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羽根の舞う空
6
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湖蝶 望愛
◆ptZpvaYoVY
:2011/08/21(日) 22:38:58 HOST:i60-42-229-36.s41.a021.ap.plala.or.jp
薄く広がる暗闇は、一つの懐中電灯の光を浴び、薄暗く光っている。希の小さな足音だけが聞こえてきて、どこか寂しげである。
ふと、中等部の教室の時計を見ると、すでに八時半となっていて、希は不快な表情を見せると「何で一般生徒は寮にいる時間なのに俺達だけ居残りなんだ」と不満たっぷりに呟く。
シャランと、後ろから金属が落ちるような音がして勢い良く希は振り返る。
床には、小さな銀色の手錠が落ちいて人影は一つもなかった。
「気の……せい?」
辺りをキョロキョロと見回し、人陰がないのを確認すると、白い手袋をキュッと手にはめ、銀色の手錠を拾いスカートのポケットの中に入れる。するとヒュッンと言う風を切る音がして数秒、希の首筋からツーゥッと赤い液体が流れ出す。
「な……に?」
ふと、そんなことを呟く。声はギリギリ出さるため声帯はやられなかったか、と希は安堵するが、一瞬にして表情を曇らせた。
首をきった犯人と思われる者は、素早い動きで希の真後ろに空間移動(テレポート)するとナイフを希の首にあてた。犯人は黒いフードを被って良く分からないが、胸元にはキラリと光るバッジをしていた。
「だ……れ……。ひか……りの……せ…とか…い、やく…いん……だ、な?」
希は無表情に一気に変化して犯人の回答もまたず「Morutea001(モルテア001/全てを切り裂く“刃”)」と呟くとフードの犯人の背中に刃が数十本刺さる。
「ぐっぁ……!!ま……術、か……?」
「せい……かい。ただし……俺の、は特別だ……」
希はゲホゲホと何度も咳き込むとフードの犯人をほったらかしにしてゆっくりとどこかへ行こうとした。
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