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ねこのあしあと

99ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/10/10(月) 19:33:11 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ねこのあしあと × ゆりside)

「きゃああああああっっっ!!!!!」

 体がふわりと宙に舞い、ジェットコースターで落ちるようなそんな速度で落下していった。
 思わず声を漏らし嗚呼、わたし死ぬんだと思ったそのとき!

「ゆ、りっ………!!!」

 黒くんの声が聞こえて、その声といっしょに手首が掴まれた。
 宙ぶらりんの状態になるけどそれを引っ張ってくれて、何とか屋上に戻れた。

 安心したのか恐いと感じたのかぶわあっと涙が溢れ出す。

「う、わあああああああああんっっ、」

 それを黒くんがそっと抱きしめながら見守っててくれて、死のうとか考えてたわたしが馬鹿みたいに思えた。
 しばらくわたしが泣きつづけて、落ち着いたかなってときに黒くんが問い掛ける。

「………どうして飛び降りようとした?」

 答えようと思ったけど答えたら嫌われるかもしれないとかまた迷惑って思われるかもしれないって心配になってきた。
 くすんと半泣きになりながら黙っていると黒くんがわたしの頭を撫でながら軽く微笑んだ。

「大丈夫だから、嫌いになんかならないし迷惑でもないから言ってみな?」
 
 この黒くんの言葉に不安さとかが一気に吹っ飛んでいった。
 そして本音を全部話すと黒くんがそっかとちいさく頷いてくれて、その一つ一つの行為にどきどきしてるわたしがいた。

「……少なくとも俺はゆりにいてほしいと思ってるし迷惑とか感じたこともないから死ぬなよ……な」

 一瞬嘘だと思った。
 黒くんの口からこんな甘い言葉出てくるはずないと。
 だけど本当だと知って嬉しくなった。

「ありがと!」

 ねえるいちゃん、わたしは反省しました。
 海を振ってしまってごめんなさい。
 でもわたしの好きな人は変わってしまったかもしれない。

 黒くん、に………。

「授業とか面倒臭いから俺抜け出すけど、ゆりは?」

 相変わらず冷静な態度に戻るとわたしに問い掛けてきた。
 何かさっきからどきどきして、だけどいっしょにいたくて黒くんもサボるなら、と思って悪戯っぽく微笑むと頷いた。

「わたしもいっしょに行く!」

   (一方その頃れんたち。
   れん「どうすれば、」
   りの「どうしようね、」
   芽衣「……知らない、」
   るい「知らないわよ、あんな子……」

   沈黙がつづくばかりでした)


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