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今でも君を

1明優:2011/03/29(火) 22:24:07 HOST:i114-185-33-19.s41.a005.ap.plala.or.jp
初めまして。明優(あゆ)っていいます。
これから小説を書きたいと思います。
初心者で、面白くないかもしれませんが、
アドバイスや感想をくれたらうれしいです!

2明優:2011/03/29(火) 22:31:06 HOST:i114-185-33-19.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ご苦労様でしたぁー!!」 
部員全員の声で部活は終了した。
私は制服に着替えるため、部室へ行った。
「茜先輩、お先に失礼します!」後輩が言った。
「気をつけてね!!」私は軽く後輩に言葉を返す。」
神代茜(かみしろ・あかね)。中学3年生。
女子サッカー部のキャプテン。サッカー大好き少女。
将来はプロになるのが夢。

3明優:2011/03/29(火) 22:36:36 HOST:i114-185-33-19.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜!!」「夏美、どうしたの?」
親友の夏美が声をかけてきた。
「このボール変だからさぁ〜。どーする?!」
「先生に新しいの買うように頼んでみるよ!!」「だね★」
クラスも部活も同じ、親友の石原夏美(いしはら・なつみ)。
小学校からの友達。何でも話せる仲だ。
「茜。じゃあ私、彼待ってるから行くね?」 夏美はカバンを手にとって言った。
「うん!仲良くねぇ〜。」「ばいばい★」

4明優:2011/03/29(火) 22:45:07 HOST:i114-185-33-19.s41.a005.ap.plala.or.jp
夏美と別れた後、私は男子サッカー部の部室を訪ねた。
「勇汰ぁー!!帰ろー!」 私は勢いよくドアを開け、叫んだ。
「ノックくらいしろよっ!」「別にいいじゃん★」
岡田勇汰(おかだ・ゆうた)。家が隣の幼馴染。男子サッカー部副キャプテン。
付き合ってるわけではないけど、部活で夜遅くなるから2人で帰っている。
私と勇汰の家の方向の人はいないから。
「へぇ〜。転校生来るの?!」私の声は夜道に響く。
「あぁ。俺のクラスに男・・・だったはずっ!」勇汰は思い出すように言う。
「イケメンかなぁ?狙っちゃお!」
「お前らしい発言だな!!」
2人は明日来る転校生の話で盛り上がっていた。
勇汰は男子の中では1番の友達だ。

5明優:2011/03/30(水) 13:42:41 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜茜の部屋〜
「う〜。お腹いっぱーい!!勉強しよ〜っと!!」  ザザザ!!
本棚にある教科書を取ろうとしたら本を全部落としてしまった。
「やっちゃったよぉ〜!!」
1冊のアルバムが目に止まる。
これ・・・。
昔のアルバムだった。
あ・・・。翼・・・。根本翼(ねもと・つばさ)。
私の幼馴染で初恋の人。・・・そして・・・。
サッカーの楽しさを教えてくれた人。
あれは・・・8年前の話・・・。

6明優:2011/03/30(水) 13:50:04 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
私と翼と勇汰は仲の良い近所の幼馴染だった。
よく3人でボールを蹴って遊んでいた。
翼はサッカーの才能があったから近所では有名なサッカー少年だった。
そんな翼に私は心を惹かれていった。
でもそんなある日・・・。

7明優:2011/03/30(水) 19:51:06 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
私達3人が7歳のある日・・・。事故で翼が死んだ。
サッカーの才能のあるから将来は「サッカー選手になりたい」って言っていた
翼がわずか7歳でこの世を去った・・・。
翼が死んでから私は決めたんだ。
「私が翼の分もサッカーで頑張ってプロになる」って。
その日から翼に教えてもらったサッカーを毎日やった。
翼の夢はしだいに私の夢となっていた。
「翼・・・。」私は3人で撮った写真を写真だてに入れた。
翼の住んでいた家を見る・・・。
翼が死んでから、翼のお母さんはどこかへ引っ越して行った。
翼は母子家庭だったから2人暮らしだった。
お母さん、きっと悲しいだろうな・・・。

8明優:2011/03/30(水) 23:36:19 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜次の日の部活終わり〜
私はいつものように勇汰のところへ足を運ぶ。
そういえば、転校生見てないなぁ・・・。勇汰に聞いてみよっと!
あれ・・・?部室にいない・・・?
男子サッカー部室に行っても誰一人いない。
あ!体育館に電気ついてる!!(←今日は女子サッカー部がグラウンド使う日)
私は体育館に足を運ぶ。
「たのむよっっ!!」 誰かの声が聞こえた。
「俺、どうしてもサッカー部に入部したいんだ!!頼むっ!!」
え・・・。
顔を見ると見たことのない人・・・。それに・・・。
翼にそっくりだった。
翼・・・?!

9明優:2011/03/31(木) 20:05:48 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
翼・・・なの・・・?
でも翼は死んだんだよ・・・?
声もあの頃の声をちょっと低くした感じだった。
「頼むっ!どうしてもサッカーしたいんだ!」
その人はさっきからキャプテンの宮島(みやじま)君と副キャプテンの
勇汰に入部を頼んでいた。
「でもなぁ〜。今さら3年の新入部員はなぁ〜。ポディション決まってるし・・・。」
「じゃあさ。俺と勝負しようぜ!!」 その人は言った。
「何言ってるんだよ・・・!!」 宮島君は言った。
「お前たち2人でいいぜ。俺1人でやるから。」
もう話は進んでいるようだった。
「宮島。こいつの動き、見るだけ見ようぜ。」 勇汰が言った。
「そうだな・・・。」

10明優:2011/03/31(木) 22:05:21 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
そして3人の勝負は始まった。
「ボールはお前からでいいよ。1人だし。」 勇汰が言った。
「おー!サンキュ!!」 その人は笑った。 笑った顔も似てる・・・。
「じゃあ・・・行くぞ!!」 
その人はかけ声とともにボールを走らせていく。
まるでボールを操っているように・・・。
あっという間にボールはゴールに入っていた。
顔が似てるせいかな・・・?動きも翼に似てる気がする・・・。
いつの間にか私の心臓は音を出して鳴っていた。
この気持ちは・・・何? この人誰なの・・・?
翼の・・・生まれ変わり・・・?

11明優:2011/04/01(金) 21:21:18 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
勝負は終わったようだった。
「やった!!勝った!!な?入部いいだろ?!」 その人は明るく言う。
「お前・・・強いな・・・ハァ・・・ハァ・・・。」
宮島君は息を切らして言った。
「宮島・・・。入部・・・いいんじゃねぇ?」続けて勇汰が言った。
「そうだな・・・。」
私は走り出した。
この人は・・・。
翼の何なの・・・?
きっと何か関係があるはず・・・。
「あのっ!」私はその人に声をかけた。
「茜・・・っ?」 勇汰はビックリした顔で私に言う。
「あなたは・・・。翼・・・なの・・・?」
私はその人に聞いた。

12明優:2011/04/02(土) 15:48:20 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
「何・・・変な事言ってるの・・・?俺、人違いされてる?」
その人は疑問そうに私に聞く。
「翼と何か関係あるんじゃ!」「俺は香川龍(かがわ・りゅう)。
残念ながらアンタの知り合いとは関係ないと思うよ。」 その人は言った。
香川・・・龍・・・?名前はすべて違う。
なのにどうしてこんなに似てるの・・・?
ただそっくりなだけなの・・・?
「あれ?アンタもサッカー部なの?」 
その人は私のカバンについているサッカーボールのストラップを見て言った。
「あ・・・。キャプテンです!!」「マジで?!」
その人の顔は明るくなる。
「マジかぁ!!ここの中学の女子サッカー部のキャプテン超うまいって
聞いてさぁー!!探してたんだけどなかなかいなくて!!やっと会えたな!!」
手をつかまれて言われた。
「ちょっと勝負しねぇか?」「え・・・あ・・・うん・・・。」
私はその人と勝負することになってしまった。

13明優:2011/04/02(土) 16:02:30 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
私はその人からボールを奪い取り、ゴールへと運んだ。
「ヤバっ!女なのに・・・。まぁ・・・本気は出してなかったけど女で
あそこまでって・・・。お前、相当努力しただろ?」その人は聞く。
「ま、まぁ・・・。」
「お前、名前は?!」「神代・・・茜。」
「茜な!OK!じゃあ俺の事も龍って呼べよ!!」
「り、龍・・・。」
「わ!!ヤバイ!!そろそろ帰るわ!!入部あんがとな!!あ!あとさ!茜!」
「ん・・・?!」
「また一緒にサッカーしような!!」 笑顔で私に言う。
「え・・・。うん!」私は笑顔で返事をした。
翼に言われているみたいでうれしかった。

14明優:2011/04/03(日) 21:11:54 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜帰り道〜
「アイツって本当、自分勝手な奴だよなぁ。茜もそう思うだろ?」
「え・・・あ・・・うん。ねぇ。勇汰。」「ん?」
「あの人・・・。龍は・・・。翼じゃないんだよね・・・?」
私は静かに言った。
「茜・・・。お、お前なぁ!!もう翼が死んで8年だぜ?!
そろそろ他の男好きになれよっ!」 勇汰は笑って言う。
「だって・・・。龍って人やっぱり翼に似すぎだよっ!!サッカーしてる姿だって・・・。」
「確かにな・・・。俺も最初見たとき、翼が戻って来たかと思ったよ・・・。」
勇汰も同じこと思ってたんだ・・・。
私は龍って人の事で頭がいっぱいだった。
グイッ!!  「きゃ!ちょ!勇汰?!」
勇汰は私の顔を両手でつかんだ。
「翼とアイツを重ねすぎ!!マジメな顔して悩んでるお前のその顔嫌い!!
明るくなれよっ!!いつものブサイク顔に!!」 勇汰は笑って言った。
「ブ、ブサイクって何よ!!」 私は言い返した。
「そーそ!!その顔が俺、1番好き!!」
勇汰は私の頬をつねて言った。

15明優:2011/04/05(火) 19:18:13 HOST:i114-182-217-18.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜朝〜教室〜
「茜ぇ☆見て見てぇ〜!!ついに買っちゃったよぉ☆新作ポーチ☆」
朝からテンション高めの夏美。
「わぁ!いいなぁ。それって今1番中高生に売れてるポーチでしょ?!
私もほしいけどさぁ・・・。」
「茜は毎月、毎回本屋に行くたびさっかーの本買いすぎなんだよ!!」
夏美は私に顔を近づけて言う。
「だってさぁ・・・。本田の活躍とか動きのポイントとかサッカーに必要だし・・・。」
「サッカーサッカーって!!サッカーやってる理由は分かってるよ!でも茜。
このままだと女磨けないよ?彼氏できないよ?勇汰といい感じじゃん!!
付き合うとか考えないわけ?!」 夏美は大声で言う。
「夏美、声でかい。ってか勇汰はただの幼馴染ですけど・・・。」
私は疲れた声で言う。

16明優:2011/04/05(火) 22:47:49 HOST:i118-20-219-64.s41.a005.ap.plala.or.jp
「幼馴染で終わっていいの??」 夏美は私に聞く。
「いいの!!もー!朝から〜!!」 私はその話を終わらせようとする。
「あのさ。ここのクラスに神代茜・・・だっけ?って奴いる?」
誰かが私の名前を呼ぶ。
「ちょぉーと!!茜!!イケメン転校生ともう仲良くなったのぉ??」
夏美は小声で興奮しながら聞く。
「サッカーでね・・・。」 私は小さく答えた。
「へぇ〜。サッカーで出会う2人ねぇ。まぁ頑張っておいで♪」
夏美は私の背中を押す。
「夏美の思ってるような関係じゃないから!」
そう言って私は龍の元へ近づいた。

17明優:2011/04/07(木) 15:47:05 HOST:i118-20-219-64.s41.a005.ap.plala.or.jp
「で。どうしたの?」 私は龍に聞く。
「朝のホームルームまで20分あっからグラウンドでサッカーしねぇか?」
「えっ!あ・・・まぁ、いいけど・・・。」
「やった!じゃあ行こうぜ!」 ・・・本当に自分勝手だなぁ・・・。でも・・・。
龍の笑った顔・・・。翼に本当、そっくりだ・・・。
〜グラウンド〜
「お前っ!スカートのままやる気?」 龍は驚く。
「だって下、短パンだもん。ど〜ぞ見ていいですよww」私はふざけて言う。
「んなもん見たくねぇよ!色気ねぇし(笑」 龍は笑いながら言う。
「失礼な男!!」
それから私と龍は20分間サッカーをした。
翼・・・。
龍が翼に見えてドキドキが止まらない。
この気持ちは・・・。
何なんだろう・・・。

18明優:2011/04/07(木) 16:11:42 HOST:i118-20-219-64.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜朝〜登校中〜
「もうすぐ部活引退だな〜。」
「そーだね・・・。一応私達3年で受験生だしねぇ。」
私と勇汰は高校の話をしながら歩く。
「茜はどこ受けるの?」「分かんない・・・。どっかの高校で私を拾ってほしい
って感じ!!」
「お前、バカだもんな!!」 勇汰は笑いながら言う。
「余計なお世話です!!勇汰はどこ行くの?」 私は聞いた。
「さぁーねぇ。まだそんな後の事考えたくないね!」 勇汰はキッパリと答えた。
「確かにねぇ。」

19明優:2011/04/10(日) 16:28:41 HOST:i114-185-33-40.s41.a005.ap.plala.or.jp
学校が近くなるにつれ、同じ制服の生徒が目に付く。
ドン! 「いてっ!!」 誰かが私にぶつかってきた。
「よ!茜!今日も俺の相手頼むよ!」 龍が笑顔で言った。
今日も?!でもその笑顔で言われたら断れないよぉ・・・。ずるいなぁ・・・。
龍は走って校門へと消えて行った。
「仲良くなったのか?アイツと。」 勇汰は聞く。
「うん・・・まぁ・・・。サッカーの相手してるだけだけどね!」
「ふ〜ん。まぁそれほどお前のサッカー上達したって事だな!」
勇汰は明るく言った。
「どう言う事?!」 私は疑問を抱く。
「だから、アイツってサッカー強いじゃん?なのに相手をお前に選ぶって事は
お前とサッカーしてて練習になるって事だよ。」
勇汰に言われた言葉、すごくうれしい。
私、強くなれたんだね・・・。
翼・・・。

20明優:2011/04/10(日) 16:32:59 HOST:i114-185-33-40.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜グラウンド〜
「龍!!」「お!今日も悪いな!時間少ないから早くやろーぜ!」
「うん!」 私と龍は夢中でボールを追いかける。
10分後・・・。
「ハァ。ハァ。ハァ。もぉーだめぇ・・・。」 私は息が切れる。
「俺も・・・結構・・・」 龍も少し息が切れている。
「茜・・・。」「ん・・・?」
「あと10分、話さないか?」 突然の龍からのサッカー以外の誘い。
「いいよ。」 私は迷いなく答えた。

21明優:2011/04/13(水) 22:23:06 HOST:i114-185-33-40.s41.a005.ap.plala.or.jp
「何か茜とサッカーしてると懐かしさがあるなぁ。」
え・・・?!やっぱり・・・翼?! 一瞬そう思った。
「ど、どうして?」 私は聞いた。
「俺さぁ。サッカー始めた理由さぁ、父さんの影響なんだ。」
龍は語り始めた。
「父さんさ、プロサッカー選手になれそうな位の実力があったんだ。
プロからも声掛けられてて、将来は決まってた・・・。でもある日、事故に
あって一生がつく怪我をした。しかも足に・・・。だからもうプロにはなれなくなったんだ・・・。
でも俺が小さい頃、毎日のように父さんはボールを蹴ってた。
その姿見て、俺はサッカーをやって父さんの分までプロで活躍する。
そう父さんに誓ったんだ。」
「じゃあ、龍がサッカーやってる理由ってお父さんのため・・・」
私の言葉は最後まで続かなかった。
「違う。昔はそうだった。でも今は違う。」 龍は強気で言う。

22明優:2011/04/15(金) 21:25:11 HOST:i114-185-33-40.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ど、どうして・・・?」 私は聞いた。
「俺の父さんは母さんも俺も見捨てたからだ。」「え・・・?」
龍は悲しそうな顔で言った。
「父さんは8年前、突然家に帰ってこなくなったんだ。・・・俺たちの前から
突然姿を消した。その日から俺はサッカーも父さんも憎んだ。
サッカーなんて二度としないって心に誓った。・・・でも無理だった。
サッカーだけはどうしても・・・。だから俺は決めたんだ。サッカーで
昔の父さんより強くなるって。それで今の俺はいるんだ。」
龍は明るい笑顔で言った。

23明優:2011/04/16(土) 12:52:14 HOST:i114-185-33-40.s41.a005.ap.plala.or.jp
「そうなんだぁ・・・。じゃあ強くならなきゃね!」 私は笑顔で言った。
「茜は・・・?サッカー始めた理由は?」 龍は私に聞いてきた。
「初恋の人のため!!」「初恋?」
「うん。私の初恋の人ね、龍みたいにサッカーの才能持っていた人だったの。
でも死んじゃったの・・・。だから変わりに私が彼の夢だったサッカー選手に
なるんだ!!」 明るい笑顔で私は言った。

24*ひっちぃ*:2011/04/16(土) 13:28:42 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp
明優さん!私この小説好きです♪

はやくつづきを〜><

頑張って下さい^^♪

25明優:2011/04/16(土) 22:21:49 HOST:i114-185-33-40.s41.a005.ap.plala.or.jp
ひっちぃさん(最初と最後のマークなくてごめんなさい)
コメントありがとうございます♪
頑張りますね!!

