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奇跡

1麻実:2011/08/17(水) 23:31:31 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
こんばんは!!
麻実です!
今回こそは完璧な小説にします!!!
頑張ります!!

では〜^^

2麻実:2011/08/17(水) 23:41:28 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
☆登場人物☆

♪山野瀬 結衣(やまのせ ゆい)

♪阿部 裕(あべ ひろむ)

まだまだ増えます〜☆

3麻実:2011/08/18(木) 00:23:46 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
結衣

ボンッ!

「きゃあっ!?」

今は、家庭科の時間。
あたしが料理を作ると、必ずこうなる。

「あーあ。結衣、また失敗?」
「そうみたいです…」

あたしは、自分でわかっています。
超不器用で、機械オンチです(泣)。

◇ ◇ ◇ 

帰り道。
あたしはいつも今日のことを反省しながら帰る。

「今日は家庭科で失敗…すいませんでした…」

誰に言ってるのか自分でもわからないが、とりあえず謝る。

下に石が落ちていた。
あたしはその石の存在に気づかず、石につまづき、こけ―

「きゃっ!?」
「おわっ!?危ない!!」

―なかった。

あたしを助けてくれたのは、あたしと同じくらいの背の男の子。

「大丈夫?」
「あっ、ありがとうございます!!!」
「うん。気をつけてね〜」
「は、はい!!」
「またね〜」

優しい人だったなぁ…。

4麻実:2011/08/18(木) 01:18:57 HOST:121.118.203.47


さっきの子は大丈夫だったかな?
僕がいなかったら思いっきり転んでたよね…。
かわいかったな〜。

また会えるといいな。

◇ ◇ ◇

翌日。
僕はあの子のことを思い出しながら学校へ行った。

「よっ、裕」
「よー、健二」

こいつは僕の親友の健二。
小さい頃から仲がいい。
幼馴染、というやつだ。

「そ・れ・よ・り!」
「な、何だ?」
「あの女子がお前に話があるってよ〜☆モテモテだねぇ〜。ヒューヒュー」
「やめろその言い方」
「うしし。ま、ごゆっくり〜」

また女子かよ〜。
僕なんかモテるんだよな〜。
自分で言うのもなんだけど。

「何?」
「あ、あの、あたし、亜里沙(ありさ)っていいます。よかったら…これ…」

その亜里沙という女子が差し出したのは、手紙だった。
ラブレターだ。

「悪いけど僕、君のことよく知らないし…」
「そ、そうですか…。そうですよね!す、すいません!では!」

亜里沙という人は走って校舎の中に入っていった。

「裕〜」
「わっ。健二!びっくりさせんな!」
「あの子泣いてたぞ〜」
「知るかよ」
「つめてー奴だな、お前」
「つめたくて結構ですぅ〜」
「あははっ。じゃあな」
「じゃ〜」

僕と健二は違うクラス。
だから会う時間も少ない。
でも、健二といると楽しい。
それなら、会う時間が少なくたって構わなかった。

◇ ◇ ◇

帰り道。
ふと思った。

あの子に会えるかな?
僕はあの子に会いたくて、遠回りして帰ることにした。

昨日は気分的に遠回りして帰った。
でも、そのおかげであの子と会えた。

「あっ」
「えっ?」
「もしかして、昨日の?」
「あっ、恩人さん!!」
「恩人て…裕だよ」
「ひろむ…さん」
「君は?」
「あ、あたしは結衣です!」

結衣…。

「結衣ちゃん、よろしくね」
「こ、こちらこそ」
「今から時間ある?」
「は、はい」
「じゃあ、そこのベンチに座ってちょっと話そう」
「はい!」





僕は気づいた。





結衣ちゃんのことが―





好き。

5麻実:2011/08/18(木) 01:29:27 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
結衣

よかった、恩人さん…いや、裕さんに会えて。

それからベンチで30分ほど話した。
やっぱり、学校は違うみたい。
ちょっとショックだったな。

あたしたちはまたここで会う約束をした。

―また裕さんと会える。

そう考えただけでうれしくなった。

◇ ◇ ◇

数日後。
あたしたちは会う約束をした。

あたしは裕さんは何か他の人と違うと感じた。

どうしてだろう?

裕さんといると胸がドキドキする。
素直に話せる。
落ち着く。
うれしい。

この感情は…なんだろう。

そしてあたしは思った。
いや、気づいた。





裕さんのことが―





好きだということに。





あたしは…好き。

裕さんのことが好き。

6麻実:2011/08/18(木) 01:39:16 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
☆(追加の)登場人物☆

♪出石 のあ(いずし のあ)

♪横林 健二(よこばやし けんじ)

>>2の、
「あーあ。結衣、また失敗?」
と言った子。
のあちゃんです。

のあちゃんと結衣ちゃんは親友の設定ですw

◇ ◇ ◇

今日はもう寝ます…。
明日(ってか今日)更新できるかはわかりません。

おやすみなさいw

7麻実:2011/08/18(木) 09:38:24 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
更新できますw☆
では(時間かかりますが)更新します!!

