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友達はいらない

6 ◆pmLYRh7rmU:2011/09/23(金) 17:29:06 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
俺の兄、杉本裕貴。
俺とは5歳離れていて去年短大を卒業した。
とりあえず今はバイトだらけらしいが今日は早く終わったのだろうか。
「またゲームかぁ?
 よく飽きないなー。」
荷物を置いてから俺の隣に座ってテレビを見る。
「だってやることねーんだもん。」
「じゃあ学校行けよ。」
笑いながらそう言って自分用のコントローラーもだして2Pとして入る。
すると画面にもう一人鎧や盾、剣を装備した本人より少しかっこいいキャラクターが入ってくる。
「えぇ、協力プレイやんの!?」
「なんで、いいじゃんかよ〜。」
「協力するの苦手なんだよな。」
そんなこんなでしばらくゲームをやっていた。
「…あ、負けた。」
自分の操作しているキャラが負け、ゲームオーバーしたとたんに
裕貴はコントローラーの電源を切り、急に立ち上がって
「よし、外行こうぜ昴!」
と言った。
都合のいい兄だと思った。
でもどうせゲームくらいしかやることもなかったし一緒に外に行くことにした。

「あら、二人ともどこかお出かけ?」
玄関を出ると同時に近所のおばさんが話しかけてきた。
よくみると厚化粧。
「ちょっとそこら辺を。あまりに暇なんで。」
「そうなの〜、二人とも本当に仲がいいわね。」
おばさんと裕貴が二人で笑って話しているのをボーっと見ていた。
実際女子高生みたいにキャーキャーしているからこのおばさんはあまり好きじゃない。


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