26明優:2011/04/16(土) 22:30:00 HOST:i114-185-33-40.s41.a005.ap.plala.or.jp
「死んだのか・・・?その人・・・。」 龍が聞く。
「うん・・・。サッカーの楽しさを教えてくれた大切な人だった・・・。」
翼の話をしながら龍を見ていると龍を抱きしめたくなる・・・。
私はその欲望に負けて・・・。  ぎゅ。
「あ、茜?」 龍はビックリしている。
「ごめん・・・。あまり似てて・・・。」「え・・・?!」
「初恋の人・・・翼に・・・似てて・・・。」 そう言って私は龍から離れた。
「ごめんね。」 私が謝ると龍が「いいよ。」と言って私を抱きしめた。
「え?!龍?!」
「そいつに俺が似てるんだろ?大切な奴だったんだろ?お前、今ソイツが
恋しくなったんだろ?」 龍は私の気持ちを全て分かっていた。
私はそのまま龍に抱きついた。

翼・・・。
私、あなたがこの世を去って8年たった今でも
あなたをこんなにも思っているの・・・・・。
今でも君がこんなにも好きなんだ・・・。

27明優:2011/04/16(土) 22:33:07 HOST:i114-185-33-40.s41.a005.ap.plala.or.jp
翼が好き。
その気持ちは前から分かっていた。
でもこんなに好きだった。
でも・・・。
私、龍のことが・・・。
今の私はもしかしたら・・・。
翼より龍の方が・・・。

28明優:2011/04/16(土) 22:38:58 HOST:i114-185-33-40.s41.a005.ap.plala.or.jp
「今度、その人の写真見せてよ!どんだけ似てるか見てみたい!!」
龍は笑顔で言った。 「ビックリするよ?」 私は言った。
「じゃあ、その覚悟しておくよ!あとさ、墓に行って墓参りもしたい!!」
龍は笑顔で言った。 「うん!!」 私も笑顔で答える。
あぁ・・・。私はきっと龍が好きなんだ・・・。
最初は翼と重ねて見ていたけど、最近は龍自身を見ている自分がいる。

29明優:2011/04/17(日) 11:33:32 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜部活〜
「あき〜!!行くよぉ!!」 私は後輩にボールを蹴っていた。
「茜。ちょっといいか?」 顧問の先生が私を呼んだ。
〜部室〜
「今度の大会でお前たち3年生は引退だな・・・。それでその大会の事なんだが・・・。
その大会に高校のスカウトが来るんだ。」 「ス、スカウト?」
「茜は才能があるからきっと声がかかるはずだ。気をぬかないで頑張れよ!
将来がかかってるんだから!!」 「はい!!」
スカウトかぁ・・・。じゃ、推薦って事だよね・・・?
スカウトされたらいいなぁ・・・。

30明優:2011/04/17(日) 11:43:48 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜部活終了後〜女子サッカー部室〜
「茜!!」「龍?」 龍が急に私を訪ねてきた。
「どうしたの?」
「まだ外も明るいしさ・・・。一緒にサッカーしねぇか?」 龍が言う。
「うん!!いいよ!!じゃあ、グラウンドで待ってて!!」 私は明るく答えた。
龍はグラウンドへ向かって行った。
「ふ〜ん♪茜とイケメン転校生君、いい感じ〜?ってかできてるぅ☆」
夏美が私をひやかした。
「ち、違うよ!!」 私は必死に否定する。
「あれ〜?顔、真っ赤だよぉ?」 夏美がしつこく聞く。
顔が熱い。 「もぉー!ほら!!彼氏、待ってるよ!!早く行きなよ!!」
私は制服に着替えた夏美を部室から放り出した。
顔の赤みがおさまったら行こっと・・・。
「茜ぇ?」「ゆ、勇汰ぁ!!」 勇汰が訪ねてきた。
「帰ろうぜ?」「あ、あのさ、今日は先に帰ってて?」
「何で?」 勇汰は不思議そうに聞く。
「り、龍とこれからサッカーするんだ・・・。」
勇汰の顔が一瞬曇った気がした。
「マジで?あ・・・そっか・・・。じゃあ、気をつけて帰れよ!じゃ!」
「ごめんね・・・。バイバイ・・・。」

31明優:2011/04/24(日) 20:51:00 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜グラウンド〜
「龍!!」「おぅ!!蹴っていいかぁ?」「OK!!」
私たちはボールを蹴りながら語った。
「今度の大会、スカウト来るって聞いたか?」 龍が言った。
「うん。聞いたよ。」
「もし茜、お前がスカウトされたらどうする?」 龍は私に聞く。
「う〜ん。たぶんその高校行くかなぁ・・・。龍は?」
「俺も行くよ。プロ目指してるしな!スカウトされるとしたらサッカーで
有名な西丘高校だろうな・・・。」 龍はあボールを止めて言った。
「もしスカウトされたら一緒の高校行けるかもね!」 私が言った。
「なぁ、大会まで一緒に放課後、練習しねぇか?」
急に龍が言ってきた。・・・うれしい・・・!!
「うん!!じゃあ、放課後練習しようね!!!」 笑顔で私は答えた。

32明優:2011/04/25(月) 17:10:02 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜夜8時〜
「すっかり夜になっちゃったねぇ。じゃあ、帰ろっかぁ!」 私は言った。
「俺、送るよ。」 龍はボールをカバンにしまいながら言う。
「でも私の家、みんなと方向違うし・・・。」
「別にいいよ。俺が誘ったんだし。もう暗いし女1人って危ないだろ?」
「でも、龍のお家の方が心配するよ・・・。」
「俺ン家、誰もいないよ。夜中帰ってくるから。」
龍はカバンのチャックをしめながら言う。
「龍のお家って、お母さんと2人暮らしなんだっけ・・・?」
「あぁ。だから母さん、仕事大変でさ。だからいつも12時頃帰ってくるよ。
俺を養うのにすっごく苦労してる。だからスカウトされれば高校の授業料とか
援助してくれる。そうすれば母さんも少しは楽になれるだろ?そんで
プロになって母さんに親孝行するんだ!!」
龍は明るく語った。

33明優:2011/04/26(火) 08:44:07 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍、超いい子だね!お母さんのためにもサッカー、頑張らなくちゃだね!」
私は明るく言った。 「おぅ!!」 龍も明るく返してくれた。
私は龍に家まで送ってもらっ。
月日はたち・・・。今日は大会前日の日。
夏休みに入っている私たちは1日中、明日の大会に向けて練習中だ。
「今日はちょっと早いけど明日の大会に向けて終わりまぁーす!!」
私は部員全員に言った。
「明日の大会に向けて体調良くしておいてね!今日は早く寝ること!!
明日の1回戦絶対勝とうね!!」 私は部員全員に明るく言った。
「はい!!」 みんなも明るく返事をした。
明日は高校のスカウトが来る。
全力で頑張ろっ!

34ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/04/26(火) 19:50:45 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
とっても長続きしていて凄いですね!

一気読みさせて頂きましたが内容も面白いです*

龍がかっこいいry

これからも頑張ってくださいね*
次も楽しみにしていますノ

35明優:2011/04/26(火) 20:48:07 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
ねここさん(マークなくてごめんなさい・・・)
コメントありがとうございます★
とってもうれしいです!これからも頑張りますね!!
龍をかっこいいだなんて、ありがとう。純粋な男の子ですからねww
まだまだお話は続きますので、最終回まで見守っていただければうれしいです!

36明優:2011/04/26(火) 20:51:47 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜!!」「龍!!」
今日は私と龍の大会前の最後の練習。
いつものようにボールを蹴りながら語った。
「明日の1回戦、緊張する!!」「だよなぁ〜。」
「絶対勝とうね!!」「おう!!あ!そうだ!」 龍が言い出す。
「夏休み中、茜の初恋の人に会わせてよ。」 龍は明るく言う。
「うん!写真も見せてあげるっ!」 私も明るく返した。

37明優:2011/04/26(火) 20:55:44 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜大会当日〜1回戦〜
「う〜!!緊張するぅー!!」 後輩たちがそう言っている。
今日は翼の写真ももってきている。きっと見守ってくれるはず・・・。
そして、私たちの試合は始まった。
3時間後・・・。
私達はバスにいた。 結果は・・・。
もちろん勝った☆ バスの中は明るい空気。
6−2で勝った。そのうちの4点は私が決めた。
スカウトの人、見てたかな・・・?

38明優:2011/04/26(火) 21:08:21 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
その後、龍から電話があり、勝った事を知らせてくれた。
2回戦も勝った。男子サッカー部も勝った。
〜2回戦終了後〜控え室〜
「茜。ちょっといいか?」 顧問に呼ばれた。
顧問に呼ばれて行くと・・・。
「こんにちは。初めまして。」「え・・・あ・・・初めまして・・・。」
もしかして・・・スカウト・・・?
「私は西丘高校女子サッカー部のスカウト、中川純(なかがわ・じゅん)です。
あなたをぜひ、我、西丘高校女子サッカー部にスカウトしたいわ。」
「ほ、本当ですか・・・?」
「はい。でも、あなたの3回戦で当たる中学にもあなたと同じくらいの才能を持った
子がいるわ。それに勝ったらの話ですがね。」
「3回戦・・・。」 私つぶやいた。
「3回戦の相手、秋澤中学の村市奈々美(むらいち・ななみ)。その子は
女子サッカー部のエース。あなたと同じくらいのレベルよ。
ウチの高校はどちらか1人を選ばなきゃならない。
だからあなたの全てを出して勝負してほしい。」

39明優:2011/04/28(木) 23:32:39 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜控え室〜
「おめでとぉー!茜!!」「え・・・?」
部員全員が大声で叫んだ。
「さっきのスカウトでしょ?」 夏美が言った。
「スカウトって言っても3回戦勝ったらの話だけど・・・?」
「大丈夫!!私達、みーんな、茜のサポートするから!!」
みんなは笑顔で私を見る。
「みんなぁ・・・。」
私は泣いた。
みんな、ありがとう・・・。
私、このチームで良かったって今、心の奥から思えるよ・・・。

40明優:2011/04/28(木) 23:37:36 HOST:i114-182-216-118.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜3回戦当日〜控え室〜
「えぇー!!!!!!!!!」 夏美の叫び声だけが控え室に響く。
「声、でかい。頭に響く!」 私は注意した。
「茜、熱あるの??」
みんなは私を心配する。・・・ごめんね。
「茜先輩、どうするんですか?」 後輩が聞く。
「出るよ。私の将来がかかってるもん。」「そうですか・・・。」
「よぉーし!!みんな、茜を全力でサポートしよっ!!ね?」
夏美が言った。
「はい!!」 後輩たちの声が控え室に響く。

41明優:2011/05/02(月) 18:51:16 HOST:i118-20-218-229.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜試合開始〜
頭痛薬のおかげで少し治まっている。
集中しよう・・・。
「え?!」
相手のエースは1人でサッカーをしていた。
味方にもボールを譲らない。
「奈々美に任せておけばいいよねぇ。」
「そーそ!勝手に勝ってるし!!」
相手チームの人達は試合中なのに普通に話し始めている。
・・・ありえない。
チームワークがなさすぎなんじゃ・・・。

42明優:2011/05/02(月) 22:09:51 HOST:i118-20-218-229.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は全力でボールを奪いに行く。
クラ・・・。頭が・・・。
それでも私は全力で走った。
そして、相手のエースからボールを奪った。
そのままゴールへと運ぶ。「ピィー!」
入った☆ 相手のエースは唇を噛んでいる。
チームワークのないチームに負けるわけない!
前半戦は2−0と2点差で勝った。
このまま行こう!!・・・頭が・・・。クラクラする・・・。

43明優:2011/05/02(月) 22:12:47 HOST:i118-20-218-229.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜・・・。顔色悪いよ?大丈夫?」「大丈夫だよ!」
夏美は心配してくれている。
「2点取ったし、交代したら・・・?」
「ううん。出る。大丈夫だよ!!」
〜後半戦〜
相手チームは相変わらずエースに任せっぱなし。
「試合でボール蹴ってみたいよねぇ。」 相手チームの部員が言う。
そういう事か・・・。きっと蹴らせてもらえないんだ・・・。

44明優:2011/05/02(月) 22:20:21 HOST:i118-20-218-229.s41.a005.ap.plala.or.jp
そんなのエースじゃないよ!!
私は勢いをつけてボールを奪いに行く。
そして・・・。後半戦はもうすぐ終了する。
あと10分。
4−0で勝っている。1人でサッカーしようとしているエースが悪い。
頭が痛い・・・。
「ウチら負けてない?ボール、それでも蹴っちゃいけないのかな?」
相手チームの子が言っている。
「いくらなんでも可哀想じゃん!!ボール、追いかけよう!!」
相手チームの子たちは勢いよく私からボールを奪いに来る。
・・・サッカーはそうでなくっちゃ!!
私も勢いをつけて走り出す。
ズキズキズキ・・・。頭の痛みとともに・・・。

45明優:2011/05/02(月) 22:24:46 HOST:i118-20-218-229.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ハァ・・・ハァ・・・。」
私の呼吸は上がっていく。頭の痛みも増していく。
「茜!!みんなを頼って良いんだよ!!」
私は夏美のその言葉を聞いて、夏美にパスをする。
夏美とボールはゴールへと走り出す。
でも相手チームがボールを奪おうとしてゴールに行くのが難しい。
そんな中、相手チームのエースが夏美からボールを奪った。
そして・・・。「ピィー!!」

46明優:2011/05/06(金) 16:35:18 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
相手チームが初めて1点、入れた。
ヤバイ・・・。終了まであと5分なのに・・・。
相手チームに波が来た。
相手チームに3点入れられた。こんな短時間で・・・。
私の頭の痛さも増していく。
今は相手チームにボールがある。これを入れられたら・・・。
引き分けで延長になる。そんなに私の頭はもたない。
あと1分・・・。
や・・・。入れられてしまう・・・。
チーム全員はそれを防ごうと走る。
チーム全員をよけて相手チームのエースはゴールへと走る。
ダメ・・・!
「ピィー!!!!!!」
笛の音とともに私は倒れた。

47明優:2011/05/06(金) 16:39:44 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
そして・・・。
「ん・・・?」 点滴されてる・・・?・・・病院?
「茜!!」「な、夏美!!?」
「良かったぁ!!」
そっかぁ・・・。私、試合の時、倒れたんだっけ・・・。
あ!!
「夏美、結果は?!」

48明優:2011/05/06(金) 16:45:47 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜・・・。ありがとう!!勝ったよ!!」「え・・・?本当?!」
2人は明るい顔になる。
「茜、倒れる前、相手チームのエースのボール反対方面に弾いて、
しかもそのボール、ゴールに入って5−3で勝ったよ!!」
「やったぁー!!」 私はうれしくて、病院なのに叫んだ。
ガラガラガラ
「茜!!」「龍?!」何でここに・・・?
龍はユニホーム姿のままだ。
「茜が倒れたって聞いて・・・。大丈夫か?」
「あ・・・。うん。心配してくれてありがとね。」
「俺もいるよ!!」 「ゆ、勇汰?!」
勇汰もユニホーム姿だ。

49明優:2011/05/06(金) 16:50:54 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「2人で駆け付けたんだ。」 勇汰が言う。
夏美はニヤケながら私を見る。
ありがとう・・・。みんな・・・。
「神代茜さん。目を覚ましましたか。試合の結果はあなたが勝ったので
あなたをスカウトしたいと思います。熱があるのにあんなプレーできるなんて
すごい才能ですね。ぜひ、我高校へ。」 スカウトの中川さんが来て言った。
「はい・・・!!」
私は夢の1歩のために西丘高校を受ける!!

50明優:2011/05/06(金) 16:59:37 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「今でも君を」を読んでくださってる方へ
まだまだこのお話は続きます。
たぶん投稿が100は超えるかと思います。
温かく見守っていただければとてもうれしいです!!
「今でも君を」はこれからが本題?的な感じになっていくのでこれからも
茜・龍・勇汰をよろしくお願いします。
受験シーズンから高校編でだいぶ話が深くなっていくのでそこにも
注目していただければうれしいです。
これからも「今でも君を」をよろしくお願いします!!