8麻実:2011/08/18(木) 09:57:30 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp


僕はやっぱり、結衣ちゃんのことが…好き。
結衣ちゃんは僕のこと…どう思っているんだろう。

「…さん。裕さん?」
「わぁっ!?」
「ボーッってしてたけど、大丈夫ですか??」
「あ、うん。ごめんね」
「よかった。(小声→)好きな女の子のこと考えてるかと思った…」
「え?」
「あっ、いやっ、なんでもなっ…」

ドテッ☆

結衣、転倒。

「だ、大丈夫?」
「はわわっ、ごめんなさいぃ」

結衣ちゃんが転倒して、結衣ちゃんがかけていためがねが外れた。

ドキッ。

かわいい…。
めがねがないほうが、絶対かわいい。

「結衣ちゃん」
「な、何ですか!?」
「めがね…外したほうがかわいいよ」
「!!」

はっ。
僕なんで思ったことズバッと言ってんだよぉ〜(泣)!
はずかしい〜〜〜〜(照)!!!

「あ、りがとうございます。こんどからコンタクトに…してみます」
「ありがとう…(照)」
「あれ?」
「なっ、何?」
「顔、真っ赤です。熱でもあるんですか?」

結衣ちゃんの手が僕の額に触れた。
僕は心臓の音が結衣ちゃんに聞こえるんじゃないかと心配するほどドキドキした。

「熱はないみたいですね」
「そ、そうですね〜」
「なぜ敬語…」
「いや…その…なんでもない」
「わっ!」
「わっ!?」

結衣ちゃんが僕の額からすばやく手を離した。

「かっ、勝手に触ってすいません!!ではまたここで!!」
「結衣ちゃん!?」

…行っちゃった。
まだお話したかったなぁ…。

9麻実:2011/08/18(木) 10:11:16 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
結衣

あっ、あたしの…ばかばかばかばかぁ〜〜!!!
何勝手に裕さんの額触ってんだろ!!
裕さん絶対あたしのこと変て思ったよね…。
うわぁーん(泣)!!!

『めがね…外したほうがかわいいよ』

ドキッ。

あれは…どういう意味でしょう?
思い出しただけで、顔が熱いです…。

◇ ◇ ◇

翌日。
今日は会う約束をしていない。
昨日あたしなんで何曜日の何時ごろに会えるかぐらい聞かなかったんだろう…。
あたし、本物のばかだ。

「結衣、おは―わっ!?」
「の、のあちゃんおはよう。どうしたの?」
「ごめん…結衣そっちのほうが絶対似あうよ!!」
「そっち?」
「めがね外したほうだよっ」
「あ、そうなの?ありがとう…」

何かイメチェンって恥ずかしいな…。

「結衣さんそれちょー似合うよ!!」
「お、俺もそう思う」
「ありがとうございます」

あたしは少し笑った。

「結衣〜。何でイメチェンしたの〜?モテモテだね☆」
「イメチェン…秘密。それとモテモテって言うのやめてよ〜」
「秘密ぅ!?ひっどぉい」
「ごめんね。でも秘密」

正直、のあちゃんに裕さんのこと教えたくなかった。
のあちゃんに裕さんのこと好きになってほしくなかったから…。

10麻実:2011/08/18(木) 10:20:03 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
のあ

結衣、どうしたんだろ?
いつもは隠し事なんて絶対しなかったのに。
どんなことでも私に相談してきたのになぁ…。

ん?
ま・さ・か!!

「結衣、あんた好きな人いるでしょ」

私のこの一言で教室中がうるさくなった。

「のっ、のあちゃん!?声が大きい…」
「結衣さん、好きな人いるの〜!?」
「誰!?」
「ひっ、秘密ですっ」

てことは…いるな、好きな人。

「結衣、やっと好きな人ができたか〜☆お母さんうれしいよ(キラキラ)…」
「あっ、あたしのあちゃんから生まれた覚えありません!!」

結衣ってからかうと面白いな〜。

「ごめんごめん。冗談だよ」

結衣は顔を赤に染めて少し泣いていた。

「のあちゃん〜ひどい〜」
「ごめんってばー」

結衣の好きな人って誰だろ〜?
気になるな〜。

11ライナー:2011/08/18(木) 15:19:31 HOST:222-151-086-008.jp.fiberbit.net
お初ですこんにちは^^
サイトの方目を通していただけたようで良かったです。
僕もあのサイトで勉強しながらでも出来てないこと沢山あるので宜しくです!
さて、小説の方ですが、主人公の特徴が生かされて面白いです!
アドバイスとしては(恋愛系はよく知りませんケド^^;)、行動や仕草の模写をもう少し足すと良いかなと思います。
恥ずかしがっている仕草などを書くと初々しい感じがより出てよくなるのでは?
是非試してください^^b ではではwww

12:2011/08/18(木) 15:23:40 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
おお!!!新たな小説発見!!!

