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×クロス×-願いを求めて-

4FOX:2011/05/16(月) 19:28:47 HOST:u698210.xgsnun2.imtp.tachikawa.mopera.net
「ふぅ〜ん、大変だなお前。」
「はい……あの、十字架ってなんなんですか?」
クロスに訪ねると。
「ここサクリファイス島には、7つの十字架があるんだ。それを全て集めれば願いが叶う。ただそれだけだ…」
「クロスさんの夢はなんなんですか?」杯がクロスに尋ねた。
「この戦いを終わらせる―単純だろ?だが許せないんだよ…この戦いを……このゲームを考えた神が!」
急に周りがざわつく、突然クロスの体から黒いオーラ?が出てきた。
「ク、クロス…さん?」
杯はびっくりして地面に倒れた。
すると肩にいた鳥が……
「クロス!またそうやって《神殺しモード》になって!杯くんがびっくりしてるでしょうが!」
鳥がクロスにつつくとだんだんオーラがなくなり正気に戻った。
「あ、また勝手に《神殺しモード》になっちまった…悪いな杯〜」
杯はやっと立ち上がることができた。
「怖かったですよ!あの……なるべく聞かないようにします。」
「あ、頼む。自分でもなかなか制御ができないからさ。」
でも杯は、なぜクロスが神を許せないのかを知りたくてしょうがなかった。
「クロスさん理由はなんで………」
杯が言おうとしたその時、
前にある森から赤い玉がこちらに向かってきた

5FOX:2011/05/16(月) 19:31:48 HOST:u698210.xgsnun2.imtp.tachikawa.mopera.net
「危ない!」
クロスは杯に飛びついて倒した。
ギリギリ赤い玉は杯の頭の上を通りかかる。
後ろの木に当たり大爆発。
「あ〜外れたか!お前がクロスだろ?」リーゼントの男が現れた。
「魔法都市の奴等か……杯、危ないから下がってろ。」
言われてすぐに下がる杯。
「久しぶりにやるか朱雀!」
クロスは鳥に話しかけた。どうやら朱雀と言う名前らしい。
「いいわよ、ただしこんなところで時間を使う訳にはいかないし3分だけね。」
こちらを見たリーゼントは、
「いつまでぐだぐだ言ってるんだよ!怒ったぞ。炎魔法フレイム!」
クロスの足元に魔方陣が描かれる。
魔方陣が光りその瞬間、下から上に一本の火柱ができた。
「ほほーい!どうだ!てめえらが長い話してるからこうなるんだ!さ、あとはお前一人だ坊主!バカな鳥とその飼い主はもういねぇーぞ。」杯は後退りをする。「誰が死んだ?誰がバカな飼い主?てめえこそ長い話してんじゃねえよ!糞リーゼントめ!」
杯は声がした方に目をやる。
「クロスさん?」
「俺だよ…俺。」
そこにはクロスではないクロスがいた。「何ですかその防具!」
さっきまではただの身軽な服だったが今は、まるで鳳凰。
背中に装備された燃える羽、全身を包む燃える鎧、手には全てをなぎ払う剣。
「これは火の鎧《エンペラー》。近づいたら火傷するぞ。」
クロスはリーゼントを睨み付ける。
「そ、そんなもん怖くねぇよ!これでもくらえ!炎魔法エクスプロー……」
かなりびびっているリーゼントの狙いはぶれている。クロスはゆっくり歩いて向かっていく。
「焦ってると狙いがくるうぞ。おっと、3分って決めてあるからすぐに終わらせるぞ〜」
クロスは剣をグッと構えてそのまま振る。見事相手に命中した。
「凄いですねクロスさん!この人もやっつけたみたいだし!」
「はぁ、意外と体力使うんだよな〜」
クロスが纏っていた炎は体から離れてひとつの塊となり鳥のシルエットに変わる。
「さすがよ、クロス。」
「お前こそいいコントロールだったぞ。」
二人……一人と一匹はお礼を言いあった。
「えーっ!あの炎って朱雀さんだったの!」
杯が驚いたように言った。
「そうよ、あたしは《幻獣》と言って特別な生き物なの、わたしのほかにもあと4匹いるわ、で、《幻獣》は主人の力になるっいう設定なの。」
杯は目を輝かせていた。
「さ!そろそろ行くぞ。無駄な時間をくっちまったしな。」
クロス達はさっそく十字架を探しに歩きだした!


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