51明優:2011/05/06(金) 17:11:40 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
そして30分後・・・。
「神代さん。点滴終わったので帰ってよろしいですよ。」
看護師さんが言いに来た。
「夏美、龍、勇汰、ありがとう。」
私たちは4人で帰った。
私の両親は共働きで来れなかった。
夏美は違う方向だから別れた。
龍と勇汰と私の3人。
「2人はどこ受けるの?」 私は聞いた。
「俺、西丘にスカウトされたから茜と一緒だよ。」 龍が言った。
「また一緒にサッカーできるかもね!!」 私は明るく言う。
「俺も西丘、受けよっかなー。」「勇汰も?」
「スカウト来てないけど、龍と一緒にサッカーしてぇーし!!」
「じゃあ、3人一緒かもね!!」

52明優:2011/05/06(金) 17:20:45 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
そして・・・。月日はたち、大会の時期も過ぎた。
女子サッカー部は準優勝。男子サッカー部はベスト5という結果。
残り少ない中学校生活最後の夏休み。部活も引退。
受験勉強をしていた。「間違ってるぅ!!」・・・そう。夏美と一緒に。
「夏美はどこ受けるの??」「う〜ん。2つあるんだけど〜。」
夏美、私と同じでバカだからなぁ。まぁ、私よりは成績いいけど・・・。
「東町高校にしようと思ってるんだけど・・・。茜と同じとこ行きたいけど・・・。
西丘って結構レベル高いじゃん?東町よりは高いじゃん・・・。でも・・・。」
夏美はシャーペンの芯を出しながら言う。
「でも、茜と一緒のとこ行きたいから、頑張る!!」
夏美は最高の笑顔で言う。
「夏美ー!!大好き☆」
本気で瞳がウルウルしてきた。
大好き☆夏美☆

53明優:2011/05/06(金) 20:37:55 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「あ!そういえば茜!!」「ん?」
夏美は何かを思い出したように言う。
「明日ってイケメン転校生君とデートなんでしょ?」 夏美が目の色を変えて言う。
「デートじゃない!!翼の写真見せたり、翼のお墓行くだけ!!」
私は必死に否定する。
「だって、龍君の家に行くんでしょ?」 夏美は私にせまる。
「あれぇ〜?顔、真っ赤だよぉ?」
あ〜!!夏美が変な事言うから、顔が超暑い!!

54明優:2011/05/06(金) 20:45:28 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
明日は夏美の言ったとおり、龍と2人で会う約束をしている。
〜次の日〜学校〜
私たちは学校で待ち合わせをした。
今日の私の服装はTシャツに半ズボン。
そんな気合は入っていない。たぶん、サッカーするだろうからスカートはやめた。
今は龍と2人で龍の家に向っている。
周りから見ればデート・・・なのかな・・・?
突然、雨が降ってきた。
私と龍は午後からお墓に行く事にした。
〜龍の部屋〜
2人は学校のことやサッカーのことを話していた。
「あ・・・。そういえば・・・。これ・・・。」
私は鞄から持ってきた翼の写真を龍に見せた。
「すげ・・・。昔の俺そっくり・・・。」
そう言って龍はずっと写真を見ている。
龍はアルバムから自分の幼い頃の写真を私に見せてくれた。
びっくりするほど似ていた。
本当に同じ人物なんじゃないかって疑うほど似てた。

55明優:2011/05/06(金) 20:50:21 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は龍の家でお昼ご飯をごちそうになった。って言っても冷凍食品。
その後はサッカーをした。
雨がやんだから私たちはお墓へ行った。
〜お墓〜
「ここだよ。」「いいとこだな・・・。」
そう言って龍は景色を眺める。
少し歩くと、「根本」というお墓があった。
「ここ。」「根本っていうんだ・・・。」龍がつぶやいた。
「根本翼っていうの・・・。8年前に事故で死んだんだ。7歳だった。
今、翼が生きていたらきっと変わらず、好きだったんだと思う・・・。」
「茜にとって大切な人だもんな。」「うん・・・。」

56明優:2011/05/06(金) 20:54:49 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
2人は手をあわせた。
きっと翼もびっくりしてるよね。だってそっくりだもん。
「さ!行こっか!龍!!」「だなっ!!」
そう言って2人は立ち上がった。
「父さん・・・。」 歩き出そうとすると龍が言った。
父さん・・・?もしかして・・・。
「龍なのか・・・?」相手の人は言った。
相手の男の人の隣には女の人がいた。
この女の人・・・見たことある・・・。
もしかして・・・。
翼のお母さん・・・?
「茜ちゃん・・・?」
私は女の人に聞かれた。
「翼の・・・お母さん・・・?」
何がどうなっているのかが分からない。
何で龍のお父さんらしき人が翼のお母さんと一緒にいるの?

57明優:2011/05/07(土) 15:08:48 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「背、伸びたな・・・龍・・・。」 男の人が言った。
「なんだよいきなり出てきたとたん知り合いって感じの言葉かけやがって・・・。
俺と母さんを捨てたくせに!!」 龍は強い口調で言う。
「俺を恨んでるよな・・・。当たり前だ・・・。俺は最低な人間なんだから・・・。」
男の人は言った。
「隣の女誰だよ!他に女できたから俺らを捨てたのか?!」 既に龍は興奮状態だ。
「龍・・・。悪かった。許されないのは分かってる・・・。俺は龍も母さんも
捨てた人間だ・・・。」 男の人はそう言って頭を抱える。
「龍には・・・本当事を話す時がきたのかもしれない・・・。」
「本当の・・・事・・・?」 龍は落ち着いて言う。

58明優:2011/05/07(土) 15:16:20 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「俺は香川龍と根本翼の実の父親だ。」 
男の人は信じられない言葉を言った。
「なんだよ・・・。それ・・・。俺以外にも他の女の間に子供いたのかよ・・・。」
龍は驚きが大きすぎるせいか、冷静になり始める。
「龍君!!でもすべて私が悪いの!!」 隣にいた女の人が話し始める。

59明優:2011/05/07(土) 15:25:55 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍君のお父さんとは中学時代からの友人だったの。・・・ある日、私の両親が
旅行先で2人同時に亡くなったの・・・。私は両親が大好きだったから
どうしよもなく生きる気力をなくして、死になくて仕方なかった。
でもそんな時、龍君のお父さんが傍で支えてくれた。その時、龍君のお父さんには
彼女、龍君のお母さんがいた。こんなのいけないって分かっていた。
でも私は中学の時から龍君のお父さんが好きだった。それで・・・私は
龍君のお父さんにわがまま言って・・・一晩の関係を持ってしまった・・・。
そして2週間後・・・。龍君のお父さんの結婚が決まったの。相手は
龍君のお母さん。2人はできちゃった結婚で龍君のお母さんは妊娠2ヶ月だった。
そして2人が結婚後・・・。私のお腹の中には龍君のお父さんの子供を授かってた・・・。
妊娠4ヶ月。龍君のお父さんに話したらおろしてほしいって当たり前だけど
言われた。でも私はできなかった・・・・。」

60明優:2011/05/07(土) 15:32:02 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「両親を失った今、お腹の命まで失っていいのかって・・・って思った。
そして私は龍君のお父さんとは絶対に会わないって約束して私はシングルマザーに
なろうと決めた。でも・・・。」
女の人は悲しい顔をする。
「でも・・・。翼は死んだ。・・・何よりも大切で、翼の成長だけが生きがいで・・・。
愛しくて仕方ない存在だった。この子がいれば他に何もいらない。本気でそう思ってた・・・。
なのに・・・。突然・・・。泣いても叫んでも翼は戻っては来てくれなくて。」

61ライナー:2011/05/07(土) 16:15:26 HOST:222-151-086-019.jp.fiberbit.net
初めまして^^
小説、いつも拝見しています。
話の内容にとても引き込まれ、とても面白いです!
出来たら最後まで見ていきたいと思いますので、頑張って下さい!

62明優:2011/05/07(土) 17:42:19 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
ライナーさん
初めまして^^
評価してくれてありがとうございます☆
とてもうれしいです☆
もっともっと引き込まれるような小説をかけるように頑張ります!
できれば、最後まで見てくれればうれしいです!

63明優:2011/05/07(土) 17:54:34 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
女の人の話は続いた。
「私はショックが大きくて仕事も辞めた。それから引きこもるようなった。
でも毎日、翼のお墓に足を運んだ。そのたびに辛くなった。
それで私はトラックに突っ込んで自殺しようと赤信号なのに渡ろうとした。・・・
そしたら・・・。龍君のお父さんが私の腕をつかんでいた。
そして私たちは再会してしまった。翼の死を龍君のお父さんに全て話した。
そしたら優しい龍君のお父さんは家庭を捨ててでも私を生かそうとしてくれた。
龍君のお父さんは私に全てを捧げてくれた。身も心も・・・。
私は『1人じゃない』って気がついたの。
それで今の私がいるの・・・。ごめんなさい・・・。
龍君・・・。本当にっ・・・!!」

64明優:2011/05/07(土) 17:59:33 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
女の人はどうやら翼のお母さんだった。
翼のお母さんは泣いた。
「龍・・・。本当にすまない・・・。どんな理由であれ、家庭を捨てる
男は最低な人間だ。・・・どうしたら償える・・・?」
龍のお父さんは龍に聞く。
「償う・・・?ふざけんじゃねぇーよ!!この8年間、どんな思いで母さん・・・!!」
龍は泣きそうになったのか、話すのを止めた。
「じゃあ・・・せめて学費とか生活費とか、父親として払いたい。」
龍のお父さんは言った。
「そんなもんいらねぇ。母さんもそんなの望んじゃいない。
でも俺からはただ1つだけ・・・。
母さんと・・・。
離婚してほしい・・・。」

65明優:2011/05/07(土) 19:53:13 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「え・・・。でも・・・お前・・・。」
龍のお父さんは龍の言葉に驚いている。
「俺も母さんもまだお前の事が気がかりだ。だからお前の事忘れたいって思ってる。
でもそんなの無理だ。俺にとってたった1人の父親だし・・・。
だからせめてお前の事考える時間を減らしたい。だから離婚してくれ。」
「龍・・・。そんな事でいいのか・・・?」 龍のお父さんは龍に確認する。
「あぁ・・・。」
「分かった。お前が望むなら・・・。」
そう言って龍と龍のお父さんはどこかへ行った。

66明優:2011/05/07(土) 19:57:25 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜ちゃん。」「翼のお母さん・・・。」
「ごめんなさいね?龍君と遊んでいる所・・・。龍君って・・・
茜ちゃんの彼氏なの・・・?」 翼のお母さんは優しく聞く。
「ち、違います!!サッカー友達みたいな・・・。」
「サッカー・・・?」 翼のお母さんは静かにつぶやいた。
ヤバ!!そういえば、翼=サッカーだったんだ・・・。
翼のお母さん、思い出しちゃったかな・・・。翼の事・・・。
「もしかして茜ちゃん。サッカー続けてるの・・・?」
「え・・・あ・・・はい。サッカー好きなんで!!」 私は答えた。
「茜ちゃん・・・。ちょっといいかな・・・?」

67明優:2011/05/08(日) 19:37:00 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は翼のお母さんに案内されてあつ1つの古いアパートに辿り着いた。
「あの・・・ここは・・・?」 私は聞いた。
「私の今の家。汚いけど、入って・・・。」
私は翼のお母さんの家に入った。
「お茶しかないけど・・・いいかしら・・・・?」
「あ!別にいいですよ!!気を使わなくて!!」
「いいの。茜ちゃんと話したいから。」
翼のお母さんは優しく微笑んだ。
「茜ちゃん・・・。サッカーのほうはどう?」 翼のお母さんはお茶を飲みながら言う。
「楽しくやってます。」どんな答え方したらいいのかな・・・?
「そっか。茜ちゃんって、龍君の事、好きなの?」
急に変な質問をされて飲んでいたお茶を吐き出しそうになる。
「好きって言うか・・・片思いです。」
正直に私は答えた。
「そっか・・・。それって翼に似てるから・・・?」
翼のお母さんはお茶を置いて私を見る。

68明優:2011/05/08(日) 19:45:22 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
私はゆっくりと答える。
「最初はそうでした。私の初恋の人、翼に似ていたから・・・。
龍もサッカー選手が夢なんです。そんなところまで翼にそっくりで・・・。
正直、龍を翼と重ねて見てました・・・。でもいつの間にか龍の良い所がいっぱいいっぱい
目についてきて、気がついたら龍自身が好きでした。
だから今は、龍って言う1人の人間が好きなんです。
翼への恋愛感情はなくなってしまいました。でも・・・。
今でも私は変わらず、きっとこれからも変わらず翼は私にとって大切な人の1人です。
これだけは何があっても変わることはありません。」
ギュ。 翼のお母さんは私を軽く抱きしめる。
「翼の事、そこまで想っててくれてありがとう。翼は幸せ者ね。
翼ね、茜ちゃんの事が好きだったの。翼の初恋も茜ちゃんだったの。
茜ちゃんは素直な子だから翼に好きってよく言ってくれていた。
でも翼は恥ずかしがりやだったから恥ずかしくて言えなくて。
でも本当は茜ちゃんが大好きだったのよ。」
翼が・・・。私の事を・・・?嬉しいよ・・・。

69明優:2011/05/09(月) 17:28:08 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「翼のお母さん・・・。私、翼のなれなかったサッカー選手、目指してるんです・・・。
だから私、翼のなれなかったサッカー選手の夢、叶えます!!」
私は翼のお母さんに宣言した。
翼のお母さんは涙を流して言った。「ありがとう・・・。あ・・・。そうだ・・・。」
翼のお母さんは隣の部屋に行った。
「茜ちゃん・・・。これ・・・。」 「サッカーボール・・・?」
翼のお母さんは少し古いサッカーボールをもってきた。
「小さい頃、翼が使っていたサッカーボール。」 翼のお母さんはそう言って微笑んだ。
そういえば・・・。このボールで私達遊んでた・・・。
「茜ちゃん、これ使って?」「え?」 
くれるって事・・・?でも・・・。
「できません。それはお母さんがもっていてください。」
「茜ちゃんにもらってほしいの。翼の形見。お願い・・・。」
翼のお母さんは頭を下げて私にお願いする。
「分かりました・・・。ありがたく使わせていただきます。」
私は引き受けた。

70明優:2011/05/09(月) 18:09:48 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ありがとう・・・。」 翼のお母さんは笑顔で言う。
私はボールを持って翼のお母さんの家を出た。
アパートの階段を下りる。
「茜ちゃん・・・?」 「え・・・あ・・・龍のお父さん?!」
「茜ちゃんと遊んでるとこ悪かったな・・・。」 龍のお父さんは言った。
「いえ。いろいろと解決して良かったですね。」
「あぁ。茜ちゃん。龍を頼むよ・・・。」「はい・・・。」
そう言って龍のお父さんは階段を上がって行った。

71明優:2011/05/09(月) 19:42:07 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
そして長い長い夏休みが終わり・・・。
「え〜受験生のみなさんはこの夏休み、受験・・・」
今は始業式中。校長先生の長い長い話。
25分くらいがたち、やっと校長先生の長い話が終わり、始業式も終わり、
教室へ向っていた。そんな時・・・。
「茜!!」「龍?!」 龍は私を呼び止める。
「茜!頑張ってきな!!」 夏美が小声で言う。
〜裏庭〜
今はちょうど10分の休み時間。
「茜。ごめんな・・・。」「え?!」 龍は頭を下げる。
「な、何で・・・?」 私は不思議そうに聞く。
「何か、夏休みのあの時の話。お前まで迷惑かけちまったし・・・。」
「そんな!全く気にしてないよ!!」 私は否定した。
「そうか・・・?」「うん。」
「ありがとな・・・。俺さ、決めたんだ。」 龍は上を向いて言う。
「俺、母さんに楽させたいんだ。父さんとも離婚した。もう一生会う事はない。
だから母さんを守れるのは俺だけ。今までの恩を少しずつ返していきたいんだ。」
龍らしい考えだ。
前よりも生き生きしている龍。
こんな龍が本当に大好きだ・・・。

72明優:2011/05/09(月) 19:47:55 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
それから月日は流れ・・・。
今日は卒業式。
私と龍は西丘高校に推薦で合格した。
勇汰も夏美も西丘高校を受験した。合格発表はまだ。
2人とも頑張ったもん。きっと大丈夫。
私はストレートアイロンで髪をまっすぐにする。
そして制服に腕を通す。この制服も今日で最後かぁ・・・。
セーラー服を着て、その上にカーディガンを着る。
そしてチェックのスカートをはく。いつもは3つ折るけど、今日は2つで我慢。
最後に赤いリボンをする。リボンの形を整えて・・・。
「茜ぇー!勇汰君、来たわよぉー!!」 お母さんが下から叫ぶ。

73明優:2011/05/09(月) 19:50:54 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は勇汰と一緒に中学校最後の登校をした。
私は勇汰の第二ボタンを見る。
「勇汰、誰かに第二ボタンあげるのぉ?」 私は聞いた。
「制服、いとこにあげなきゃならないからあげないよ。」
勇汰は真面目風に言った。
そう言ってあげてそう!!そう思った私は1人で笑った。

74明優:2011/05/10(火) 17:52:09 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜学校〜卒業式終了後〜
女子の半分以上はないていた。私もその1人だ。
私は夏美や他の友達と写真を撮っていた。
卒業アルバムにコメントを書いたり・・・。
「茜!!俺のに書いて!!」 私たちはお互いに書き合った。
(また一緒にサッカーしようね!高校でもよろしくねぇ☆茜)
私はそうコメントした。
私は勇気を出して龍に言った。
「ねぇ・・・。一緒に写真を撮らない・・・?」
「撮るか!!」 龍は笑って言ってくれた。
2人は携帯で写真を撮った。

75明優:2011/05/10(火) 17:56:56 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
本当は第二ボタンがほしかったけど・・・。
龍の学ランのボタンは全てない。
卒業式が終わってすぐになくなったしまった。
まぁ・・・。あったとしてももらわないけど・・・。
この関係、壊したくないし・・・。
〜帰り道〜
私は勇汰の家族と私の家族は一緒に帰る。
「勇汰ったらぁ!!あんなにボタンあげるなって言ったのに!!」
そう。勇汰のボタンはすべてない。その事で勇汰のお母さんは怒っている。
「いいじゃないか。青春で。」 勇汰のお父さんは言う。
「勇汰君、モテモテね☆」 私のお母さんが言った。
私たちはみんな明るく帰った。

76明優:2011/05/10(火) 18:01:23 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
そして・・・短い春休みも終わり・・・。
今日は西丘高校の入学式。
無事に夏美も勇汰も合格した。
入学式は終わり、さっそく夏美と遊ぶ☆
私たちはカフェでのんびりしていた。
♪〜
電話だ・・・。
「もしもし?」 私は電話に出る。
「もしもし?茜?今、勇汰君の家から電話あってね・・・。
勇汰君、事故に遭ったって・・・。今から病院行ける??」
相手はお母さん。
勇汰が・・・。事故・・・?
そんな・・・。
私は夏美と別れ、勇汰が運ばれた病院に急いだ。
勇汰・・・。お願い・・・。
無事でいて・・・。
〜病院〜
「あのっ!!岡田勇汰は!!勇汰はどこ?!」

77明優:2011/05/18(水) 13:30:28 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
最近、更新なくてごめんなさい。
体調を壊していまして・・・。
これからは毎日の更新は無理かもしれませんが、できるだけ多くの更新をしたいと思います。
「今でも君を」、待っていてくれた方、お待たせしました!

