。
「ここ・・。何か役立つことって・・無いかな・・。」
28
:
スズラン
:2011/11/05(土) 18:09:25 HOST:zaqdb739e91.zaq.ne.jp
少し考え込んだ。
「そうだ!」
と、声をあげて言った。
29
:
氷菜
:2011/11/07(月) 19:18:21 HOST:zaqdb739e91.zaq.ne.jp
「メッセージボトルを使えばいいんだ!紙飛行機を折って、その中に
手紙を書いて!」
「椎名・・・?何で大声出してるの?もうちょっと静かにして。」
30
:
スズラン
:2011/12/28(水) 19:50:04 HOST:zaq7a66fd57.zaq.ne.jp
「ごめん・・・。なさ・・い・・。」
メッセージボトル(紙飛行機版)は、何処に届くか分からないけど・・・。
やってみないと分かんない!
早速、手紙を書いた。
玲へ
玲?分かりますか?椎名です。
久しぶり。この紙飛行機で、文を・・。書きました。
さみしいけど、玲の事をずっと思っているよ。
大好き。また、遊びに行くね。
椎名
そうして、私だと分かるように、カーテンに吊り上がっていた、うさぎのマスコット
を、紙飛行機にくっつけた。
そして、願いをこめ・・・。遠く遠くに飛ばした。
遠く・・・・・・。北の方に・・・。
でも・・・。その直後に事件が起こった・・・・。
31
:
スズラン
:2011/12/29(木) 21:47:44 HOST:122.102.253.87
「椎名!ちょっと来て!」
お母さんに呼ばれ、千鳥足で、リビングへ向かう。
「このテレビ・・・。」
気まずそうなお母さんは、ぼうっと、真っ青だった。
お母さんの目線の方を見ると・・・。
涙が零れた。ぽろぽろと。
「玲が・・・・。死んだ・・・。」
私の心は、白紙になり、涙が前以上に零れた。もう出ないってくらいに、沢山。
でも・・・。もっとつらかったのは・・・。
死んだのは、刺されたからじゃない。毒薬を飲まされたからでもない。
自殺
そう思うと・・・。涙は、沢山沢山出て・・・・。
頭が痛くなるくらい出した。
私・・。ばかだぁ・・。
何であんな手紙出したんだろ・・・。
もう届かないのにね。
誰が読むんだろ・・・。あの、一つの紙飛行機は・・・・。
32
:
燐
:2011/12/30(金) 21:03:00 HOST:zaq7a66fd57.zaq.ne.jp
もう何処に行っても良いや・・・。
玲に届かないなら・・・・。さ・・・。
そんなコト思ってた私の目にある物が映った。
お姉さんと別れてその苦しさで自殺・・・
嘘でしょ・・・・。玲・・・・・。
そう思うと、涙が止まった。
ショックすぎて、言葉も出なかったのだろう・・・。と今になって思う。
「お母・・・・。さ・・ん・・・。」
そう一言言うと、また、個室に入った。
アイツラは私達を引き裂いた・・。
運命も何も・・。
玲・・。会いたいよ・・・。
届かなくても・・・。
紙飛行機は、貴方の心の中に辿り着いて欲しいな・・・。
33
:
スズラン
:2011/12/31(土) 16:22:03 HOST:zaq7a66fd57.zaq.ne.jp
3ヵ月後――――
あれか約三ヶ月。
玲はどうしてるかな・・・・。
天国では、気持ちよくしていますか?
34
:
氷菜
:2012/01/04(水) 16:55:55 HOST:zaqdadc28ab.zaq.ne.jp
その夜・・・。
やけに眠れない夜だった。
ふと、ベッドから、下りると天井に変な物を見つけた。
勢いで、声を上げてしまったけれどすぐにアレだと思った。
それは・・・・・・・。
「れ・・玲・・・・?」
玲のような優しい目つきで、髪型も全く同じだった。
まさかね・・・。と思って瞬間・・・・。
35
:
スズラン
:2012/03/29(木) 15:33:22 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
♪
「きゃーー!!」
私達は本の中に引き摺りこまれた。
「悪かったのよ、貴方達が・・」
END
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