これから見に行きますわww

麻実>>

13麻実:2011/08/18(木) 17:10:35 HOST:i125-205-176-88.s10.a045.ap.plala.or.jp
ライナーさん>>来てくれてありがとうございます!!
仕草ですかw…
細かいのは少し苦手ですががんばります!!!

燐>>来てくれてありがとw☆
それと、スズランちゃんに悪いけど、恋はフェアリーにおまかせ!はお休みですwと言っといてください。

ではw

14麻実:2011/08/18(木) 19:50:02 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
結衣

のあちゃんって、何であたしが好きな人いるってわかったのかな?
ちょっと不思議。

◇ ◇ ◇

帰り道。
裕さんと会いたいなぁ…。
でも、変に思われてるよね…。
はやくも失恋…?

「結ー衣ちゃーん」

裕さんが手を左右に大きく振りながらあたしのほうに走ってきた。
無邪気な笑顔が、とても可愛かった。

「あの…昨日はすいません!!」

あたしは頭を下げた。
すると裕さんが不思議そうな顔をした。

「へ?」
「かってに額に触って…ごめんなさい!!」
「なーんだ、そんなこと?」
「へ?」

今度はあたしが不思議そうな顔をする番だった。

「全然気にしてないし!」
「そうだった…んですか?」
「そ!それと、『裕さん』はやめよー。他の呼び方で〜」
「じ、じゃあ…裕…君?」
「いいよーそれで!」

裕…君…。

「時間ある?」
「あ、はい!」
「とりあえずランドセル家に置いてきたら?僕も置いてくからまたここで会お!」
「は、はい!」

あたしは家に一回帰った。
そして、一応財布とポーチをバックに入れて家を出た。

あたしが待ち合わせのところに行くと、もう裕さ…いや、裕君は来ていた。

「ま、待ちました?」
「全然!」
「よかったです」
「どこ行く〜?」
「どこでもOKです」
「んじゃ公園〜」
「ここが公園じゃないですか」
「うしし。じゃ、いつもどーり!」
「話しましょう!」

あたしと裕君はいつもどうり、ベンチに座って話し始めた。

15麻実:2011/08/18(木) 20:17:36 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp


結衣ちゃん、やっぱりめがねないほうがかわいいなぁ。
イメチェンかな?

◇ ◇ ◇

「裕さんって、好きな人いるんですか?」
「なぜ!?」
「えっ、ちょっと…気になって…」

いるよ…僕の横に…。

「結衣ちゃんは?」
「へ!?あたしですか!?」
「うん」
「い…います…」

どうか、結衣ちゃんの今考えている人が、僕でありますように。

「裕君は?」
「うっ…」
「あたしちゃんと言ったんですから、裕君もちゃんと言ってください!」
「はい…」
「いるんですか?」

僕は恥ずかしくて少しうつむいた。

「いるよ…僕の隣に」
「へ!?」

僕はまたばっさりと思ったことを言ってしまった。
恥ずかしくて僕は両手で顔を覆った。

「裕君の隣!?あたし以外に誰かいるんですか!?」

結衣ちゃんって結構鈍感なんだな…。

「僕の好きな人は…結衣ちゃん…です…」

僕は両手を顔から離し、結衣ちゃんの顔をちらっと見た。
結衣ちゃんの顔は真っ赤で、驚いているようにも見えた。

「結衣ちゃんは僕のこと…どう思ってるの?」
「ど…どうって…」
「結衣ちゃんの好きな人は誰…なの?」
「あたしの右手の隣にいる人…です…」
「そっ、それって…」

結衣ちゃんがこくん、とうなずいた。
僕は顔が熱くなるのを感じた。

16麻実:2011/08/20(土) 15:33:47 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
結衣

あたしはまだ、ドキドキしていた。
あたしが好きな人が、あたしのことを好きなんて―。
嬉しいのか、嬉しくないのかよく分からない気持ちになった。

◇ ◇ ◇

それから何も話さず、ただ時間だけが過ぎていった。

「…そろそろ、僕…」
「あっ…はい…」

裕君は帰っていった。

「…あたしも帰ろ…」

あたしはモヤモヤした気持ちで家に帰った。

17スズラン:2011/08/20(土) 15:41:44 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
面白い!
言っちゃ悪いけド、前より上手くなってる!
頑張ってな!

18明優:2011/08/20(土) 15:42:23 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
可愛らしい小説ですねww
何か、個性が出ているというか・・・。
これからも麻実さんらしい小説を見せてくださいねww
これからも読みますww


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