78明優:2011/05/18(水) 13:36:08 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は興奮状態だ。
「えっとぉ・・・。岡田勇汰さんは・・・。救急の方にいますね・・・。」
私は礼も言わず、勇汰のいる場所へ急いだ。
「勇汰のお母さん!お父さん!」 私は叫んだ。
「茜ちゃん!!」 勇汰のお母さんの目は赤く腫れていた。
「勇汰は?!」 私は聞く。
「今は手術中。幸い、命に別状はないんだけど・・・。」
勇汰のお母さんは涙を流した。・・・なんで泣くんだろう?
命と関係ないなら大丈夫なんじゃ・・・。
「サッカー・・・。できないかもって・・・。」
・・・え・・・?
勇汰のお母さんの言っている言葉がよく分からない・・・。

79明優:2011/05/18(水) 13:43:20 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「勇汰、足をおもいっきり・・・。」 勇汰のお父さんが言った。
私は事故のことについて聞いた。
工事現場の近くを歩いていたらパイプが落ちてきそうだった。
その下には子供がいたらしい。
そして勇汰が飛び出して助けたらしい。
そしたら足に全てのパイプが・・・。
そして・・・。
手術室のドアが開いた。
「先生!!勇汰は?!」 勇汰のお母さんは聞く。
「できる限りはしました。今度は様子を見ながらリハビリですね・・・。」
先生は言った。
私たちは病室運ばれて行く勇汰を見ていた。

80明優:2011/05/18(水) 13:46:31 HOST:i121-113-76-251.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ん・・・。」 勇汰は目を覚ました。
「勇汰!!」
「俺・・・何でここ・・・イッて!!」 勇汰は苦しそうだった。
「無理しないで寝てて・・・。」 私は優しく声をかける。
勇汰のお母さんは勇汰に今の状態を話した。
でも・・・
サッカーの事は話さなかった。
みんなでそう決めた。
勇汰なら大丈夫。きっと・・・。
みんなそう信じて・・・。

81明優:2011/05/18(水) 20:23:30 HOST:i114-185-34-149.s41.a005.ap.plala.or.jp
それから毎日、勇汰の所へ足を運んだ。
そして5月。
私と龍と夏美はサッカー部に入部。
勇汰もまだ入院中だけど、籍をおいてる。
少しずつ良くなってる気がする。
表情も少しずつ明るくなってきている。
このままリハビリできたらいいな・・・。
私はいつものように勇汰の病室へ足を運ぶ。
今日は部活なしのテスト期間の午前授業。
だから病院に来るのが早い。
勇汰に言ってないからビックリするかな・・・?
私はノックしないでコソコソ入る。
「クソっ・・・!」 泣いてる・・・?
私の瞳に映ったのは目が真っ赤な勇汰。
私は勇汰を見つめる。

82明優:2011/05/18(水) 20:28:45 HOST:i114-185-34-149.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜・・・?」 勇汰は私がいる事に気がつく。
勇汰は目を深くこする。 私は恐れながら聞いた。
「ど、どうしたの・・・?」「何でも・・・。」 勇汰は隠そうとする。
「・・・足・・・痛いの・・・?」 私は聞く。
「俺・・・もう無理だ・・・。」 「え・・・?」
勇汰は静かに言う。
「俺・・・。サッカー辞める。ってかそれしか・・・選択はない・・・。」
勇汰が・・・。
サッカーを辞める・・・?!

83明優:2011/05/18(水) 20:35:50 HOST:i114-185-34-149.s41.a005.ap.plala.or.jp
突然、いっぱい進んでしまってごめんなさい!
前にもこんな風に急に進んでしまったんで読んでいる方には
読みにくい・読むのについていけないという方も出てくるかと思います。
私の勝手で本当に申し訳ないです。
これからもこんな事があるとは思いますが、どうか読んでくださったら
うれしいです!

これからはたまに、これからのお話の予告などを書かせていただきたいと思います♪
そちらも読んでくれたらうれしいです♪

こんな勝手な私ですが、「今でも君を」最終回までお付き合いさせていただけたら
うれしいです☆

84明優:2011/05/19(木) 18:12:46 HOST:i114-185-33-233.s41.a005.ap.plala.or.jp
「勇汰・・・。何変な事・・・!!」 私は声を震わせながら言った。
「戻らない・・・。足の感覚が・・・。何の変化もない・・・。
ずっと俺は治るって信じてた・・・。でも・・・。」
勇汰は再び涙を流す。
私はただそんな勇汰の涙を見つめる事しかできなかった。
「俺、本当、ついてねぇ・・・。情けねぇよ・・・。」
違う。勇汰は・・・。  ギュ。
私は勇汰を優しく抱きしめた。
「茜・・・?」
「勇汰は情けなくない。頑張ればきっとまたサッカーできるよ!
だから・・・2人で頑張ろ?私、勇汰を支えるから・・・。」
私はそう言った。
「ありがとな・・・。茜・・・。」 勇汰は震えながら言った。

85明優:2011/05/19(木) 18:26:15 HOST:i114-185-33-233.s41.a005.ap.plala.or.jp
それから1週間後・・・。
足の感覚に変化はない。・・・けど・・・。
勇汰はリハビリを始めた。
何度も転んでしまう。けど、一生懸命、勇汰なりに頑張っている。
〜学校〜
「江口」「はい」「江田」「はい」
今は出席確認中。
「香川は・・・えっとぉ・・・。家庭の都合でお休みっと・・・。菊池。」
私は龍と同じクラス。
最近の龍は3日前から家庭の都合で学校を休んでいる。
すごく気になる。どうしたんだろう・・・。

86明優:2011/05/19(木) 18:30:34 HOST:i114-185-33-233.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜病院〜
今日も部活が終わり、病院へ来る。
勇汰、リハビリ頑張ってるかなぁ・・・?
「ありがとうございました・・・。」
・・・ん?この声・・・。
龍?!
「龍!!」 私は呼び止めた。
「茜・・・。」
「どうしたの・・・?病院なんか・・・。今、診察室から出てきたみたいだけど・・・。
どこか悪いの・・・?」
「あ・・・。まぁ・・・。」
龍は震えた声で答える。
龍、少し痩せた・・・?・・・え?
龍は涙を流していた。
「龍?!」 私は驚く。
「ウッ・・・。母さん・・・。もうすぐ死ぬんだ・・・。」 
龍は泣きながら言った。

87明優:2011/05/20(金) 17:04:05 HOST:i114-185-33-233.s41.a005.ap.plala.or.jp
私と龍は椅子に腰かけながら話した。
「お母さん・・・。どこか悪いの・・・?」
「あぁ・・・。急に母さんの仕事先から電話が来て・・・。母さん倒れたって
連絡で・・・。それで検査したら・・・。末期癌だって・・・。」
末期癌って・・・。
「長くて3週間。この期間、いつ死んでもおかしくないって・・・。
今でももう話すのが難しくなってきてる・・・。」
龍は頭を抱えて言う。
私は何も言えなかった。
なんと声をかけたらいいのか分からない・・・。

88明優:2011/05/20(金) 17:16:47 HOST:i114-185-33-233.s41.a005.ap.plala.or.jp
「せっかく父さんの事、解決して母さんも俺も安心してたのに・・・。」
龍はつぶやいた。
そんな龍の顔はただ悲しそうだった。
「じゃ・・・俺戻るから・・・。」 そう言って龍は立ち上がる。
「龍・・・!!あのさ、どんな時でもいいから、メールでも電話でもちょうだい?!
悲しい時もうれしい時もどんな時でもいいからさ・・・!!」
私は思わず変な事を言ってしまった。
「ありがとな・・・!!」
私はその時、今日初めての龍の笑顔を見た。
龍・・・。
何もしてあげられなくて・・・ごめん・・・。

89明優:2011/05/20(金) 17:20:50 HOST:i114-185-33-233.s41.a005.ap.plala.or.jp
私はその日から龍に手伝えるものは手伝った。
手伝った日は勇汰のとこへ行けない日もあった。
でも勇汰は少しずつ感覚が戻ってきたみたい。
今は勇汰の所へ行く。
1週間ぶりとなってしまった。しかも時間も遅い。
勇汰はリハビリをしていた。人も誰もいない。
遅いのに頑張るなぁ・・・。
「勇汰!!」「茜・・・。」
私はずっと勇汰の動きを見ていた。
・・・今日の勇汰は少し機嫌悪い気がする・・・。

90明優:2011/05/20(金) 17:25:54 HOST:i114-185-33-233.s41.a005.ap.plala.or.jp
「今日は・・・龍のところ行かなくていいのか?」 勇汰が聞いた。
「行って来たから。」 勇汰は龍の事情を知っている。
「・・・でだよ・・・。」「え・・・?」 勇汰は何かを小さい声で言った。
「何で茜はそんなに龍がいいんだよ!!」「え・・・?」
勇汰はいきなり激しく言ってきた。
「龍が翼に似てるからか?だからそんなのアイツにあんなに優しくすんのか?!」
「勇汰・・・?」
「お前、俺を支えるんだろ?じゃあ、俺だけ見ろよ!他のやつなんか見るな!!」
ドキン・・・。   ・・・え?それって・・・。
「ガキの頃から俺はお前が好きなのに・・・。何でそんなに龍なんだよ!!
翼と似てるからって・・・。」 勇汰は激しく言った。

91明優:2011/05/21(土) 10:43:36 HOST:i114-185-33-233.s41.a005.ap.plala.or.jp
勇汰の声は部屋中に響く。
「違う!!・・・私は、龍自身が好きなの!!翼と重ねてたよ・・・。
でもそれは最初だけ。今は龍自身が好き。どうして・・・。どうして勇汰は
分かってくれないの?!」 
そう言って私は部屋を飛び出した。
私、意味わかんない・・・。
私、勇汰に最低な事した・・・。
私が勇汰を支えるって言ったのに・・・。それに・・・。
こんなに近くにいた勇汰の気持ちにすら気がつけなかった。
最低すぎる・・・。
ごめんね・・・。勇汰・・・。
こんな私を想っていてくれてありがとう・・・。

92明優:2011/05/21(土) 10:49:06 HOST:i114-185-33-233.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜朝〜
今日は土曜日。部活もめずらしくない日だ。
私は病院へ行く。
勇汰に謝りたい・・・。けど・・・。
まだそんな度胸はない。・・・ってか・・・。
ここで謝ってもまた勇汰を傷つけてしまうかもしれない。
だから・・・。
私なりにいろいろ整理できたら謝ろう・・・。
コンコン  私は龍のお母さんの病室を訪ねた。
手伝う事・・・。あるかなぁ??
「あの・・・。」 病室に入ると龍はいなかった。
「あら・・・。茜ちゃん・・・?」「あ、おはようございます!!」
龍のお母さんは苦しそうに言う。

93明優:2011/05/21(土) 16:02:50 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
龍のお母さんは酸素マスクをしている。・・・それほど状態は悪いのだ・・・。
「今日・・・龍・・・。家の・・・事・・・したら・・・来るって・・・。」
龍のお母さんは苦しみながら私に教えてくれた。
「あ、ありがとうございます。じゃ、私、何か手伝える事あるか聞いてきます。」
私は病室を出ようとした。  「待ってぇ・・・。」
龍のお母さんが呼び止める。私は振り返った。
「ちょっといい・・・かな・・・?」
私は龍のお母さんに言われて椅子に座った。
「茜ちゃん・・・。聞いてほしいの・・・。」
龍のお母さんは語り始める。
ゆっくりとゆっくりと・・・。
「ゆっくりでいいです。何ですか・・・?」
私は優しく聞いた。

94明優:2011/05/21(土) 16:13:20 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍と・・・仲良くしてくれて・・・ありがとう・・・。
あの子には・・・悲しい思い・・・させてばかりで・・・また・・・悲しい
想い・・・あの子に・・・させてしまう・・・。だから・・・お願い・・・。
あの子を1人に・・・しないで・・・。ずっと・・・一緒に・・・いてほしい・・・。
それとぉ・・・。茜ちゃん・・・。ありがとぉ・・・。」
龍のお母さんはそう言いながら涙を流して微笑んだ。
「はい。分かりました・・・。私なんかに話してくれてありがとうございます。」
私はお母さんを安心させるように言った。
龍のお母さんはその後、眠っていった。
その日は龍に手伝う事はないから家に帰宅した。
私はめずらしく勉強中だ。
「んー!!分かんない!!」 私はそう言って30分もしないうちに教科書を閉じる。
龍のお母さんの言葉が頭によみがえる。
♪〜  「ん・・・え?!ん?」 気づけば夕方5時。
私はすっかり寝ていた。 携帯が鳴る。
「もしもぉし・・・。」 私はあくびをしながら出た。
「茜・・・?」 龍・・・?だよね・・・?何かいつもより声が低い気がする。
「母さん・・・。死んだ。」「え?」 プープープー
龍はその一言を言って電話を切った。

95明優:2011/05/21(土) 20:50:32 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は急いで着替えた。 そして・・・。
〜病院〜
龍のお母さんの病室へ走る。  ガラガラガラ
「龍!!」「・・・・。」 いつもなら茜って呼んでくれるのに今日は・・・。
私は龍のお母さんの眠っているベッドに近寄った。
・・・微笑んでる・・・。微笑んで眠っている・・・。
私は今日の事を思い出した。
龍のお母さん。最後まで龍の事、考えていたんだね・・・。
話すのが苦しいはずなのに必死で私に伝えてくれた。
こんな私に「ありがとう」って言ってくれた。
ヤバイ・・・。涙が・・・。
私は必死に涙をおさえる。だって今1番泣きたいのは龍だもん。泣いたらダメだ。
それから龍のお母さんに関わる人たちがたくさん来た。

96明優:2011/05/21(土) 21:01:41 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
休日という事からか、たくさん更新してしまいました。
読んでくれている方、たくさん進んでしまってごめんなさい。
先週、あまり更新できなかったから多いのだと考えてくれたらうれしいです!

☆予告です!!☆
悲しい事に龍のお母さんは亡くなってしまいました。
私も作者のくせに書くのが辛かったです。
でもこれからはもっともっと悲しい現実が茜を襲ってしまいます。
書くのはとても辛いのですが、最後はみんなハッピーエンドで終わらせたいと思っていますので
最後まで見守ってくれたらうれしいです!
「今でも君を」もうすぐ投稿100になります!
みなさまがコメントなどくれたおかげだと思っています!
もうすぐ物語りも後半戦に突入します。
最後まで見守ってください!!

97シャクイSP:2011/05/21(土) 22:49:39 HOST:pab6026.tubehm00.ap.so-net.ne.jp
なんか読者が話しに引き込まれるような話しで
すごいですね話しもリヤルだし

98明優:2011/05/22(日) 11:21:34 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
シャクイSPさん
引き込まれてくださってありがとうございます!
これからも引き込まれるように物語を進めていきたいと思いますので
最終回まで見守ってくれたらうれしいです!
コメント、ありがとうございます!

99明優:2011/05/22(日) 14:26:05 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
時が過ぎるのは早くて・・・。
今日は火葬の日。今はもう火葬場に来ている。
私も出席する。
龍はもちろん、龍のお母さんの兄弟、龍のお母さんの友達、親戚などが火葬に出席した。
龍のお母さんの両親は出席しなかった。
親より早く亡くなったら火葬に出席するのはあまりよくないらしい。
ほとんどの人が泣いていた。
私も勝手に涙が流れる。でも龍は・・・。
泣いていなかった。逆に少し笑顔だった。
どうして・・・?

100明優:2011/05/22(日) 14:33:19 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
投稿数100突破です!!
100を突破したのも皆様のおかげです。
どうか最終回までお付き合いください。
読んでくださっている方、心から感謝します。

101明優:2011/05/22(日) 14:50:06 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
「最後のお別れを・・・。」 火葬場の人が言った。
「母さん・・・。また会おうな・・・。俺を育ててくれてありがとう・・・。」
龍はそう言ってお母さんの手を握って微笑んだ。
ポトッ・・・。
龍が微笑むと龍の瞳から涙が落ちた。その涙は龍のお母さんの頬に落ちた。
まるで龍のお母さんが泣いているみたいだった。
龍、泣くのを我慢しているんだ・・・。
「それではよろしいですか・・・?」 火葬場の人が静かに言った。
「はい。」 龍は答えた。
火葬場の人は動き始める。
そして・・・。赤いランプがついた。
「母さん・・・。」 その一言を言って龍はくずれた。
私は龍を後ろから優しく抱きしめた。

102ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/05/23(月) 16:30:45 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
100突破おめでとうございます!
これからも頑張ってくださいねっb+

103明優:2011/05/23(月) 16:54:00 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
ねここさん(またマークなくてごめんなさい。)
ありがとうございます!
ねここさんの期待にこたえられるように頑張ります!!

