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偽りサヴァンと本物ギフテッド
3
:
牛勿 言吾
◆PQw3sCug.s
:2011/05/07(土) 00:43:27 HOST:KHP059143192052.ppp-bb.dion.ne.jp
眼鏡の奥にある、真っ青な瞳は透き通る宝石のようで、とても綺麗に感じた。……胸についてはノーコメントで。成績もバストサイズもトリプルエーだなんて、凄いですね。そうとしか言いようが無い。性格は優しい。それだけである。ツンデレだとか、そういうものはないけど。多分、あるとしたら、……クーデレか、ダルデレ気味だと思う。そんな彼女の成績は、オールファイブ。全て、五。何もかも五だなんて凄いと思う。保健体育とか五なのは彼女が真面目な証拠だと思いたい。
そんなことを述べた僕だけれど、僕は丸眼鏡の仕えない、オレンジがかった髪色の栗色茶髪地毛の人間だ。ほんの少しだけだけど、天然パーマのような癖がある髪の毛だし。瞳の色は藍色。ただそれだけの学ランを着た、冴えない男子高校生だ。サヴァン、サヴァン症候群という病らしきものに罹っていることはもう語っているけれど。そんな僕は真面目な本物の天才とは色々違う点があったりする。
本物の天才である彼女は、僕なんかと比べるのが失礼と思う程、天才であるのだ。この島、科学が発達した、大きな、地図に乗っていない様な島では、成績と、「能力」で全てが決まる。彼女は、能力を持たない代わりに記憶を忘れない、忘れる事の出来ない病に罹っている為に勉強方面では完璧な、成績のみ優秀な「偽りの天才」である僕とは違って、成績も、能力も手にしている。そんな彼女の能力は、僕はまだ知らない。だって僕は、永裡さんとそこまで付き合いが長い訳じゃないし、中学の頃は、見かけただけ、なのだから。
……おしゃべりし過ぎてしまったが、要約すると僕は、「彼女に憧れているだけ」なのだ。完璧過ぎるあの娘と、偽りの天才である僕。いつか科学が発達したこの島では、僕の病を治す薬だって近いうちに発明するだろう。だから僕は、偽りの天才なのだ。いつかはその天才という名誉も、失われる。島の中で最も頭が良い彼女は島での成績は第一位。僕は、第三位。但しそんな彼女は、能力の方面では第五位あたりなんだとか。先日、第五位に昇格したらしい。
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