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ねこのあしあと
182
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/11/06(日) 17:33:38 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ねこのあしあと × れんside)
「……でさ、その女の子が僕にブレスレットを渡してきたんだよ。高校生になったら取りにきてって言って」
どうせ高校生になるまでに無くすだろうと思いつづけて、でもずっと持っていたブレスレット
するとそれを興味深そうに芽衣部長が見つめた
「ふうん……ねえ、その女の子れんくんに恋しちゃったんじゃない?だからりのか舞衣、とか」
芽衣部長も心当たりはないようでじっとブレスレットを見つめたまま予想する
一応確認してみようと思い、僕はりのと舞衣に尋ねた
「このブレスレットとか、ねこのあしあとに心当たりない?」
「ごめんね、ない、っぽい……」
ふるふると左右に首を振るりの
それに対し舞衣は、うーんと首を捻って答えた
「なあんか見たことあるんだよなあ、そのブレスレット…」
これで長年悩みつづけていた女の子がわかるかもしれない
そう思った瞬間ちょっとうれしくなって思い出せ思い出せと念じる
そのとき、舞衣が急に声をあげた
「あっ!!!思い出した!!!」
え、まさかまさかの?
本当に?
「それ、りのの携帯についてたヤツだ!」
は?
りの、の?
不思議に思いりのの携帯を見ると、
「本当だ………」
え?じゃあ女の子ってのはりののこと?
で、でも、りの本人が違うって、
「こ、これはるいちゃんからもらっ「言わないで!」
え、此処でるいさん?
きょとんとした表情でるいさんを見ると、突然部室を飛び出してしまった
「なありの、その話しもっと詳しく!」
「え、でもるいちゃんが言うなって……」
「いいから!……ていうかさっきブレスレットのこと知らないかってりのに聞いたとき、何で知らないって言ったの?」
じっと真剣な表情でりのを見つめた
するとりのが俯きながら答える
「だって、るいちゃんのこと言ったられんはるいちゃんが好きになっちゃうかもって不安だったんだもん……」
りのの気持ちがわかるようなわからないような気がしてちょっと驚いた
けどできるだけりのを安心させるようにと抱きしめて告げる
「僕は何があってもりのをずっと好きでいるから。だから話して?」
(つづく)
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