104明優:2011/05/23(月) 19:22:26 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
火葬は2時間かかる。
龍はずっとお母さんの遺影を見ていた。
「龍!!」 私は龍を呼んだ。龍に聞きたい事がある。
「龍・・・。ちょっといい・・・?」「ん?」
「あのさ・・・。火葬の時、何で笑顔だったの・・・?」 私は聞いた。
「母さんに頼まれたんだ・・・。「「母さんの最後は笑顔でいてほしい」」って。
母さん、死ぬ直前、「「笑って。龍の笑顔が見たい」」って言うから笑ったんだ。そしたら・・・
安心したみたいで母さんも笑顔で死んでいったよ・・・。だから笑顔で死んだんだ。」
龍は遺影を見ながら言った。
「そっか。そうなんだ・・・。じゃあ、お母さんきっと今うれしいね!!」
「そうだといいな・・・。」 龍は微笑んだ。

105明優:2011/05/23(月) 19:26:28 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍。」 おばさんが龍を呼んだ。
「龍、これから私たちの子供になりなさい。」 おばさんが言う。
「おばあさんたちは年とかもあって大変そうだし、弟夫婦は子供が4人もいて大変だし・・・。
私たちは長年、子供に恵まれていないの。だから龍の事、本当の子供のように
育てるわ。」 おばさんが言った。
「龍君が息子になってくれたらうれしいよ。」 おばさんの旦那さんは言う。
龍は遺影を見ながら言う。
「ありがとうございます。でも俺、1人で大丈夫です。」っと龍は言った。

106明優:2011/05/24(火) 17:30:23 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
「高校生1人で暮らすって大変な事なのよ?!」 おばさんが言う。
「大丈夫です。俺、あの家がいいから。それに母さんが残してくれた金とか
バイトするし・・・。」 龍は言った。
「部活もしてるんだもの。バイトなんて無理よ。残してくれたお金って言っても
すぐなくなるわ。」 おばさんは心配そうに言う。
「大丈夫です。俺、サッカー辞めて、その時間バイトに使うんで。」
・・・え?サッカーを・・・辞める・・・?
「そう・・・。でもねぇ・・・。まぁ・・・いいわ・・・。
お金とかに困ったら言ってちょうだいね。」おばさんは納得している。
「はい。ありがとうございます。」
龍がそう言うとおばさんはどこかへ行った。
「龍・・・。どういう事?サッカー辞めるって・・・。嘘なんでしょ?
おばさんの前だからあんなふうに言うしかなかったんでしょ?」
私は不安そうに聞く。
「本気だよ。本気で辞める。」
龍ははっきりと言った。

107明優:2011/05/24(火) 17:35:53 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
「どうして?!だって龍、サッカー部に入るのが条件で高校に入れてもらったんだよ?!」
私は興奮しながら言う。
「学校も辞めるよ。・・・そんで、仕事探す。」 龍は迷いもなく言った。
「ダメだよ!!サッカーも学校も辞めちゃ!!そんな事、お母さん望んでないよ!!」
「分かってるよ・・・。でも・・・サッカーしたいって気がわかない。
それに・・・。もう誰もためにサッカーしたらいいのか・・・分かんねぇ・・・。」
龍は涙を流した。
そっか・・・。そういえば龍・・・。
プロになって親孝行したいって言ってたな・・・。
だからなの・・・?

108明優:2011/05/25(水) 17:09:16 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍・・・。誰かのためじゃなくていいじゃん!!サッカーはお母さんのためにやってたって
知ってるけど・・・。お母さんが亡くなったからってサッカー辞めるのはおかしいよ!!
龍が今しようとしてる事はただ自分が自分を不幸にしてるのと同じだよ!!
それに・・・サッカーしてると誰かのために頑張りたいって思う日が必ず来ると思う。
私は初恋の人のためだった・・・。でも今はサッカーができない勇汰のためでもある。
勇汰は必死でサッカーできるような足に戻そうと頑張ってる。なのに・・・。
龍はサッカーできる足なのに・・・勇汰に失礼だよ!」
私はそう言ってトイレに駆け込んだ。
龍がサッカー辞めるなんて・・・。
私、知ってるもん。
どれだけ龍がサッカーを好きか。どれだけ練習してきたか。
だから許さない。
龍がサッカー辞めるなんて絶対に許さない。
その日から龍と気まずくなった。

109明優:2011/05/25(水) 17:12:34 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
それから3日後。
龍は学校に来ている。でも部活には出ていない。
勇汰の所へもまだ行っていない。まだいろいろ不安がある。
〜放課後〜夜7時〜
私は1人、サッカーの練習をしていた。
今から白田(しろた)先輩も来る。
白田先輩はキャプテンのエースだ。
私はサッカーを頑張らなきゃいけない。
大切な人たちのために・・・。

110明優:2011/05/25(水) 17:20:26 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆予告です!!☆
「今でも君を」、読んでくれてありがとうございます!

もうすぐ大きな試練から茜・龍・勇汰は抜け出します。
でも、まだ大きな大きな試練が・・・。
そんな前にも書きましたが、もうすぐ茜に最悪な現実が訪れます。
作者の私自身もとても描きたくないような場面でした。
でもどうしてもこのお話を続けていくためには必要かと思い、描きました。
たぶん、その茜の最悪な現実はこの小説で1番悲しく、切ない部分です。
その場面に行くにはまだ日にちがかかりそうですが、楽しみに待っていてくれたらうれしいです☆
次回もぜひ、読んでください☆

111明優:2011/05/26(木) 19:59:07 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
その頃龍は・・・。
俺は今、先生に学校を辞める事を報告にようと職員室へ向っていた。
少し茜の言葉が頭にひっかかる。
今日は天気悪いなぁ・・・。そう思いながら窓から外を見る。
・・・え?・・・茜・・・?
茜らしき人が1人でボールを蹴っていた。
でももうこの時間って部活終わってるはずじゃ・・・。
「もしかしてサッカー才能がある1年の美少年、香川龍君?!」
後ろから突然名前を呼ばれた。
「当たりでしょ〜?確かにイケメンだぁ↑ん?何見てるのぉ?あ!もしかして
私のかわいい後輩の神代茜の事ぉ?もしかして・・・好きなのぉ?」
女の先輩が言う。
「いや!!そ、そんな、っな・・・え・・・。」どうしたんだ俺?
「かわいい〜。動揺しちゃってぇ☆あの子ね、私好きなんだぁ。」
「え?」 茜って先輩にかわいがられてるのか?
「あの子ね、すっごく頑張り屋さんなの。私、エースなんだけど、エースの私に
3日くらい前に突然「「もっと強くなりたいんで、サッカーの練習に付き合ってください!!」」
って必死で頼んできたの。「「何で?!」」って聞いたら
「「大切な人たちが苦しんでる。だからせめて私に何ができるのかって考えたら私の答えは
サッカーを上達させる事でした。だから、私頑張りたいんです!!」」って。
私、感動したよ。だから今から教えに行くんだ!遅れると悪いから
もう行くね!!」 女の先輩は走ってグラウンドに行った。

112明優:2011/05/26(木) 20:03:51 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
※字のミスです!!※
111の2行目で「辞める事を報告にようと」になってますが、
「辞める事を報告しようと」でした。
110の5行目の「そんな前」とありますが、「そんな」を消すのを
忘れてしまいました。なので、そこの部分は気にしないでください。
字の間違いが多くてごめんなさい。
引き続き、「今でも君を」をよろしくお願いします。

113明優:2011/05/28(土) 13:51:25 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
茜が・・・。そんな・・・。
今自分がやってる事はただ逃げてるだけだ。
そんな自分が恥ずかしい。
誰かのためじゃなくていいんだ。
俺はただ頑張りたい。
茜を見ててそう思った。
俺は・・・。
サッカーを辞めない。
自分のために頑張る。
プロになったら母さん、天国で見ててくれるだろうか・・・。

114明優:2011/05/28(土) 13:58:42 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
俺は職員室へ行くのをやめ、教室へ戻った。
ずっとグラウンドを見つめていた。
ザァーーーーーーー
「ん・・・?」 俺は雨の音で目を覚ました。
ヤベっ!!寝てたよ、俺!!もう8時半じゃん!!
グラウンドを見る。・・・さすがにもう茜はいないか・・・。
ガラガラガラ
「あれ・・・?龍・・・?」 茜が制服姿で教室へ入ってきた。
「茜・・・なんで・・・?」 まだいるとは思わなかった。今まで練習してたのか・・・?
「携帯忘れちゃってさ。取りに来たの。」
そう言って茜は自分の机から携帯を取り出した。
「茜・・・。今まで練習してたんだろ・・・?」 俺は聞く。
「う〜ん。まぁね。少しだよ!少し!じゃあね。
龍も早く帰った方がいいよ!!バイバイ!!」
そう言って茜は教室を出ようとする。
「茜・・・。一緒に・・・帰らないか・・・?」「え・・・?」

115明優:2011/05/28(土) 14:05:48 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
私たちは一緒に帰る事になった。
でも2人はほぼ無言だった。
「茜、あのさ。」 龍が口を開く。
「ごめん!それと、ありがとう。」「え・・・?」
話についていけない・・・。何・・・?
「俺はサッカーも学校も辞めない。茜のおかげだよ。目、覚めた。
ありがとな。」
「え!あ・・・私、何もしてないよ?」
「1人でコソコソ練習してたじゃん?それに俺、勇汰に失礼だよな・・・。
だから今は勇汰のためにサッカーやる。」 龍は生き生きした瞳をしていた。
「うん!!じゃあ、一緒に頑張ろうね!!」
龍がサッカーを続けてくれて良かった!!

116明優:2011/05/28(土) 14:06:54 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜病室〜
私は勇汰の病室の前にいる。
夜遅いから明日にしようと思ったけど、どうしても・・・
今日、伝えたかった。
コンコン
「はい・・・。」

117ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/05/28(土) 16:39:10 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
龍君が目覚めて良かったでs((

続きも楽しみにしています^^
頑張ってくださいね!

118明優:2011/05/29(日) 11:24:05 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
ねここさん(またマークなくてごめんなさい)
またまたコメントありがとうございます!
最近は、忙しくて小説読んでないので、
暇ができたら絶対に見に行きます!!
その時はコメントさせていただきますね!

119明優:2011/05/30(月) 16:26:00 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜・・・。」 久々に見る勇汰の顔。
「勇汰、遅くにゴメン・・・。どうしても今日、伝えたくて・・・。
それと、しばらく来れなくてゴメン・・・。」 私は頭を下げて謝った。
「俺こそゴメン。足の事とかあって茜にいろいろとあたっちゃってさ・・・。でも・・・。
茜を好きだって言ったのはウソじゃないから。」 勇汰は言った。
「ゴメンね・・・。何年間も想っててくれたんだよね?気がつかなくてゴメン・・・。
でも私・・・。今は勇汰の気持ちには答えられないの・・・。
私、龍が好きだから・・・。ゴメンなさい!!」 私は再び頭を下げた。
スースースー  え・・・?足音・・・?

120明優:2011/05/30(月) 16:31:42 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜、頭・・・上げて・・・?」 勇汰は優しく言った。
私は頭を上げる。「え・・・?勇汰・・・。歩けるの・・・?」
私の驚きは隠せない。
「うん。まだゆっくりだけど歩けるよ。」 勇汰はそう言って微笑んだ。
ゴメン・・・。勇汰・・・。勇汰は私が来ない間に必死でここまで頑張ったんだね・・・。
支えるって言ったのに・・・。
「勇汰。ゴメン・・・。ウッ・・・。」 私の瞳からは涙が出てきた。
「泣くなよ・・・。茜・・・。1つ聞いていいか・・・?」
勇汰は私の涙を拭きながら言った。私はうなずいた。
「龍自身が好きって前に言ってたけど、本当なんだな?」
勇汰は私をまっすぐに見て言う。
「うん。龍自身が好き。」 わたしはハッキリと答えた。
「ハァ・・・。俺、完全に振られたをぁ〜。でも茜がそう想うならそれでいい。」
勇汰は微笑んだ。
勇汰・・・。
ありがとう・・・。
恋愛感情ではないけど、勇汰は私の大切な人の1人。
いつまでも、
いつまでも・・・。

121明優:2011/05/30(月) 16:41:28 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
茜が帰って俺は夜空を眺めていた。
あ・・・。星だ・・・。
あの星、きれいだな・・・。
そういえば、昔、翼と茜と俺で星見た事あったんだっけ・・・。
翼、星が好きだって言ってたな・・・。
懐かしいなぁ・・・。
なぁ・・・。翼・・・。
見守っててくれよ・・・。茜と龍を・・・。
どんな事があってもあの2人ならきっと乗り越えられる。
今日、茜の想いを聞いて、茜のあの強い瞳を見て、そう想った。
だから翼・・・。
2人を見守っててくれ・・・。

俺は、そう強く星に願った。

122明優:2011/05/30(月) 16:49:00 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告・これからの予告です!!☆
次回からは新しい場面に突入します!!
いよいよ、茜を悲しい現実が襲ってしまいます。
「今でも君を」、少し物語を延長させていただく事になりました。
投稿200を超えるかはまだ不明ですが、最終回までぜひ、お付き合いください!!
引き続き、「今でも君を」、よろしくお願いします!!

123明優:2011/06/01(水) 16:07:39 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
月日はたち・・・。
私たちは高校2年生になった。
何とか2年生に進級できた。
勇汰の足も治り、高1の冬頃から部活に参加している。
私は夏美と同じクラスになった。
龍と勇汰は同じクラス。2人とは離れてしまった・・・。
「えぇーー!!!!ゴールデンウィーク、茜と遊べないのぉ??」
夏美が教室で大声を出す。
「もぉ!何で夏美はそんなに声でかいの!!しぃー!!」
「だってぇ・・・。部活もないじゃん。ってかいいなぁ・・・。
家族旅行とか・・・。」
「夏美にも何か買ってくるよ!どんなのがいい〜??」
「そ〜だなぁ〜。」
私は明日から始まるゴールデンウィークで家族旅行に行く。
正直、今から楽しみで仕方ない。

124明優:2011/06/01(水) 16:12:13 HOST:i114-184-15-160.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜旅行中〜
早いものでもう旅行に行く日だ。
今はタクシーに乗っている。
楽しみ☆
温泉とかぁ・・・。お土産とかぁ・・・。
私はもう浮かれていた。
空港までまだまだだし・・・。寝てよう・・・。
そして私は深い眠りについた。
キィーーーー  ドン   バン!!
え・・・?
痛っ・・・。ウッ・・・。
何・・・?なにが起きてるの・・・?
痛い・・・。
痛いよ・・・。

125明優:2011/06/06(月) 22:40:35 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
しばらく更新なしでごめんなさい。
いろいろと忙しいという事もあるのですが、PCの調子も悪く、なかなか
更新できずにいました。
まだPCの調子が悪いので、ここしばらくは更新なしの日も多く出てくるかと
思いますが、最終回まで見ていただけたらうれしいです!

126明優:2011/06/07(火) 16:11:33 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
ピッピッピッ・・・。
「ん・・・?」 どこ・・・?
私は周りを見渡す。 ・・・病院だ・・・。
「っだから!!」 廊下から誰かの声がする。
ドアが開いてるから少し話しが聞こえる。
誰だろう・・・。そう思い、私はベッドから立ち上がる。
・・・痛っ!!
両方の足が痛み出す。・・・立てない・・・?
何で・・・?私は足を見る。・・・え・・・?
包帯が巻かれていた。
私の足・・・に何があったの・・・?

127明優:2011/06/07(火) 16:20:57 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
「だから!!」 大声で叫ぶ女の人の声。
私は耳を傾けて聞く。
「今はどっちが引き取るとか言ってられないわよ!!」
引き取る・・・?・・・おばあちゃんの声・・・?
「茜を引き取るかだけを考えましょう!!」
私を・・・引き取る・・・?お母さんとお父さんは・・・?
「あの子の両親はいないのよ?誰が代わりになるのよ!!」
私の・・・両親・・・。いない・・・?
どうして・・・?
「聖子!!落ち着きなさい!!私だって・・・。今、どうしたらいいか・・・。
茜にとって何が1番いいのか茜が目を覚ました時、どんな思いで両親の死を
受け入れるのとかで頭がいっぱいなの!!」
おばあちゃん・・・。今・・・。
なんて言ったの・・・?
両親の死って・・・言ったの・・・?
ヤダ・・・。信じない・・・。
信じたくない!!
頭がおかしくなっていく。
「イヤーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
分からない・・・!!

お母さん・・・。
お父さん・・・。
どこにいるの・・・?

