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"文学少女"が臨んだ作家

1神音 桜紗 ◆ptZpvaYoVY:2011/05/03(火) 20:33:40 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
 初めまして、ではないですけれども、神音 桜紗(カミネ サシャ)で御座います。

 一応、世界ノ終わり、以外削除依頼を出してきましたので2作目ですね。
 英語好きの私ですが、英語等だと読み憎くて何やら色々と聞いたのでやめておきました((

今回は、学園ミステリー&コメディ&シリアス展開でいきたいと思っています。コメディとかミステリーは久し振りに書くので自信無いですが((

 私自信、学校のみんなから、文学少女とか言われるので文学少女をヒロインとした作品を書きたいなぁ、と思いました。
紙を食べて生きる、本物の文学少女を書いていきたいと思っております。紙しか食べられない女の子ですね。


††注意事項††
*荒らし、中傷、暴言は皆様不愉快になりますのでご遠慮下さい*
*駄作です。そのあたりをまず御了承頂きたいです*
*誤字脱字多いです。寝ぼけてる時とかありますので、ね*
*決してパクったりしていることはありません。人名、ストーリー、小説の題名、似ている物があればたまたまだと思って頂け
ければ幸いです*
*まあ無いと思いますが、パクるのもやめて頂きたい。ストーリー展開、人名、思いつかなければ真似して良い?とか聞いて貰えればモ了承しますので*
*一つの章に一二回程度*  *  *  *  *と区切り、違う文が入る時があります。驚かないで((*



以上でしょうか?
たまに英語とかをストーリー中に入れるつもりですが、なるべく日本語にしたいなぁ、と思っております。もし取り入れたとしても英語ばかりでしょうね、イタリア語とかドイツ語も得意ですが。


それでは、感想やアドバイスお待ちしております。






We are story present for you.
      (僕達の物語をあなたへプレゼントします)

2神音 桜紗 ◆ptZpvaYoVY:2011/05/04(水) 12:22:16 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp


 ねぇ、月葉くん。私は月葉くんと過ごした二年間は私の過ごした十八年の中で一番幸せだったと思うわ。

 月葉くんの書く物語は、私のお母さんの書いたお話と似ているわ。真っ白な雪のように、優しい甘いお話よ。
 きっと、月葉くんなら、作家になれると思うの。月葉くんは、作家なんかなりたくない、って言っていたけれど世間のみんなは月葉くんの二作目を……木下オトに戻る事を望んでいる筈よ。編集者の皆さんだってその筈よ。私も、ね


 きっと、月葉くんは怖いんじゃないのかしら?麻音ちゃんがいなくなってしまった事が。

3神音 桜紗 ◆ptZpvaYoVY:2011/05/04(水) 14:25:21 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp

 月葉くん。私は、あなたを信じているわ。月葉くんなら、きっと書いてくれると思っているの。

 月葉くんならね、きっと……きっと私の気持ちを……みんなの気持ちを理解出来、裏切らないと思うわ。

 私は、月葉くんの二作目をずっと待ち続けているわ。月葉くんなら、出来ると思うから………。



--プロローグ・自己紹介の代理回想・あの時"文学少女"が願い呟いた事--

真っ白な綺麗な木蓮の下、僕は……木下 月葉(キノシタ ツキハ)は、出会ってしまった。鮮やかな黒髪を二つの三つ編みにし太ももより5cm程度短めまで伸ばしている。見た目は大和撫子で上級生っぽい先輩。それこそが天音 桜花(アマネ オウカ)先輩である。


 ーー恥の多い生涯を送って来ました。

 十四歳の冬。中学二年だった僕。風心社(フウシンシャ)に応募した小説……“青空(ソラ)のように”が最小年最優秀賞を受賞し、僕の周りの人物の人生を狂わせてしまった。引きこもり、過呼吸になってしまった僕の過去を知っても、笑い掛けてくれた桜花先輩。


 今の僕……十七歳で生涯なんて大袈裟かも知れない。だけれど、本当に僕の生涯は終わってしまっていたのかもしれない。



 初め、笑いかけてくるその先輩が僕は苦手だった。屈託の無い明るい笑顔、何もかもの全てが苦手だった。

悪口を言っても、翌日には「月葉くん!部活の時間よ」と笑顔で教室まで迎えにくる。

4神音 桜紗 ◆ptZpvaYoVY:2011/05/04(水) 21:18:59 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp

 先輩が何故か木の上に登っている所を目撃した。僕に気付いていない先輩はターコイズブルーのリボンを木の枝に結びつけ嬉しそうに降りてくる。降りて来た瞬間、僕が出て行くと真っ赤な顔をして「今の、見ていたの……?」と恐る恐る聞いてきたから僕は仕方無く「何の事でしょう?」と笑って見せた。

 あの木には伝説が残っており、誰にも見られず、木の枝に制服のリボンを結ぶと願いが叶うと言う乙女チックな伝説が残っている。
あの日、桜花先輩は何を、あのターコイズブルーのリボンに何を願ったのだろうか。





 さようなら、あなたは私の最愛の人でした。

 そう別れを告げられた相手をどんな気持ちだったのだろうか。
何故、あんなに優しく手をふりほどき、一人で歩んでいかなければならなかったのだろうか?
何故愛し合っている二人を引き離さなければならなかったのだろうか?


