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ミュージック・ヘブン

9FOX:2011/05/13(金) 19:12:25 HOST:u601121.xgsnuf12.imtp.tachikawa.mopera.net
暁が扉を開けようとして取っ手に触ったそのとき
「―アケタラシヌヨ―」
後ろからマスクを被りロボットのような口調でしゃべって来た。
「誰だ貴様……」
鋭い目つきで八雲が言った。
「―ボク?ボクハレジスタンス、キミタチヲココニショウタイシタノハボクダ―」
歌姫が言った。
「目的は何なの?」
「―キュウダケドココノミライハキミタチニカカッテルンダ、クワシクハナストナガイゾ?―」
「大丈夫だ!全部話せ!」
「―ワカッタ。マズキミタチヲエランダリユウダ、コンナコトヲイウトヘンダケド、カン、ダ、キテシマッタカラニハシッカリヤクメヲハタシテモラウゾ―」
役目ってなんだ?それに勘だと!学校は行かせないつもりか?これでも真面目に通ってるんだぞ!
「―チナミニヤクメヲハタスマエニマズヒトツ、シヌナ―」死ぬ……な?
「おい、死ぬなってなんなんだよ、さっきも俺様が扉を開けようとしたとき言ったよな!」
「そんなにここは危険なのか?」
続けて聞いた。
「―サイキンマチヂュウニ(フォルテ)トイウモンスターノガウジャウジャハッケンサレテルンダ、ボクノハナシムカツクダロ?チョクセツオシエテアゲルヨ―」
レジスタンスが手をパチンッとならした

10FOX:2011/05/13(金) 19:13:20 HOST:u601121.xgsnuf12.imtp.tachikawa.mopera.net
辺りは真っ白の世界へと染まった。何の障害物もない… 壁は見えない。どこまでも白の世界だ。「―マズハコレヲ―」
レジスタンスが何かを出した。
楽器だ。
「―コノナカカラヒトツズツエラベ―」5分後…
俺が選んだのはドラムのバチ。
歌姫はギター、鼬は竜笛、八雲は拳音(拳音とは指に小さな輪をはめて壁などを叩いて音を響かせる楽器だ)
「―キミタチガヒロッタメダルヲソノエランダヤツニハメコメ―」
「こうか?」とみんなは言いながら楽器の穴が空いてる場所にカチッ!っと入れた。
「―ヨカロウ、イマカラフタリグミにランダムデワケル。ソシテボクガシテイシタバショニイッテホシイ、ソノタメノクンレンをイマカラカイシスル―」
「なんだ訓練って?」
「楽器なんか持たせてどういうつもり?」
「もしかしてさらに俺様を強くしちまうとか!」
「………………」
「ダイジョウブ、イマカラドウグヲダスカラチョットアソブダケダヨ―」
すると突然、声…いや、地響きがした。レジスタンスの後ろから何かが走ってくる。人ではない何かが…………
「なんだよあれ!」グオォォォォ!
「もしかしてあれがフォルテ!…………」
どんどん近づいてくる「化物」に4人は怯えている。


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