128明優:2011/06/07(火) 16:26:34 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
ポタッ・・・
「ん・・・?」「茜!!」「おばあちゃん・・・?」
私は点滴をされていた。
おばあちゃんは椅子に腰掛けていた。
私とおばあちゃんの沈黙は続いた。
私は恐れていた事を聞いた。
「ねぇ・・・。お母さんとお父さんは・・・?」
「茜。落ち着いて聞いて。」 おばあちゃんは静かに言った。
「お母さんとお父さん・・・。事故で即死したの・・・。でもね・・・。
あの2人ね・・・。茜だけを守ったの・・・。」
おばあちゃんは目を潤ませて言う。
「2人で茜を抱きしめて2人は死んだわ・・・。だから茜は幸いの事に
頭が守られて今、こうして生きているのよ・・・。」
おばあちゃんが優しく微笑んだ。

129明優:2011/06/07(火) 16:36:39 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆予告です!!☆
茜にとって大切な人が2人も亡くなってしまいました。
茜の両親は茜を最後まで守り続けました。
その結果、茜にとって、悲しい結果となってしまいました。
この場面は作者の私にとって1番と言っていいほど描くのが辛い場面でした。
これから茜はどんな道を歩んで行くのか、どんな未来が待っているのか
そこに注目してくれたらうれしいです。
最終回はまだまだ遠いのですが、皆様におもしろいと言ってもらえるような
小説にしたいと思うので、これからもお付き合いください。

まだPCが完全に良くなっていなくて、更新ない日が多くなると思います。
楽しみにしてくれている方に(いないとは思いますが・・・)
は申し訳ありません。
これからも「今でも君を」をどうぞ、よろしくお願いします。

130明優:2011/06/11(土) 11:39:21 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
「それでね・・・。茜。茜を・・・おばあちゃんとおじいちゃんが引き取ることにしたの・・・。」
「え・・・?」 私が・・・?
「本当の親だと思っていいからね。」 おばあちゃんは再び微笑む。
私は何も言うことができなかった。
だって私は・・・引き取られるしか方法はなかったから・・・。
龍みたいに「1人で暮らす」なんて言えない。
1人で暮らす自信もお金もないから・・・。
私はおばあちゃんとおじいちゃんの家に引き取られることになったから
北海道に引っ越さなければならない。
2人の家は北海道にあるから・・・。
みんなとも・・・。
こも町とも・・。
お別れ・・・。
どうして
私が・・・。

131明優:2011/06/11(土) 20:42:23 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
ミスです!!
急いで書き込んだせいか、ミスが・・・。
最後から4行目の「こも町とも・・・。」となっていますが正しくは
「この町とも・・・。」です。
まだミスがあるかもしれません。読んでて分からないところ・字のうち間違い
などあったら遠慮なく書き込んでください。
引き続き、「今でも君を」よろしくお願いします!

132名無しさん:2011/06/14(火) 21:20:14 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は泣くだけ泣いた。
泣いても両親は戻っては来ないけど・・・。
私は退院してすぐ北海道に引っ越す事が決まった。
・・・はぁ・・・。 何か、トイレ行きたくなってきたなぁ・・・。
でも・・・この足じゃ無理かな・・・。
私は今ある全ての力を出して立ち上がろうとする。
痛っ・・・。ダメ・・・。立てない・・・。
トイレ・・・。行きたいのに・・・。
私は看護士を呼んだ。
「このオムツに取り替えてください。しばらくはオムツ生活ですね・・・。」
看護士が言った。
「私の足・・・。そんなに悪いんですか・・・?」
私は恐る恐る聞く。
「うん・・・。たぶん、もう走れないと思うな・・・。」

133明優:2011/06/14(火) 21:21:42 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp

ごめんなさい。別のPCで書き込んだので、
名前を書き込むのを忘れてしまいました・・・。
もちろんこれを書き込んだのは私です。
小さなミス、ごめんなさい。

134明優:2011/06/17(金) 18:09:16 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆お知らせ☆
最近、更新なくて楽しみにしていただいている方(いないかとは思いますが・・・) 
にはとても申し訳ありません・・・。
PCの不調もあるのですが、物語もいろいろ考え直すところなどがありまして・・・。
今は必死で物語を考えています。
132の続きはすでに決まっているのですが、もう少しお時間をいただければ
うれしいです。
最終回までの物語はだいたいは決めているので、楽しみにしていてください。
できる限りは早めに考えて読んでくださっている方にお見せしたいと
思うので、その日まで待っていてください。
いろいろと読んでくださっている方には申し訳ありません。

135明優:2011/06/17(金) 21:14:36 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
「走れないって・・・。」 私は言葉を失う。
「でもまだ結果がでないと分からないわ。」 看護士は言った。
「結果が悪かったら走れないんですか?!」
私は興奮しながら言う。
「う・・・。そうね・・・。そうなるかもしれないわ・・・。」
私の声は出なくなった。
「池内さん!!お呼びです!!」 看護士が呼ばれた。
「じゃあ、呼ばれたので、私行きますね。何かあったら呼んでね。」
看護士はどこかへ行ってしまった。
私は嫌だった。
何もかも。
お母さん・・・。
お父さん・・・。
「ハァ・・・。ハァ・・・。ウッ・・・。」
息が苦しい。
「ウッ・・・。」  ガチャン
私はテーブルの上にあったマグカップを落として割ってしまった。
「どうしました?」 看護士は驚きながら私の所へくる。
「ハァ。ハァ。ハァ。」 息が・・・。うまくできない・・・。
「過呼吸だわ!!」
看護士がそう言った。

136明優:2011/06/19(日) 22:43:59 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
そして・・・。
「ん・・・?」 私は目を覚ました。眠っていたみたいだ。
「大丈夫・・・?茜・・・?」 私の目の前にはおばあちゃんとおじいちゃんがいた。
「おばあちゃん・・・。おじいちゃん・・・。」
私は1つの決意を心に決め、2人に聞いた。
「私の足・・・。早く検査して・・・?」 私は言った。
「茜・・・?」 おばあちゃんは驚く。
「早くスッキリしたいの・・・。サッカー続けられるのか・・・
無理なのか・・・。」
私は2人の瞳をまっすぐ見て言った。

137明優:2011/06/19(日) 22:57:00 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
★お知らせ★
最近は、物語を考える時間があまりなくて、まだまだこの先を悩み中です(泣
だいたいは決めてあるのですが、内容を深くしなきゃいけなくて・・・。
なのでもしかしたら更新数が少なくなったり、更新しても1つの投稿が短かったり・・・。
このまま考えつかなければ、少し早くに最終回を迎える事になるかもしれません。
この小説を好んで読んでくれている方(いないと思いますが・・・)
本当に申し訳ありません。
でも絶対に最終回まで書き込み続けますので、引き続き
「今でも君を」、読んでくださればとってもうれしいです!!

138明優:2011/06/20(月) 17:14:23 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
2人は検査に賛成してくれた。
そして・・・。私は次の日に検査を受けた。
「結果は今日中に出ますよ。結果が出たら病室に向いますね。」
結果かぁ・・・。
聞くのが怖い・・・。
もし、サッカーができないって結果になったら私・・・。
私はそう想いながら空を見つめた。
何時間、空を見つめたんだろう・・・。
コンコン   「どうぞ・・・。」
「結果が出ましたよ・・・。」 担当医師が来た。
「先生・・・。結果は・・・?」
おばあちゃんは聞く。

お願い・・・。
私からサッカーを奪わないで・・・!!

139アリス:2011/06/20(月) 17:17:51 HOST:i118-18-200-235.s10.a045.ap.plala.or.jp
明優さん、頑張ってください!!
『悲しい双子』のところにきてくれてありがとうございます!!
とってもうれしかったです!!
この小説、とってもおもしろいです!!
大好きです!!
これからも頑張ってください!
急に出てきてすいませんでした(汗)

アリス

140明優:2011/06/20(月) 17:36:04 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
アリスさん
長いところ読んでくれてありがとうございます!
最終回までお付き合いしてくれればうれしいです☆
アリスさんも頑張ってください!
コメント、本当にありがとうございます!

141明優:2011/06/20(月) 20:47:14 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告・お知らせ☆
勇気を持って検査をした茜。
茜の未来は・・・?
そして1番気になる茜の検査の結果は・・・?
茜の足はどうなるのか・・・?
もう1度、サッカーをしている茜を見る事ができるのか・・・?
そんなとこに注目してください☆

内容は考え付きましたが・・・。
また考え直すところも出てくると思うので、先に進むのはもう少し待っていただけたらうれしいです。
物語が完全に決まったら少しでも早くまず、いっぱい書き込みたいと思います。
こんな未熟者の私にコメントをくださった方、読んでくださってる方
本当に心から感謝します。
引き続き「今でも君を」よろしくお願いします♪

142アリス:2011/06/20(月) 20:47:40 HOST:i118-18-200-235.s10.a045.ap.plala.or.jp
ハイッ☆
頑張ります♪
最後までお付き合いしまっす☆
頑張ってくださいね!!

アリス

143明優:2011/06/20(月) 21:46:34 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
アリスさん
最後まで付き合うって言ってくれてとってもうれしいです♪
お互い、頑張りましょうね★

144明優:2011/06/21(火) 20:38:27 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
「・・・残念ですが・・・。サッカーは辞めた方がいいと思います・・・。
というか・・・辞めざる終えません・・・。茜さんの足は奇跡だったんです。
本当は切断しなきゃいけないほどの状態でした。でも医師たちが全力で何とか
切断を防いだんです・・・。だからこれ以上の奇跡は難しいですね・・・。
茜さんはまだ若いんですし、別の未来を今からでも作れるんですよ!!
だからこれからを一生懸命生きてください。」
先生が励ましの言葉を言う。
でも私にとってそんな言葉、励ましの1つにもなってない。
「ヤーーーーーーーー!!!!」
私は壊れた。
この現実が嫌だ。
夢だって思いたい。
現実なんかじゃない。夢なんでしょう?
覚悟してたはずなのに・・・。
私は頭が急にクラクラし始めて意識を失った。

145明優:2011/06/21(火) 20:43:34 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
ポトッ・・・。
「ん・・・?」「茜!!」
おばあちゃんがいた。
私の腕には安定剤なのか点滴をされていた。
「茜・・・。大丈夫・・・?」
おばあちゃんは心配そうに聞く。
「ん・・・。少し落ち着いた・・・。」
でもまだいろいろな事が信じられない。
「茜・・・。茜はかわいいおばあちゃんの孫だからね・・・。」
おばあちゃんはそう言って私を優しく抱きしめながら頭を撫でた。
そんな優しい言葉でさえも私の頭には響かなかった・・・。

146明優:2011/06/21(火) 20:46:48 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
★お知らせ★
最近、お知らせが多くてごめんなさい!!
物語の内容が決まりましたww
なので、これからは最終回一直線で書き込んでいきたいと思います!!
私の勝手でもしかしたら考え直すって部分もあるかとは思いますが
これからはいっぱい更新数を増やしていきたいと思ってます!
最終回までよろしくお願いします!

147ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/06/22(水) 17:02:30 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

茜ちゃん、サッカーが出来なくなってしまって悲しいです(´;ω;`)
でもねここは陰から応援しているので←
明優様も茜ちゃんも頑張ってください!

148明優:2011/06/22(水) 20:59:18 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
ねここさん
またまたコメント本当にありがたいです!!
茜の事、応援してくれてありがとう★
私も茜も(?)ねここさんや読者さんたちのために頑張りますね!!
ねここさんの小説も後で拝見させていただきますね♪

149明優:2011/06/22(水) 21:39:00 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
夜になり、おばあちゃんは帰った。
もう消灯時間。
静まる病室。
いろいろな事を考えてしまう。
サッカー・・・。お母さん・・・。お父さん・・・。
翼・・・。ゴメンね・・・。
翼が死んだ日、自分の心に強く誓ったのに・・・。
守れなかったよ・・・。
私の瞳からは涙が出てきた。
涙は絶える事なく流れる。

150明優:2011/06/22(水) 21:42:58 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
もう行きたい・・・。
お母さんとお父さんと翼のいる世界へ・・・。
お母さんとお父さんが私の命を自分の命を懸けてでも守ってくれた事には
すっごく感謝してる。
この命、大事にしなきゃって分かってる。
でも私・・・。
もう絶えられないよ・・・。
生きるのが辛い・・・。
この現実が嫌。
だからもう楽になりたい・・・。 楽にして?神様・・・。

151明優:2011/06/22(水) 21:48:36 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
私はそう想いながら近くにあった果物ナイフを手に取る。
ナイフに涙がこぼれる。
まだ死にたくない気持ちはある。
やりたい事もたくさんあった。
いろんな人と話したかった。
いろんな物を食べてみたかった。
いろいろ楽しみたかった。
サッカーももっとしたかった。
恋も・・・。
1度は付き合ってみたかった・・・。
でも今の私には全てできない。
ごめんね・・・。自分・・・。
弱い自分でごめんなさい・・・。
今の私に生きる勇気も資格もない。
だから私は・・・。
「ごめんね・・・。お母さん・・・。お父さん・・・。」
今、行くからね・・・。待っててね・・・。
みんな・・・。
ありがとう・・・。
そして、
さよなら・・・。

152明優:2011/06/23(木) 21:55:21 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
ん・・・。ココが・・・。天国・・・?
誰もいない・・・。
「茜。」 私は名前を呼ばれて後ろを振り返る。
「お母さん!!お父さん!!」 私は2人の元へ走り出す。
でも・・・。
2人は私から離れて行く。
「お母さん!お父さん!何で離れて行くの?!」 私は潤んだ瞳をしながら言う。
トントン 私は後ろから誰かに肩を叩かれた。
「翼・・・?」 まだ幼かった頃の翼の姿があった。
「何でココに茜がいるんだよ!!茜にはまだこの世界は早い!!」 翼は怒鳴る。
「嫌!!やっと会えたんだもん!私、帰らないもん!!」 私はわがままを言う。

153明優:2011/06/23(木) 22:02:36 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ダメだ!!早く帰れ!!お前はまだ本当の幸せを掴んでいない。」
「翼だってそうだったじゃん!!早くに死んじゃって・・・。幸せなんて・・・。」
ギュ  翼は私を優しく抱きしめた。
「俺は毎日幸せだったよ。茜とサッカーできて。だから・・・。
茜はこの世界にいちゃいけない。時が来たら・・・。それまでさよならだ・・・。
茜・・・。」 翼は悲しい顔で微笑む。
「でも・・・!!」 私の瞳からは涙が出る。
「いいから!!」 翼は私の背中を押す。
「茜には幸せが待ってる。だから頑張れ!!」 翼が微笑んだ。
「ウッ・・・。」「泣くなよ・・・。ほら!行け!!」
「お母さん!お父さん!またね!!」 私がそう言うと2人は微笑んだ。
「バイバイ・・・。翼・・・。」 私は泣きながら言った。
「茜!!・・・俺、茜が好きだから!!」「え・・・?」

154明優:2011/06/26(日) 16:16:40 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
ピッ・・・ピッ・・・
「ん・・・?」 あれ・・・?病院・・・?
私・・・生きてる・・・?
「茜!!」「夏美・・・?」
私の顔の近くには夏美がいた。
「バカァ!バカ茜!!」
夏美の目は真っ赤。充血してるし、目の周りも真っ赤。
「茜ぇ・・・ウッ・・・。」
夏美は泣きながら何度も私の名前を呼んでいた。
あれ・・・?龍と勇汰・・・?
2人も駆けつけてくれたの・・・?
私は2人を交互に見た。
2人は私を見て微笑んでくれた。
やがて、夏美もおさまった。

155明優:2011/06/26(日) 16:24:14 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
夏美は話し始める。
「茜。もう二度とこんな事しないで!!私は茜が必要なの!大切なの!」
そう言って夏美は優しく私を抱きしめる。
「ごめんね・・・。ありがとう。夏美・・・。」
私も涙を流しながら言った。
夏美、そんな風に想ってくれてたんだね・・・。
本当に大好き。夏美、大好き。
ずっとずっと1番の親友だよ・・・。
それから私たち4人はいろいろな話をした。
足の事も両親の死の事も忘れかけてしまうくらい話した。
「あ〜。何か私、プリン食べたいなぁ〜。」 夏美が急に言い出す。
「プリン?!」 私は急の事で驚く。
「勇汰!ついてきてよ!!コンビニ!!茜、私勇汰とプリン買ってくるね!」
「え?!勇汰も?」「おう!行くか!」
夏美と勇汰は病室から出て行った。
もしかして・・・。
龍と2人にしてくれたの・・・?
でも何か・・・。
気まずいな・・・。
2人きりは・・・。
「茜。」 龍は話し始めた。

156明優:2011/06/26(日) 16:28:40 HOST:i114-184-12-188.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
翼と天国の直前?!で再会した茜。
翼に背中を押されて今、茜は生きているが・・・。
本当に幸せが茜の元に降りてくるのか・・・?
次回、茜が予想もしていなかった言葉を龍は告げる。
ここから少しずつ新しい場面に突入します!!
お楽しみにしててください!!

