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忘却消失アリス-Wer ist echte Alice?-

1初深 紗雪 ◆RTk.ch61hE:2011/04/05(火) 21:35:44 HOST:p2142-ipbf210aobadori.miyagi.ocn.ne.jp

初めまして、又はお早う御座います、今日は、今晩は、先程振りなどなどの方も居ますでしょうかね。
この作品含め三作品目です。初深 紗雪(ハツミ サユキ)と申します。

今回は題名の通りで童話的小説を書いていこうと思っております。説明してしまいますと一作品目を単語で表すと「絶望」最初から絶望的な作品で御座います。二作品目は「大罪」七大罪を処理するという学園系、それ故童話じみたお話で御座います。そしてこの作品は「消失」名前の通りです。そしてこの作品達を繋げる事を目指しております。なので同じ名前のキャラが一人出てくると思いますがそこら辺は敢えて伏せて置きますね。そしてある程度まとまってきたら新しいものを立てるかもしれませんが、此処はまだ未定です。無理かもしれませんしね。
さて、「忘却消失アリス-Wer ist echte Alice?-」を書いていきますが、今回も前回などと同様ドイツ語が出ております。「Wer ist echte Alice?」は「本物のアリスは誰?」この作品でのアリスは世界の支配者みたいなものでそれを決めるゲーム的な展開です、とだけ言っておきますね。歪んでいるかは分かりませんね。
という事で毎度毎度ですがかなり遅い更新になってしまう場合も御座います。

‡注意事項‡
*今回の作品はグロい表現が多いと思われます。何と言っても戦闘系、童話物語ですので。一応遠まわしにしていこうとは思っておりますがそれなりにグロいものや遠まわしに出来ないものなど沢山出てきます。なのでグロい表現が苦手ですという方は此処でUターンしていた方が身の為自分の為で御座います。私的にもそうして頂きたいです。
*この小説には三次元、というか現実的に有り得ない者達が出てきたりします。魔術師や能力者、それ以外の者も出てきますのでご了承を。
*この小説は童話など幻想的な世界観に仕上げていこうと思っておりますので学園系など一切入らないと思います。
*……勿論ドイツ語が多々入ります。しかし私の方としても詳しく分からず曖昧なので間違いがあっても見逃して下さい。
*誤字脱字が多い故、行の変え方などが色々と変わりますがそれは間違いですので行は見逃しておいてください。誤字脱字は此方で見つけ次第次レスに書き込む心算です。
*荒らし、中傷、暴言などは受け付けておりません。そして一切おやめください。
*感想やアドバイス等は随時受け付けておりますので気軽にどうぞ。しかしその際の一行レスはおやめください。

*何時もと同様自作の小説は初心者にかなり近いので表現などが曖昧だったり、変な言葉になっていたりと大変読み辛くなると思われます。殆どは私の自己満足と言っても良いでしょう。そんな作品でも見てあげるよ、という方は宜しくお願いしますね。*




Das Defektprodukt, das Alice, die seinen Grund fur Sein vergab, frei ist. Sind jene Jungen immer noch Opas, es in Alice zu fordern...?(自分の存在理由を忘れたアリスは只の欠陥品。それでもあの子達はアリスを求めるのかしらね...?)

Wie Bist du eine traurige Person...(なんて悲しい存在なのかしら...)

He, so eine traurige Geschichte wird einen Vorhang offnen...(ほら、そんな悲しい物語が幕を開けようとしているわ...)

2初深 紗雪 ◆RTk.ch61hE:2011/04/06(水) 15:14:25 HOST:p2142-ipbf210aobadori.miyagi.ocn.ne.jp

―――A.D.2092年.―――

--序章-真っ白な風景--

 ふわり、と穏やかな風が吹いている。空は青く、雲は風に流されふわふわと流れていく。雲は捕まえられそうで捕まえられないもどかしさを与え、空は笑っているとでも言うかのように透き通っている。そんな事を思いながら野原に寝そべり手を伸ばし雲を掴む仕草をする一人の少女。瞳は空と同じく透き通っているブルーで髪は野原の様な草が生い茂っているかのようなエメラルドグリーン。少女が寝そべっているので髪は地面に広がっている。服装はとても薄そうな白のワンピースを着用している。その為服から出ている日光を遮断しているかのような真っ白な肌はとても病弱にも見える。その少女の名前はクロス=ラインシェリス。植物の様に生きいきとした色を放つ髪、天候を表している様な瞳…少女の第一印象は自然を擬人化したもの、である。そんな少女は空に向かって手を伸ばしながらも小さく溜息を吐いて目を瞑る。

「青い空、緑の草原…戦争が拡大してしまったら消えてしまう色達…」

目を瞑りながらそう呟くとクロスの瞳からは小さく、透明で綺麗とも言える純粋な雫が一粒草の上へと滑り落ちた。"戦争"が始まれば少女の髪と瞳の色は自然から消え去ってしまうと言う事、それを哀しむクロス。

 時は2050年、つまりは今から40年程前、第三次世界大戦が始まった。それも大規模で犠牲者が沢山出ているという非常事態にもある。クロスの住む王国、リリーシャ王国は40年間の間参戦せず被害は全く無かったが現在2092年に至り展開は急変。何故か大戦に参戦しなければいけなくなり、後一ヵ月もすれば王国は大変な事になるという。その戦力となるのは王国直属の軍隊と五人のアリス達。「アリス」とは特別な能力を持った少女を指す。そのアリス達は特別な能力を生まれながら授かってはいるがそれの代償としてなのか成長していくにつれて自分の存在する理由や生きている理由が分からなくなってしまう事がある。分からなくならないというケースもあるが分からなくなってしまう方が確率的にも大きいとされている。そしてそのアリス達、五人の中に最もアリスという存在に近い存在が居る。元々アリスとは儚くも綺麗で美しく、一点の穢れもない純粋な少女を指しているのだ。だがそれを見分けられるのは王国の中にはおらず、この世にも存在していない為成長していかないと全く分からないのだ。そしてクロス=ラインシェリスはアリスの一人、空気と天候を操れる能力を持っている。他のアリス達もそれぞれ能力を持っているがそれは後々分かってくるであろう。

 クロスは目を瞑りながら涙を零しているとふいに此方に近づいてくる足音が聞こえた。その音を聞き目を開くと上には立ちながらクロスを見る一人の男性の姿があった。

―――――――

えっとアリスの事ですが>>1に書いた説明と全く異なっています。すいませ、orz←


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