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テレプシコーラは踊り続ける。
3
:
蜥蜴
◆VgiTQ6FNm6
:2011/09/21(水) 10:41:52 HOST:p180.net059084003.tnc.ne.jp
≪part1/誘い≫
柏木 円華(かしわぎまどか、)
青葉私立北高校1年A組
自ら人と関わる事を極力避けているようにして生活している銀髪の少女
クラスからは孤立状態。
そんな少女を見つめる者が一人居た。
比較的高身長かつ平均より筋肉質な男子生徒が様子を伺うようにして少女を見つめていた。
「ねぇ…柏木さん、今度の演劇で踊ってくれない?」
掃除も終わり、さぁ家に帰ろうと思ったところで
先程からこちらをちらちらと見ていた上級生に声を掛けられる
制服の肩の部分には演劇部部長と書かれた腕章がついていた。
「バレエやってたって噂聞いてさ…どうしても踊り子の役が必要なんだ!」
「でも演劇部には踊れる人居なくてさ…」
もうこのままでは拝み倒される勢いだ
確かに自分はバレエをやっていた、
しかし中学生に入ると同時に止めてしまった。
「無理です」
ここはきっぱり断ったほうが懸命だろう
承諾して周りに変に期待などされたくない
「そこをなんとか、ほんとお願い!、簡単に舞ってくれればいいから…ね?」
年下である自分相手に深々と頭を下げる上級生
それでも私が首を横に振ると今度は地面に手をついて土下座までしてきた
「分かった…なんとかやってみます」
(これ以上されるとなんか誤解されそうだ…)
「けどあまり期待しないでくださいね…バレエなんて中学からはやってませんし…」
思わずふぅ、と溜息をつく
どうしてこんな事になるんだろう…踊ることなんてもう一生無いと思ったのに
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