157明優:2011/07/02(土) 13:17:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
PCの不調でまた更新が困難になってます。
もう少し、待っていただければうれしいです。
直ったらすぐに更新します。
本当に申し訳ありません。

158明優:2011/07/05(火) 22:19:09 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「あのさ。茜。」「ん・・・?」 何だか緊張する。
「俺と一緒に暮らさないか・・・?」
龍からの予想外の言葉で私の頭は真っ白になる。
「茜。俺、鈍感すぎて自分の気持ちにずっと気づけなかった。・・・けど・・
茜が入院して俺の中に1つの感情があることに気が付いた。
『茜を守りたい』『茜に会いたい』その気持ちがハンパなくすごくて・・・。
俺、茜が好きだ。そう気が付いた。
だから、俺茜を守りたい。・・・一緒に暮らさないか・・・?」
龍は真剣な顔で言う。
「龍・・・私・・・伝えたい事があるの・・・っ!!」
私は緊張しながら話し始めた。

159明優:2011/07/05(火) 22:46:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
★お知らせ・次回予告★
最近はPC不調で本当に読んでいる方に申し訳ないです。
今でもPCの状態はものすごく悪いです。
なので、今度の更新もいつになるのか分からない状態です。
でも完結する気は十分にあるので、最後まで読んでくれればうれしいです★

次回のネタばれというか、読んでいる方はもう予想がついているかと思いますが
茜と龍はついに思いが通じ合います★
でも思いが通じ合ってもそのままうまくいくとは限らなくて・・・。
切ないというか、悲しい現実がまた2人に試練として襲いかかります。
でもこの試練を乗り越えて、2人の愛は深まります。
最終回ももうすぐ?です!!
最終回までお付き合いくださいませ。
ちなみにもう新連載は考えています。
もうすこし、「今でも君を」が進んだら少しあらすじを書きたいと
思います。また恋愛系ですが・・・。
今度は切ない感じです。「今でも君を」とは別の種類の恋愛物語です。
そちらも楽しみにしてくれれば嬉しいです!!

160ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/06(水) 17:13:08 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

はわわわわ、早く付き合っちゃえ←
なんて思っているねここですノ

そろそろ最終回かと思うと何だか寂しくなりますね。
でも!最後までばっちり見るつもりです((
新連載も頑張ってくださいね!

161明優:2011/07/06(水) 21:36:09 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ねここさん
本当に感謝してます!!
こんな小説を最後まで見てくれるなんて・・・。
嬉しくて、嬉しくて、本当に私は幸せ者です!!
ありがとうございます!!
あ、あとねここさん。
私の事明優って呼んでください★

162明優:2011/07/06(水) 21:54:32 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「私・・・。龍が好き。ずっとずっと前から・・・。だから今、夢みたいで・・・。
うれしすぎて・・・。」 私からは大粒の涙が出てくる。
「泣くなよ。で?どうする?!」 龍は私の涙を拭きながら聞く。
「お願いします!」 私は今日1番の笑顔で言った。
その日から私たちの交際は始まった。
コンビ二から帰ってきた夏美と勇汰にも伝えた。
2人は私達を祝福してくれた。

163明優:2011/07/06(水) 21:58:33 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「私・・・。龍が好き。ずっとずっと前から・・・。だから今、夢みたいで・・・。
うれしすぎて・・・。」 私からは大粒の涙が出てくる。
「泣くなよ。で?どうする?!」 龍は私の涙を拭きながら聞く。
「お願いします!」 私は今日1番の笑顔で言った。
その日から私たちの交際は始まった。
コンビ二から帰ってきた夏美と勇汰にも伝えた。
2人は私達を祝福してくれた。

164明優:2011/07/06(水) 22:07:22 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
↑二度書きしてしまいました。
ごめんなさい。
気にしないでください。

165:2011/07/06(水) 22:19:32 HOST:zaqdadc287f.zaq.ne.jp
ま、まさかの最終回!?

もう少し、早めにみたら良かった・・>M<((後悔してる人ww

166明優:2011/07/06(水) 22:21:39 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜朝〜病室〜
今日はおばあちゃんとおじいちゃんに昨日の事を話す。
「お願いします!!」 もうすでにお願いしている。
「無理よ。高校生2人で生活なんて!まだ2人は若いし、ゆっくりでいいじゃない。」
おばあちゃんは興奮しながら言った。
「お願いします!!僕、卒業したらすぐ茜さんと結婚したいと思ってます。
必ず幸せにします!!」 そう言って龍は頭を下げる。
結婚・・・?
龍、そこまで考えていてくれたの・・・?
どうしよう・・・幸せだよ・・・。
「何言ってるの!!そんな考え、高校卒業までに変わるわよ!!」
おばあちゃんは言った。
「ばあさん。わしは賛成だよ。」 おじいちゃんが言った。

167明優:2011/07/06(水) 22:25:04 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
燐さん
コメントありがとうございます★
メッチャうれしいです!!
でも最終回になってもできたら番外編に挑戦したいなぁって思います。
これからもしよろしければ、「今でも君を」よろしくお願いします!!
新連載はまだ先になりますが、どうかよろしくお願いしますね★

168:2011/07/06(水) 22:29:43 HOST:zaqdadc287f.zaq.ne.jp
明優s>>イエイエ~~

あ、それと、私の事は呼びタメでよろしくですbb

169:2011/07/06(水) 22:33:03 HOST:zaqdadc287f.zaq.ne.jp
でも、途中しか読んでないけど・・エエんかな?

ってか、私も小説更新してます((ここでw

「ホワイト☆レザーソールI」ってヤツです。

ストーリーは非常に長いです。

第1章〜5章まで計画中です。

良かったら見に来てください!!!

感想も出来たら、くださいbb

170明優:2011/07/07(木) 21:09:30 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
またまたコメント、ありがとうです!!
あ!タメだったね。
じゃあこれからは燐と呼ばせてもらうね。
小説、結構長いから全部は難しいね。
新連載は読んでほしいな★
燐の小説もPCが調子よくなったらゆっくり見たいと思うww
それまで待っててね★
私の事も呼び捨てでOKだよww

171:2011/07/07(木) 22:18:49 HOST:zaqdadc287f.zaq.ne.jp
明優>>了解☆

イエイエ~~~

ここの方たちとは仲良くなりたいので。。。

172明優:2011/07/08(金) 22:32:45 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
燐、これからもよろしくお願いしますね★
お互い、小説がんばろーね☆

173:2011/07/08(金) 22:48:29 HOST:zaqdadc287f.zaq.ne.jp
明優>>おk/

ってかエエんか・・。こんな会話してて・・。

174明優:2011/07/08(金) 22:53:01 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「おじいさん!!何を軽々しく!!」 おばあちゃんが言った。
おじいちゃんは語り始めた。
「見てみぃ。龍君の目を。あの頃と同じじゃないか。」
「あの頃・・・?」 私はおじいちゃんに聞く。
「茜のパパとママの事だよ。2人も若くに結婚したんだ。
わしとばあさんは結婚に大反対だった。でも、茜のパパは何度もわしらに頭を下げて
わしらをまっすぐに見たんだ。その時『二人を信じよう』ってわしらは思った。
・・・そしたらその結婚は大成功だった。
2人とも一緒に最期を迎えられた。・・・龍君・・・。
君は死にまで絶対に茜の隣で笑っていられるか?」 おじいちゃんはまっすぐに龍を見て聞く。
「はい。絶対。茜さんには僕と結婚してよかったって思ってくれるように
必ず幸せにします。」 龍もおじいちゃんをまっすぐに見て言った。

175明優:2011/07/08(金) 23:48:37 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

172の私は小説頑張ろうコメントだからいいと思うけど・・・。
まぁ、私の考えだけどね。
私はコメントしてくれた人にはコメント返したいタイプだから
コメントは返すんだぁ。

176明優:2011/07/08(金) 23:59:02 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆「今でも君を」について☆
「今でも君を」、やっとの事でここまで来ました!!
本当に読んでくださっている方には感謝してます!!ありがとう!!
たぶん、「今でも君を」は投稿200を突破すると思います。
まさかここまで投稿数が多くなるとは・・・。
自分でも思ってなかったです。
最終回まではまだ道のりはありますが、その道のりもあと少しです。
これからどのようになっていくのか、お楽しみにしててください☆
★新連載について★
新連載のあらすじをちょこっとだけお知らせさせていただきます。
新連載は「何度でも・・・」というタイトルです。(変わる可能性あり)
簡単に言えば、恋愛経験なしの男女の恋物語です。
でも2人の間には深い理由があって・・・。
って感じです!!最終回を迎えたら・近くなったらもっと深く書けたらいいなと。
今でも君をに引き続き、ぜひ見てほしいと思っています!!
もっともっと頑張るので、よろしくお願いします!!
まだ今でも君をは最終回ではないのですが、よろしくお願いします★

では!引き続き、「今でも君を」よろしくお願いします!!

177明優:2011/07/09(土) 21:19:56 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ばあさん。この子は嘘を付いていない。」
おじいちゃんはおばあちゃんに言った。
「そうね・・・。あの頃を思い出すわ・・・。茜・・・。
2人の子供なら必ず幸せになりなさい。・・・龍君・・・。
茜を頼むわね・・・。」 おばあちゃんは微笑みながら言った。
「はい。」 龍も答えた。
お父さん・・・。
お母さん・・・。
私、幸せになるからね・・・。

ありがとう・・・。
龍・・・。

178明優:2011/07/09(土) 21:27:23 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜夕方〜
今は病室に龍と2人きり。
「龍・・・。結婚って本当?」 私はまだ信じられなくて首を傾けながら聞く。
「本当だよ。ビックリしただろ?」 龍は微笑みながら言った。
「うん。でも、すっごく嬉しかった。龍が私とそこまで考えてくれてるとは思ってなかったから。
ありがとね。龍・・・。」 私はそう言って微笑んだ。
「茜・・・。俺、改めて言う。」 龍が静かに言う。
「?・・・」 私はよく分からない。
「茜の夢も茜の初恋の人の夢も俺に捧げて下さい。必ず叶えます。
俺と結婚してください。必ず幸せにします。」
龍は私をまっすぐ見て言った。
「はい・・・。お願いします・・・。」
そして私と龍は見つめ合った。
龍は私の肩に手を置く。
龍は顔を近づけてくる。・・・私はそれと同時に目を閉じた。
龍の唇が私の唇に軽く触れた。
キスした後、私と龍は恥ずかしくてお互いに頬を赤く染めながら
微笑みあった。
龍・・・。
大好き。ううん。今は違う。
誰よりも・・・。
愛してる・・・。

179明優:2011/07/13(水) 21:07:43 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜2ヶ月後〜夕方〜
私は無事に退院した。
走れないけれど、歩けるまで回復した。
龍と一緒に暮らして3週間。
少しずつ生活にも慣れてきた。
部活は辞めないで、今はたまにマネージャー的存在として部活に参加している。
毎日が楽しかった。

180明優:2011/07/17(日) 22:01:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
今は学校も終わり、夕食のしたくをしている。
料理は少しずつ練習している。
「ん!おいし♪」 味付けOK!!
煮物に挑戦したけど、成功★
私は火を消し、たまっていた家事をした。
家事はまだ慣れていないから時間がかかっちゃうんだよねぇ・・・。
家事を終え、イスに座る事ができたのは8時だった。
龍が帰ってくるまで夕食を食べずに待っている私。
龍を待っている間、お風呂に入る・・・。
今日は異常に帰りが遅い。
連絡もなし・・・。
私には不安が積もっていった。

181明優:2011/07/17(日) 22:09:43 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は帰りが遅い龍を待ちながらアルバイトの本をみていた。
そろそろバイトでもしなきゃ生活が苦しくなるな・・・。
龍はプロに注目されているけど、まだ高校卒業じゃないしな・・・。
おばあちゃんたちに頼るものよくないし・・・。

「ん・・・?」 私は本を見ながら眠っていてしまった。
グー。 お腹の音が鳴る。
何も食べてないもんなぁ・・・。ってか龍はまだなのかな?
もう9時半なのに・・・。
不安になる。心配になる・・・。
龍・・・。 キィー
「ただいま・・・ハァハァ・・・」

182明優:2011/07/17(日) 22:14:48 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
龍?!私は急いで玄関に向かう。
「遅くなってゴメン・・・。走って帰ってきた・・・。」
龍はすごく息が切れていた。
「おかえり・・・。はい、水・・・。」 私はとりあえず、水を龍に渡す。
「ありがと・・・。フー・・・。」 龍は生き返ったような顔をしながら水を飲む。
「遅くなってゴメン!!」 龍はそう言って私を優しく抱きしめる。
私もそんな龍を抱きしめた。

183明優:2011/07/17(日) 22:24:53 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ごめんな・・・茜・・・。」 龍は優しく言う。
「練習長くなっちゃったんでしょ?仕方ないよ。寂しかったけど、
これくらいで寂しがってたらサッカー選手のお嫁さんやっていけないでしょ?
だから大丈夫。」 私は自分の言っている事が少し恥ずかしく頬を赤く染めて微笑みながら言った。
「ありがとな。でも俺、なるべく早く帰るようにするからさ。
寂しい時は寂しいって言えよ?」 龍はそう言って私の頭を撫でた。
「じゃ!夕食にしよっ!!」 私が言い出した。
「夕食、待っててくれたんだ・・。マジでありがと。本当、茜って最高な俺の嫁だわ!!」
龍はそう言って私を優しく抱きしめる。
「まだお嫁さんじゃないけどね。でもわたしにとっても龍は最高の旦那さんだよぉ?」
私達は何度も甘い言葉を交わし合った。

184明優:2011/07/17(日) 22:34:26 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
★お知らせ・次回予告★
最近、更新なくてごめんなさい。
また×2PC不調で・・・。
なので今日は良くはないのですが、まぁ・・・良いっちゃ、良かったので
たくさん?更新させていただきました。
読んでいる方、急にたくさん進んでごめんなさい!!

もうすぐ2人に愛が確かめられる?試練がまっています!!
予想ついた方もいるかも・・・?
少しずつ最終回に近づいてきています!!
最終回までお付き合いください。
ここまで読んでくれて、本当に感謝しています。

185明優:2011/07/19(火) 21:39:42 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「練習、どうだった?」 夕食を食べながら私は聞いた。
「ん〜。普通。ってかさ、何かマネージャー入ってきてさ。」
「マネージャー・・・?」
「うん。1年生の女子。すげー自己紹介長くてさ。
それが帰り遅れた原因なんだけどさ。」
龍は野菜を口に入れながら言う。
「龍・・・。」 私は龍を見つめる。
「ん・・・?どした?」
「そのマネージャーと浮気しないでね・・・?」
恥ずかしいけど私は勇気を振り絞って言った。
「ヤバ!!茜、可愛すぎ!!絶対ないね!!
俺は茜しか見てないからさ♪」
龍は微笑みながら言った。
「よかった♪約束ね?」
そう言って私たちは小指で約束をした。

186明優:2011/07/22(金) 23:02:29 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜次の日の放課後〜
今日は部活に行って来た。
部活に出た日はいつも龍と2人で帰っている。
ってか・・・。龍、また遅いなぁ・・・。
「茜・・・?」「勇汰?!」
ユニホーム姿の勇汰がいた。
「久しぶり・・・だね・・・。」 私が言った。
「だな・・・。」
龍と暮らすようになって、勇汰とは家が遠くなった。
クラスだって違うし、接点がとにかくない。
だから勇汰とは久しぶりに会う。
「あ・・・。龍だろ?待ってろ。呼んでくる。」
「あ、ありがとう・・・!!」
そして・・・5分もしないうちに・・・。
「茜!悪い!!今から着替える!!ちょっと待ってろ!!」
龍がボールを手に持ちながら言う。
「うん!待って・・・」「龍先輩〜♪」
私の言葉が終わらないうちに女の人の声が聞こえてくる。

187ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/23(土) 14:15:21 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

わああああ、お久し振りです!

無事茜と龍が付き合えてよかったです´ω`*
でも、女子マネさんは茜だけでいいと思う!←
龍に近づく奴は茜以外許さないのです、((ry

がんばってください!
めちゃくちゃ応援してますノ+

188:2011/07/23(土) 23:57:22 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
とっても上手ですね❤

189明優:2011/07/31(日) 17:37:48 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ねここさん
コメント遅くなってごめんなさい。
ちょっとやっかいですよね。いろいろと・・・。
めちゃくちゃ応援してくれてありがたいです☆
ねここさんの事も応援してますので、お互い頑張りましょうね!

190明優:2011/07/31(日) 17:39:44 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
愛さん
コメント遅くなってごめんなさい。
あと、コメントありがとうございます!!
上手なんて・・・。下手くそですよ!!
でもコメントとお褒め言葉嬉しいです!!
ありがとうございます!

191明優:2011/07/31(日) 18:26:02 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
久しぶりの更新となります・・・。
またまたPCの調子が悪く、書き込みできませんでした・・・。
それに、コメントをくれた方々にはすぐにコメントを返せなくてごめんなさい。
「今でも君を」を待っていてくれた方、本当にごめんなさい。
今日から「今でも君を」を再開したいと思います!!
待っていてくれた方、長くお待たせしました!
ぜひ、最終回までお付き合いください!!

