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キライだけど・・・好きなの!

13麻実:2011/09/28(水) 15:42:44 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
ガラッ。

教室のドアが開き、先生が入ってきた。

「今日は、転校生がいます」

ま、まさかアイツ(さっきの男子)じゃないよね・・・?

漫画みたいな展開とか・・・。

「坂野さん入っていいわよ〜」

どうか、アイツではありませんように!

願った(?)その時・・・

「んええッッ!?」

思わず叫んでしまった。

そう、入ってきたのはアイツだったのだ。

「ウゲッ」

坂野さんは青ざめている。

あはは、神様なんて大ッ嫌い☆

「あら、知り合い?」

先生、ゴカイですー!!

「ちちち違いま・・・」
「ハーイ、そうですぅ☆」

み、美代ちゃん・・・?

ドSにも程があるでしょーー!!!

「あら、じゃあ中山さんの隣にしましょうか〜」
「いやいや、やめてくださ・・・」
「お願いしまぁす☆」

美代ーーーーーーー!!!!!!!


てなワケで、健さんはあたしの隣に☆

吉田美代・・・許さん・・・!!!!

休み時間、美代ちゃんは大爆笑していました。

腹立つわーーーーーーー!!!

14:2011/09/28(水) 15:55:03 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
(-_-;)

15麻実:2011/09/28(水) 19:01:38 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
り、燐どうしたの??

16麻実:2011/09/28(水) 19:06:29 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
キーンコーンカーンコーン・・・。

あ、授業始まった。
準備準備〜♪

「・・・あ、あの・・・」


17麻実:2011/09/28(水) 19:27:09 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
「何?」

こう見ると、健さんってちょっとかわいい。

「教科書・・・見せてください・・・」

あ、そっかそっか。
まだ持ってないんだねー。

つーか声ちっちゃいな〜。

「いいよ」

貸さなかったら小悪魔だよねー(?)。

あたしはズズズ、と机を健さんの机に寄せた。

美代ちゃんが後ろを振り替えって、

「ラブラブ〜♪」

と冷やかした。

「やっやめてよ!」
「ハハハ、照れてる〜」

こんのやろぉ・・・(怒)

って授業始まってるんだってばぁ!!

気がつくと、先生と他の人たちがあたし達を冷たい目で見ていた。

ひぃぃッ!!

あたしの背筋が凍り付く。

「美代ちゃん、前ッ!」

あたしは小声で言った。

「ん?・・・ひっ!!」

美代ちゃんの背筋がピッと伸びる。

「・・・お前ら・・・廊下に立っとけ!!!」

シーン・・・。

18:2011/09/28(水) 19:32:19 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
何か効果音多すぎじゃない?

19麻友:2011/10/01(土) 10:48:19 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
あれ??
多かった?
ごめん><
今度から気をつけるね><

20麻友:2011/10/01(土) 11:07:13 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
「…ハイ」

それからあたしと美代ちゃんは、教室を出て、廊下にまるっきり一時間立って、反省文を書かされた。

◇ ◇ ◇

放課後。

「ハァ〜ッ…」

あたしは深い溜息を吐いた。

「まぁ、そんなにヘコむなヨ〜」

美代ちゃんが励ましてくれた。

そう、このクラスにはあたしと美代ちゃんしか残ってない。
2人で仲良く反省文を書いてます…。

あーあ、今日は本ッッッ当にツイてないなぁ…。

朝っぱらから初対面の男子(健)とキスしてしまうし、美代ちゃんのせいで健さんと隣の席&廊下に立たされる&反省文&居残り…。

もうやだぁぁぁ。

泣きたい気持ちで反省文を仕上げる。

「…できたぁ」
「早ッ!」

美代ちゃんは全然書いていなかった。

…。

『もう余計なことは話しません。』…。

小学生レベル…。

さて、あたし一人だけ帰るのもアレだし、宿題しよっかな。

あたしは反省文を書いた作文用紙を、教卓の上に置いた。

「莉奈、何するの〜?」
「あたしだけ帰るのもアレだから宿題〜」

軽く微笑む。

「いいなぁ〜」
「なら早く反省文終わらせなよ〜」
「…」
「…」

沈黙がイタい。

「…わたしのぶんもやって〜」
「はぁ??いやです」
「ケチ!!」
「ケチで結構で〜す!」

あたしは宿題を机の上に広げて、宿題をはじめた。

◇ ◇ ◇

「「終わったぁ」」

同時に言う。

「…え?莉奈もう宿題終わったの…?」
「うん。…まさか美代ちゃん今反省文終わったの…?」
「うん…」
「遅すぎじゃね?」
「早すぎじゃね?」
「…」
「…」

また沈黙。

うぅ、気まずい。

「と、とにかく帰ろう?」
「う、うん」

美代ちゃんも反省文を教卓の上に置いた。

外は真っ暗。
夜空に輝いている星が綺麗だった。

21麻実:2011/10/01(土) 11:08:34 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
ごめんなさい、麻友ってやっちゃいました。
正しくは麻実です。

22麻実:2011/10/08(土) 09:22:22 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
更新しますw^^

23:2011/10/09(日) 16:16:28 HOST:zaq3dc00753.zaq.ne.jp
どんどんしちゃってくれー!!!!!!

にゃはははww

24麻実:2011/10/18(火) 19:01:45 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
◇ ◇ ◇

翌朝。

身支度を済ませ、家を出る。

朝ごはんはコンビニで買おうっと。

ボーッとしながら歩いていると、背中に何かがぶつかった。

「「痛っ!」」

誰かとぴったりハモッた。

あたしは、バランスを崩し、前に倒れた。

「わわわ・・・大丈夫ですかっ!?」

あたしは手で鼻を押さえながら後ろを振り向いた。

「け、健さん!?」
「ききき昨日の・・・!?」

健さんは顔が真っ青になっていた。

っていうか顔あんまり見えな~い。

前髪長すぎだろっ。

「あ、えっと、前が見えなくて・・・」
「なら前髪切りなさいよ・・・」

あたしはゆっくりと立ち上がった。

「ぼ、僕前髪が短いと変なんです!」
「男が細かいこと気にするな~~~ッッ!!」

あたしはつい大声を出してしまった。

口を手で隠す。

まわりの人がじろじろ見ている。

ヒィィィィ!!!

だ、だってあたし神経質な男嫌いなんだもん!!

健さんがあたしの腕を掴み、走り出した。

「え、ちょっと!?」

◇ ◇ ◇

健さんが腕をはなした。

息を切らしながらあたしはうつむいた。

つ、疲れたぁぁ。


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