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ねこのあしあと

149ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/10/27(木) 17:47:08 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ねこのあしあと × れんside)

「雪だあ………!」

 ――――12月24日、クリスマスイブ。
 時刻はまだお昼時だというのに雪がちらほらとちらつき始めている。

「初雪だねー!」

 隣でにこりと無邪気で可愛らしい笑顔を浮かべるりの。
 そして僕はまだ昼だというのにクリスマスツリーの前での公開キスのことを考えてドキドキしてた。

「あーもう!ちょっとれん、れんくん!きて!!」

 芽衣部長に呼び出しが掛かりそんなにダメだったかと頭を抱えたあと、りのに待っててと呟いて芽衣部長の元へ走った。

「あのねえれんくん!せーっかくこのわたしがリア充を許可してあげてるってのにそれはないでしょ!
 てゆか何で部室前廊下から動こうとしないのよ!ほら、どっかでちゅープリコンテストとかあったよね?うろつくならそこらへんうろつけこの馬鹿っ!!」

 長い一方的なお説教にあの、その……と口を挟もうとするがそれは許されず、話しがおわった途端にポーイッと芽衣部長たちの控える部室から投げ出された。
 大体ちゅープリって何処で撮ってんだよ!と聞こうとしたが部室のドアは思いっ切りしめられ、結局とぼとぼとりのの元へ戻っていった。

「……ごめん、りの。待たせて………」

 さっきとは別人のようにボロッとした僕を見て、りのが苦笑しながら尋ねる。

「だ、だいじょーぶ?」
「あー、う、うん……」

 りのの心配そうな問い掛けに大丈夫と答えようとするが実はこれからのことを考えると大丈夫じゃない気がしてきて、自信なさげに頷いた。
 でもりのは僕の心を見抜いたかのようにむっと可愛らしく僕に告げる。

「あのね、りのはれんを困らせる為に付き合ってるんじゃないの!
 確かにりののことでいろいろ考えてくれてるのはうれしいけど、……そんなにうれしいことされてもりのうれしくてたまんなくなっちゃうから、今日は控えめでいい、よ……」

 後にいくにつれてりのの恥ずかしそうな声が聞こえて心臓がドックドクし始める。
 可愛いなコイツとか思いながらもにこにこと微笑んで言った。

「でも僕はりのに幸せになってほしいからさ!
 うれしくてたまんなくなるようなことなんて何回あってもいいだろうし、ね?」

 嗚呼神様、どうか一生この幸せな関係でいられるようにしてください。

 クリスマスイブだし神様も聞いてるかも、とか思いながら心の中でそっと願う。
 そしてそのあと、例のちゅープリの場所へ行こうとした。

 りのと僕の手が触れたり離れたり、でもまたくっついたりして焦れったい。
 そしてやっと指先が絡み合い手を繋いだ。

 これが所謂恋人繋ぎって奴か、結構恥ずかしいんだなあ。

   (芽衣「このっ、リア充め……!でも今日は我慢しなきゃ、このこのおっ……!」
   るい「…………はあ。」
   海「…………はあ。」

   ゆり「……わ、わたしたちもラブラブしたかった……」
   世瀬木「あとでこっそり抜け出そうか?」
   ゆり「あ、う……うん、ぜひ……」

   馬鹿な芽衣部長とそれに対し冷静に溜息を吐くるいと海。
   そして困り果てたゆりと世瀬木であった。)


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