 僕がそう思い始めたのは高校二年生の秋……冬くらいだろうか。
桜花先輩が受験をし、成功したら遠くへ行くと知って、受からなければ良いと考えた時からだろうか。


 僕は嫌だ。

 桜花先輩のあの優しい手を、暖かい手を振りほどくのなんて。
 あの優しいすみれ色の笑顔を僕の前から消さなければならないのなんて。
 あのオレンジ色の夕日が差し込む中、三題噺を書く僕と、本を読む桜花先輩との日常を奪ってしまうなんて。


ーー絶対嫌だ。


しかし、桜花先輩は行ってしまうのですかー……?





 さようなら。これほどまでに……愛したあなた。





…………そう、呟いて。

5神音 桜紗 ◆ptZpvaYoVY:2011/05/05(木) 11:47:58 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
†第一章・先輩と彼女†

「うんっ、美味しいわ!」

黒髪の長い二つの三つ編みをヒョコヒョコ揺らしながら、天乃 桜花(アマノ オウカ)先輩が語り出す。

「あのねっ、“スノーグース”はね、極上のソルベの味がするの。舌の上でそっと溶けて喉を滑り落ちて、火照った心をさましてくれるの」

「あ、それより"おやつ"は出来た〜?」

蘊蓄を垂れ流している桜花先輩が僕、木下 月葉(キノシタ ツキハ)の方を見てにんまりと笑う。僕はため息を付いて、原稿用紙をスッと差し出す。

 桜花先輩が"おやつ"と言っているのは、僕の書いた三題噺のことで、三題噺とは、三つのお題をもとに、噺を作ることである。

 今回のお題は、"冬"、"パンダ"、"婚約指輪"である。
 僕の書いた三題話を、桜花先輩は嬉しそうに食べている、と思ったら、いきなり「まずぅーい!」と叫び出した。

「可笑しいわっ。冬にパンダが友達に婚約指輪を渡したとこまでは、甘くて美味しいアイスのストロベリー味みたいだったのに、パンダの友達がいきなり暴れ出してパンダを殺しちゃって、指輪を壊しちゃったよぉ!! まずぅい!!アイスの中にマヨネーズと辛子がトッピングされてストロベリーの味がなくなってるぅ〜!!」

 僕の頭をポカポカと叩くが全部涙目になりながら食べ終わると「明日は甘いお話を書いてね」とすみれ色の笑顔を僕に向けてくる。僕は小さく「はいはい」と呟くと、桜花先輩は嬉しそうに飛び上がっていた。


「あ、そう言えばね、私もそろそろ受験生だし部活を休む事にするわ」

桜花先輩は高校三年生、そして今は冬。僕は驚き、ガタリと音を立てて立ち上がると「まだ休部してないんですか!?」と叫ぶと桜花先輩は小さく笑って「ええ、だって色々あったし」と言い訳するように僕から目を逸らす。
 あり得ない。僕は小さく頭を抱えると「分かりました。それじゃあ、しっかりと勉強をやって下さいね」と静かに言う。これでやっと、桜花先輩の"おやつ係"から解放される。

「それでね、毎日一つずつ三題噺を私のお家に送ってね」

そう笑うと僕は愕然とした。桜花先輩が渡した紙にびっしりと文字が書かれている。


"先輩"、"友達"、"円周率"---甘いお菓子風
"先生"、"すみれ"、"脱毛クリーム"---チャイのような苦味があるようで甘味もある感じ
"音色"、"風"、"丘"---珈琲味のムース風


等、紙にはビッシリとそんな文字が詰め困れていて僕は唖然とした。桜花先輩は、座っていたパイプ椅子から立つと、黒い鞄を持ち「じゃあ、宜しくね」と語尾に音符がつきそうな程ノリノリで帰って行った。

 僕は唖然とし、ため息を付いた後無造作に鞄にその紙をいれた。




「あり得ないよ!! ホントに、桜花先輩は何時もそうなんだ!!」

翌日、僕はクラスメートで親友の、水月 琉音(ミツキ ルオン)くんに愚痴っていた。

6名無しさん:2011/05/06(金) 21:01:37 HOST:89.142.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
ライトノベルの『文学少女シリーズ』のモロパクリですよね?

7名無しさん:2011/05/06(金) 21:15:27 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
>>7

私が作者です。
文学少女シリーズに似てしまった事は認識しているので、ちゃんとスレを下げ、更新もしなかったし削除依頼も出しました。

8せいいち:2012/05/03(木) 07:25:08 HOST:P221119001059.ppp.prin.ne.jp
はじめまして、僕は53歳未婚男です。宜しかったら未婚女性の方お便り待ってます。趣味は読書音楽鑑賞模型RC他です。sei-celt@willcom.com梅本育子と澤田ふじこよく読みます。

9白鳥夕:2012/05/06(日) 20:57:12 HOST:248.237.accsnet.ne.jp
わ〜文学少女?天野遠子!私も好き。応援してます。

10桐秦夕葉:2012/05/15(火) 14:42:19 HOST:248.237.accsnet.ne.jp
うん面白い^¥^
ふへぇ〜神音桜紗イタリア語とドイツ語が得意なの!?(驚)
すごいですね〜 ああ…私はちなみにこの間の白鳥夕です。たまに名前を変えます…いろんな名前を作り使っています。よろしくお願いします。
ますます憧れてしまいましゅ〜。
私も急いで更新書かなきゃ(汗)
更新したら、見れる時に必ずにみます。
だからお互い頑張りましょう。
では,また


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