したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

僕日記

1silica:2011/08/14(日) 21:47:30 HOST:113.42.133.27.ap.yournet.ne.jp
初投稿です。silicaと申します。
前からちょくちょく掲示板で読んでいますが、いや・・・神がたくさんw
小説読むのは大好きなのですが、実際に書くとなると駄文となるような人です。
それでもよければ是非読んでくれると嬉しいです。

2silica:2011/08/14(日) 22:29:12 HOST:113.42.133.27.ap.yournet.ne.jp
僕には妹がいる。
上から中学3年の皐月(さつき)、中1菜月(なつき)、そして小5の優月(ゆづき)の三姉妹。
彼女らはご近所から美少女三姉妹と呼ばれている。
だからといって僕が得をしているわけではない。
なぜかというと・・・まあ、見てもらえれば分かるのだろう。
そんな彼女らを記した破天荒な日記なのだ。これは。
僕が言いたいことはただひとつ。
気がむいたら読んで、僕を慰めてください。

四月十日 晴れ

高校二年生の春。
僕がいつものように家に帰ると、中から叫び声が上がった。
「むぎぃいいい!」
……訂正。動物の鳴き声?
まあ、それはともかくここは自分の家。流石に見過ごすわけには
いかないので、家に駆け込むと、
「どうして私には携帯くれないのよ!」
「あんたにはまだ早いでしょ!」
「もう小5よ!」
「まだ小5よ!」
皐月と優月の取っ組み合いだ。
喧嘩を聞いていると、クラス替えと同時に新クラスの女の子たちが
優月にメアド交換を申し込んできたらしいのだ。
「携帯は中学生から」という親の方針で、優月は携帯を持っていなかったのだ。
そのせいで早速のけ者にされてしまったとのこと。そのことで優月は皐月に愚痴を言ったらしいが
そこで皐月がさんざんお姉さんぶって自慢したというのだ……。
「お姉ちゃんってなんでバカのくせにそんな偉そうなのよ! 恥ってもんがないわけ?」
「な、何言ってんのよ! あんただってチビのくせにずいぶん態度でかいのね!」
「チビじゃないわよ! あんたがばかでかいだけ!」
あーこのままじゃ収拾つかなそうだな。
仕方なく僕は仲介に入ることにした。
「ストップストップ。話はだいたい聞いたから、とりあえず二人とも落ち着いて、ね?」
皐月は一瞬僕のことを睨んだが、すぐに収まってくれた。
「優月は何が気に食わないのさ」
「……お姉ちゃん、私がもってないものを自慢するんだもん」
そこから優月の愚痴が始まる。
「だいたい何で携帯は中学生からなのさ! 今の時代携帯なんて低学年でも持ってるじゃない!
絶対うちはおかしいわよ!」……
なんて感じで文句は続いていった。優月が一通り話すと、今度は僕の番。
「でも優月。このまえ欲しいモノがあるって言っていたよね?」
優月の不思議そうな顔。
「そんな欲しいものがいっぱいあったら、疲れちゃうよ?」
「そうそう、あんたこの前欲しいモノがあるってみんなの前で言ったじゃない。
私は絶対手に入れたいものがあるんだ、て」
皐月が話に加わる。こじれるんじゃないかと一瞬びくっとしたが、優月は頭の中で必死に
思い出そうとしていたため、大事にならなかった。
しばらくすると、優月がはっと思い出したように僕の顔を見た。
僕は微笑んで言う。
「で、優月は何が欲しいっていったんだっけ?」

「世界! 権力が欲しいんだ!」

無邪気な笑顔でそう言った。
……自分で思い出させといてなんだけど、そろそろこの発言やめさせたほうがいいとおもうな。
だって、もう小学校高学年だよ? 流石にこんなこと大真面目に発言している人はいないと思うんだ。
そう、彼女は大真面目にそれを手に入れるために日々を生きているのだ。

……だから言ったでしょ? 美少女姉妹なんていいことないですよ?

‐‐‐‐‐‐‐‐

駄文失礼しました;; 感想や意見、誤字脱字などがありましたら、優しく教えていただけると嬉しいです。
今更ですけど、軽く説明を。この話は短編という形になると思います。
僕と個性派美少女三姉妹との日記を書き綴るような感覚です。
では、1P目これにて終了! 次(あるのか?w)からもこんなノリです。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板