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パリンプセスト

1一戒:2011/07/01(金) 18:44:42 HOST:91.179.0.110.ap.yournet.ne.jp
はじめまして
一戒(いっかい)と申します。
今作品は恐らく、異世界バトルファンタジーになると思います。
感想やアドバイス、質問などお待ちしております!!
不束者ですが、どうぞよろしくお願い致します。
注意
※冒頭部分でいきなりハード(?)な内容となります。
 物語の中盤に入っていくにつれグロ表現がバンバン出てきます。
 厨二病的物語展開になる可能性高し、です。
 それでも良いという方、よろしくお願いします^^

―キャラ紹介―
●功徳林・優河(くどり・ゆうが)
性別:男
年齢:16歳くらい
身長:170cm前後
血液型:不明
誕生日:不明
一人称:僕
好きなもの:ミルクティー、女の子
嫌いなもの:魚介類、面倒臭い事
呪い:喰い道楽(オールイーター)
備考:顔は綺麗で、澄んだ瞳が特徴的。
   記憶喪失。
   大体いつもビロンビロンに伸びた寝巻き姿。
●真尋(まひろ)
性別:女
年齢:17歳
身長:169cm
血液型:AB型
誕生日:12月19日
一人称:私
好きなもの:スイーツ、特にシュークリーム
嫌いなもの:自己中心的な人、やたら足の多い虫
呪い:解術
備考:容姿端麗。
   何故か常に制服姿。
   
―ストーリー紹介―
舞台は顕界と幽界の狭間に存在する世界。
ある条件を満たした者のみが行けるという、その世界は
地理も道理も概ね顕界と同じだけれど、明確に違うところが一つだけあった。
それは、『呪い』と呼ばれる性質の存在。
この世界に来た者、この世界で生まれた者は例外なく、『呪い』というペナルティーを科せられる。
人によって呪いの具体的な概要、重度などは異なるものの、そのどれもに共通していることは
『異常』だということ。
その異常な特殊能力を利用して顕界に進出しようと企む組織、
『パイオニア』の野望を阻止すべく、裏方でこっそり戦う少年と少女の暗躍を描いたのが本作である。

ストーリー紹介、長ぇ……

2一戒:2011/07/01(金) 19:00:39 HOST:91.179.0.110.ap.yournet.ne.jp
ぷろろーぐ 【少年】

今日も少年は飢えていた。
空腹、という意味ではない。
彼は『女』に飢えていた。
女性の全てを欲していた。
渇望していた。
特に美しい女性、心身ともに美を兼ね備えた女性を求めていた。
彼自身、女性に対する執着が何故ここまで強いのか、全く分かっていなかったが、
だからといって、その飢えに抗うことはできなかった。
どうしようもないほど強烈な下腹の疼きに打ち勝つ事ができなかった。

3一戒:2011/07/01(金) 19:05:41 HOST:91.179.0.110.ap.yournet.ne.jp
彼はある日、とある女性と数回もの『行為』を体験した。
初めての快感。飢えからの解放。
そして『行為』の最中感じた、女性と一つになるという、えも言われぬ満足感。

これが、自分の求めていたモノだったのだと、その時彼は思った。

それからも少年は女性との『行為』を繰り返した。
お互いの欲求を満たすために、ただそれだけのために、
彼らは交わり続けた。

4一戒:2011/07/01(金) 19:19:34 HOST:91.179.0.110.ap.yournet.ne.jp
しかし、やがて少年は自分の中の変化に気付く。
その女性との『行為』に勤しむ事で緩和されていた飢えが、回数を増す毎に段々、解消できなくなってきていることに。
むしろ、徐々に強く濃く深いモノになってきているということに。
週に一度だった『行為』は二度になり『行為』自体もより過激なものへとシフトしていく。
でなければ満足できないのだ。
初期の頃のような生易しいモノでは飢えを抑える事ができない。
少年はもう自分を止めることができなくなっていた。
薬物中毒のような悪循環の影響で、自暴自棄になってさえいた。
このまま性欲に溺れるのも悪くない、と次第にそんな考えに移行しつつもあった。

5:2011/07/01(金) 19:37:57 HOST:zaq7a66fcd6.zaq.ne.jp
・・・なんか凄い小説・・

応援します!!

6一戒:2011/07/01(金) 19:44:05 HOST:91.179.0.110.ap.yournet.ne.jp
そんな風に彼の精神が磨耗し、衰弱していく一方で、
女性への執着心はますます盛んに、エスカレートの一途を辿っていた。
一人の女性ではなく、何人もの女性と関係を持つようになり、彼女達と遊ぶ頻度も更に増し、
『行為』の内容は最早、嫌悪感を覚えるほど悪質なものになった。
それでも、そこまでしても、
なお、治まらない下腹の疼きに苦しんだ彼は、
ある夜、一つの決心をした。

初めて、女性と共に明かした夜に感じた充足感。
自分が女性と一つになるという熱い感触。
あれをもう一度再現する事はできないか、と少年は考えた。
あの恍惚に何度でも浸ることができたなら、
このどうしようもない飢えを解消する事ができるのだと。
彼は考えた。
一晩中。
狂わんばかりの飢えと渇きに耐えながら。

飢えを抑える方法。
女性と一体になる手段。
それも一時的にではなく、永続的に女性と一体になれる術。
そうして考えた末に、彼は一つの結論にたどり着いた。
女性と一つになる。その方法は。
なるほど、案外簡単な事だったのだ。

『女達を食べてしまえばいい』

そうすれば、間違いなく、彼女達と『一体になる』ことができるだろうから。


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