192明優:2011/07/31(日) 19:07:22 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「俺、帰るからお前も帰れよ。」 龍はその子に言った。
もしかして・・・噂のマネージャー・・・?
「私も一緒に帰りますぅ☆」
その子は龍のユニホームの袖をつまみながら言う。
「今日、彼女待ってるから、悪いけど別の奴誘って?」
龍は丁寧に断っている。
「彼女ぉ〜?あ〜。噂の!事故に遭ってサッカーやめた人?え!
まだ付き合ってたんですかぁ?」
ムカつく・・・。何それ・・・。

193明優:2011/07/31(日) 19:12:05 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「あ!あなたが龍先輩の彼女さん〜?」 その子はわざとらしく聞いてくる。
「そうですけど・・・何か?」 私はさめたように言う。
「私、島田リナ(しまだ・りな)です〜。男子サッカー部のマネージャーです。
龍先輩とは部活の中では1番仲良くしてもらっています☆」
その子は嫌味と自己紹介を始める。
「私は知ってると思うけど、龍の彼女の神代茜です・・・。」
私は嫌々言った。
『龍の彼女』をわざと大きい声で言った。
「へぇ、可愛い人ですねぇ。先輩♪」
「ってかお前とはそんな俺関わってない気がするけど?」
龍が言う。
「そうでした?彼女さんの前だからって、そうなっちゃってぇ!!」
何かこの子なれなれしい。
何・・??この女・・・。

194明優:2011/07/31(日) 19:17:50 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
その日からリナは龍につきまとうようになった。
3人で帰る事も少なくない。
私と龍は必死で断る。でも・・・。
ハッキリ言ってウザイ。
そして・・・。月日は流れ・・・。
夏も終わり、3年生は引退した。
今はもう冬制服。
時の流れは早くて今日は龍の17歳の誕生日。
初めて2人で迎える誕生日。
まだまだ2人はラブラブ。
でも、リナは変わらずつきまとっている。

195明優:2011/07/31(日) 19:23:34 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜放課後〜
「茜。今日、部活来る?」 夏美が鞄に荷物を詰めながら私に聞く。
「ごめん!!今日はちょっと・・・。」
「あ!そっかぁ、今日は彼氏さんの・・・だもんねぇ♪」
夏美はニヤける。
「うん、だからご馳走でも作ろうかと思ってさ。」
「頑張れ!茜♪」 夏美はそう言って私の肩を優しく叩く。
「ありがと♪じゃ、帰るね!バイバイ!!」
私は夏美に別れを告げ、教室を出る。
今日は何を作ろうかな・・・。
私は今日作るものを頭の中に思い浮かべる。
「茜先輩〜♪」
わぁ・・・。最悪な声・・・。
「何?」 私は冷たく答える。
「ヤダぁ!冷たい!先輩!今日は茜先輩に用事があってぇ♪」
リナはいつもの調子で話す。
「何?」 私は聞く。
「ここじゃ、言えないんで屋上で話しましょう☆」

196明優:2011/07/31(日) 19:29:25 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
今度は更新多くてごめんなさい・・・。またできたらするかも?!
多かったりなかったり、私の勝手で読んでくれている方には申し訳ないです・・・。

次回は、リナが龍につきまとう理由が分かっちゃいます!!
そこの場面に注目してください!!もしかしたらリナ派も出てくるかも・・・?
そしてもうすぐ茜と龍には最後の試練が待っています!!
今はその場面を深く考えています。
最後の試練とは何なのか、予想したりするのも面白いかもしれませんね。
楽しみに待っていてください☆

197:2011/07/31(日) 22:59:34 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>久しぶりに読んだよw

おおお!!!新たなキャラが!!!

198明優:2011/08/01(月) 08:14:49 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

コメントありがとう!
最近更新してなかったからいっぱい更新しちゃった。
読みにくいかもしれないけど、読んでくれてありがとう!
リナの事だけど、出番は少ないけどね(苦笑

199明優:2011/08/01(月) 08:21:17 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私とリナは屋上へ向った。
放課後の屋上は誰もいない。
そんなに人に聞かれたくない話なのかな・・・?
〜屋上〜
予想通り誰もいなくてただ風の音が聞こえた。
「で。何?私今日予定あるの。早く言ってくれる?」
私はつめたく言った。
「つめたいですねぇ。まぁいいや。じゃあ言いますね?
茜先輩。龍先輩と別れてください♪」

200明優:2011/08/01(月) 08:24:17 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
200突破です!!
まだ「今でも君を」は続きます。
見守ってくださった方、温かいコメントをくれた方
本当に感謝してます!!
これからも「今でも君を」よろしくお願いします!!

201明優:2011/08/01(月) 08:28:21 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
リナは笑顔で言った。
「はぁ?あんた頭おかしいんじゃない?」
私はついにキれた。
「おかしくないですけどぉ?私、ずっと思ってたんですぅ。
私と龍先輩の間に茜先輩は邪魔だってぇ♪」
「はぁ?あんた私にケンカ売ってるの?」 私は抑えきれなくなる。
「・・・方が・・・。私の方が先に龍先輩を見てきたのに・・・。」
リナはいつもと違う声になる。
「私はあんたよりも先に龍先輩を見てきたのよ!!」
急にリナは叫んだ。

202:2011/08/01(月) 12:11:20 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
おおお!!!

三角関係っすかww

203明優:2011/08/01(月) 15:40:12 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

周りから見たらただの三角関係だよねww
コメントありがとう!

204明優:2011/08/01(月) 17:26:07 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「は・・・?どういう事・・・?」
私は冷静に聞く。
「あんたなんかに龍先輩は譲らない!!」
リナの目つきは怖くなる。
そしてリナは語り始めた。

205明優:2011/08/01(月) 17:32:04 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「あれは中学の時の事だった・・・。」
(ここから少しの間はリナの気持ちです・・・。)
私が中1、龍先輩が中2の時。
中1も終わろうとしていた季節・・・。今日は終業式。
島田リナ・・・。私はデブでブサイクだった。
そのせいで友達なんてできた事がなくて・・・。
毎日いじめを受ける日々だった
そして今日もいじめられる。
毎日、放課後の女子トイレでいじめは行われる。
今となってはいじめなんて慣れっ子。抵抗なんて無駄な事しない。
キーンコーンカーンコーン
今日もやってきた放課後。
「リーナちゃん!遊ぼっ!!」 4人組の女子が言ってきた。

206明優:2011/08/01(月) 17:36:22 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は抵抗もせず、4人組と一緒に女子トイレに入る。
私はいつものように汚いトイレの床に押し倒される。
そして・・・。「ほ〜ら!今綺麗にしてあげるねぇ?」
そう言って私をトイレの個室に閉じ込め、バケツにくんだ水を上からかける。
「リナちゃ〜ん。綺麗になったぁ?」
「あれれ?まだ汚いぞっ!顔が♪」
そう言って再び水が上から降ってくる。
冬だからとても寒い。
私の意識は遠ざかる・・・。
「何してんの?」
「あ!!やば!!2年じゃん!!やばいって!!」
誰・・・?私を助けに来た人・・・?

207明優:2011/08/01(月) 18:11:02 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
4人組がトイレから出て行く足音が聞こえた。
ガタン ガチャ
手・・・?誰かが私に手を差し伸べてる・・・?
「大丈夫か・・・?」
あれ・・・?この人って・・・。
ウチの学校でサッカーが上手でイケメンで有名の・・・。
2年生の・・・。香川龍・・・?
確かこの人、学校で人気者だった気が・・・。
どうしてそんな人が私なんにかに・・・?
「いつもここでいじめ受けてるのか・・・?」 その人は聞いてきた。
「え・・・。あ・・・。」 私はなんて言ったらいいのか分からなかった。
「ここにこんなにバケツ用意されてるし。だいたいトイレに椅子あるとか
おかしいだろ?お前、いつもこうされてるのか?」
その人は椅子を片付けながら言った。

208明優:2011/08/01(月) 18:16:51 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「大丈夫ですよ・・・。私、いじめられるの慣れてるし・・・。」
「バカじゃねえの。」「え・・・?」
男の人は真剣に話し始める。
「何回いじめ受けても慣れる事なんて絶対にない。逆に辛くねるんじゃねぇのか?
自分の気持ちにウソついて自分も傷つけて・・・。
自分がかわいそうだろ?もっと自分を大切にしろよ!!」
その人も言葉を聞いて私は何も言えなかった。
「ほら。これ使えよ。まだ使ってないからさ。」
そう言って男の人は私に自分のタオルを渡した。
「龍ー!!そろそろ練習始めるぞぉー!!」
どこからか男の人の声がした。
「ヤバ!!俺、練習あっから!!またな!!」
そう言って男の人はタオルだけを置いてトイレから出て行った。

209明優:2011/08/01(月) 19:42:13 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ありがとう・・・。って言えなかったなぁ・・・。
帰宅部の私は春休み中に学校に来る事もないから新学期になったら
お礼言ってタオル、かえそう・・・。
そう思ってた・・・。
〜新学期〜サッカー部部室〜
今日はサッカー部あるかな・・・?
始業式にはあの人・・・。見なかったなぁ・・・。
そう思いながら私は部室をのぞく。
すると男子の会話が聞こえた。
「だよなぁ〜。」
「今年は龍がいねぇしな・・・。」
「あいつが転校したし、今年優勝する事はまず無理だな!」

210明優:2011/08/01(月) 19:45:01 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私の体は凍りついたかのように動かなかった。
どういう意味・・・?転校・・・?
あの人が・・・。転校・・・?
ウソでしょ・・・?
私は悲しみを隠しきれなかった。
私はその場から走った。
私はいつもいじめられている女子トイレに入った。
「ウッ・・・。」 声を殺して泣き続けた。

211明優:2011/08/01(月) 19:47:00 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
あの人がいるから少しは学校が楽しみだった。
でも・・・。もういないなら前と変わらないじゃない・・・。
私は持っていたタオルを強く握り締めた。
「好き・・・。」
いなくなって初めて気がついた・・・。
私はあなたに恋してた・・・。
ううん。今も恋してるんだ・・・。

212明優:2011/08/01(月) 19:54:05 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
今日もたくさん更新してしまいました・・・。
長いですが、読んでくれたら嬉しいです。

次回はまだリナの気持ちは続きます。もうちょっとです!
そしてもうすぐ茜と龍には最後の試練が・・・。
最後の試練は簡単に言えば、2人の愛が確かめられるような試練かもしれません。
少しネタバレですが、辛い茜。その茜のためにとった龍の行動とは・・・?
この試練を終えると、もう最終回です。
まだ最終回色ではないのですが、引き続き「今でも君を」
よろしくお願いします!!

213:2011/08/01(月) 20:34:05 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>行動!?

何やろ・・。どっか外国に2人で行くとかww

214明優:2011/08/01(月) 21:11:12 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

残念!明るい行動じゃないんだ・・・。
何か212の私の書き込みがおかしかったのかも。
分からなくても当たり前だと思う。
私の燐だったらわかんないもんね。
何かね、龍は悲しい行動をとるんだよね。
まだそこの場面にはいかないけど、楽しみにしててくれたら嬉しいなぁ♪

215:2011/08/01(月) 21:44:49 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>悲しい・・・なんかぁ・・・。

分かったよん♪

楽しく待ってるよん♪

216明優:2011/08/01(月) 22:03:29 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

ありがとう。
本当は教えたいんだけど、ネタバレになるからね・・・。
楽しく待ってるって言ってくれてありがとう!
まぁ、内容は悲しいんだけどね(苦笑

217:2011/08/01(月) 22:07:31 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>いいよん♪

ってか、私の小説の方がネタバレだらけやしなwww

218明優:2011/08/02(火) 09:16:13 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

ネタバレだらけとか(笑
でも私もそれに似たようなことたまに書くけどね。

219:2011/08/02(火) 10:46:22 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>似たような事!?

(どんな事やねん・・;;)

うんww

220明優:2011/08/02(火) 16:34:17 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

またまたコメントありがとっ!
似たような事、探せばあると思うよw!

221:2011/08/02(火) 16:34:59 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>何や・・・。

あったっけな・・・w

ま、探してみるわw

222明優:2011/08/02(火) 17:30:24 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

でも面倒なんじゃない・・・?
暇だったら私も探してみよーとっ☆

読んでいる方へ
もう少ししたら更新するかもしれません!!

223:2011/08/02(火) 17:44:49 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>ま、そうだけどw

私は、探すwwでも、これから塾だし・・・w

見つける時間ない・・;;

たまに私の小説にコメ買いてなww

224明優:2011/08/02(火) 18:46:40 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

塾頑張れー!!
燐の小説ものぞきに行くねぇ。
コメントも書くね。

更新します!!

225:2011/08/02(火) 18:47:55 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>うんw

今、私の小説は・・バトルの前ぐらいかなw

226明優:2011/08/02(火) 18:51:26 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
(リナの気持ちです!)
私はその日から決めた。
龍先輩と同じ高校に行く。
1コ下だから龍先輩の高校、探せば分かるはず・・・。
龍先輩と再会するまで私は・・・。
痩せて綺麗になる。成績も中1のときよりも上げる。
そして高校に行ったら必ず龍先輩を彼氏にする。
私はその日からたくさん努力した。
そしてある日・・・。
中2の終わりの事だった。

227明優:2011/08/02(火) 18:52:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

バトル!!気になるからたくさん更新したら見に行きます!!

228明優:2011/08/02(火) 18:55:36 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍先輩っていたじゃん?イケメンでサッカー部だった!!
あの人サッカーで有名の西丘高校に推薦で行ったらしいよ!!」
クラスの男子が言った。
西丘高校・・・。今の私の成績じゃ余裕。
そしていよいよ私は中3.受験生となった。
もちろん西丘高校に入るつもり。ってか西丘高校以外考えていない。
先生には「もっと上の高校に入れる」って言われた。
でも私は西丘高校に行きたいから。

229:2011/08/02(火) 18:55:39 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>うん。

バトルだよん♪

ま、ネタバレになるけど・・。

ホワイトとデッドは、別々の世界で、・・・・・

です。!(・・・・は、何が入るか考えよう!)

230明優:2011/08/02(火) 18:59:34 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
体験入学でも西丘高校を選んだ。
西丘高校には龍先輩の姿があった。
あの頃と変わらない龍先輩の変わらない優しい笑顔・・・。
この姿を少しでも多く見ていたい・・・。
私は迷わず西丘を受験し、合格。
入学後、すぐにマネージャーになりたかったけど、私が嫌いな高校3年生の女の
先輩がマネージャーだったからその人が引退してからマネージャーになった。
そして龍先輩に近づいたのに・・・。

231明優:2011/08/02(火) 19:00:50 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

えぇ。。。。
なんだろ・・・。
予想つかないから、早くみたいな!!
楽しみ♪

232明優:2011/08/02(火) 19:04:05 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
(ここからは現実に戻ります・・・)
「あんたの存在があったから・・・。だから私は・・・。」
リナは下を向いて泣きそうに震えながら話す。
「神代茜。ここからが本番よ!!覚えておきなさい!」
リナはそう言って屋上から出て行った。
リナにそんな過去が・・・。
でも私は・・・。
どんな理由があっても龍を渡さない。
・・・でも・・・。
この後、こんな最悪な事態が私たちを待っている事を誰も予想できなかったんだ・・・。

233明優:2011/08/02(火) 19:33:06 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜夜〜10時〜
龍は帰って来ない。
私からは何度も冷や汗がこぼれる。
もしかして・・・。
リナ・・・?
『神代茜。ここからが本番よ!!覚えておきなさい!』
その言葉が頭に何度も流れる。
龍・・・。何で連絡もないの・・・?
どこにいるの・・・?

龍・・・。

234明優:2011/08/02(火) 19:42:25 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
やっとここまできたって感じです!!
次回からは最後の試練です!
長かったです、本当に。
まだ最終回には行きませんが、このまま順調に進めば、
今月・来月中には最終回を迎えることができそうです。
私はノートにも物語をまとめているのですが、まだ最終回は書いていません。
ちなみに今皆さんにお見せしているのは30話を終えたところです。次回から31話に突入します!!
私は今、34話の部分を考えてノートに書いています。
もうすぐ追いつかれそうです。(←頑張らなければ!!でも勉強あるんだ・・・)
そして次回はとうとう最悪な事態が茜たちを襲います。
どんな事も乗り越えてきた茜と龍。
でも今回は乗り越えられるのか・・・?
そんなトコに注目してください☆

235ライナー:2011/08/03(水) 00:12:23 HOST:222-151-086-003.jp.fiberbit.net
ども!お久しぶりです。
いつも良い引き方で読みたくさせられています^^
もうすぐ最終回なんですか!?ううっ、予告読んでるだけで続きが気になる・・・・・
僕もノートに下書きっぽいのをしていますよ!僕は受験生になってからいつもノートに追いついていますが^^;
最終回まで見守ることが出来そうですので頑張って下さい(・v・)>

236明優:2011/08/03(水) 09:13:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ライナーさん
またまたコメント、とっても嬉しいです!!
私の小説のどこが良いのか私には分かりませんけど、褒めていただいて嬉しいです☆
ライナーさんもノートに下書きっぽいのしてるんですね!私と同じだぁ☆
実はライナーさんの小説も拝見してるのですが・・・。
まだ全部読んでないんですよね・・・。
PC不調や、私、一応受験生なんで・・・。
なので、全部ゆ〜くり読ませていただいたらコメントさせてください^^

237明優:2011/08/03(水) 09:28:08 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
★間違い★
投稿228の2行目の「行ったらしいよ」ってとこを
「合格したらしいよ」に変えて読んでほしいです。
何か読んでておかしいので・・・。
読んでくれている方、ごめんなさい。

238明優:2011/08/03(水) 09:39:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
チュン チュん 鳥の鳴き声・・・。
辺りは明るかった。・・・あれ・・・?朝・・・なの・・・?
私は結局、、龍をリビングで待ったまま寝ちゃったんだ・・・。
龍のくつはない。携帯にもメールも電話もない。
ねぇ、龍・・・どこにいるの・・・?
♪〜  メール?! 龍?
見たことのないアドレスだった。
(おはようございますぅ♪茜先輩☆昨日は龍先輩をおかりしました☆
実は昨日、私が襲われそうなところを龍先輩が助けてくれたんです!
それで私が「傍にいて・・?」って泣いて言ったら本当に傍にいてくれて!
だから龍先輩は悪くないですよ〜♪
ってか実は襲われるって言っても男友達に頼んで演じてもらったんですけどね☆
演技、上手でびっくり!
じゃ、昨日の夜のことは龍先輩本人にくわ〜しく聞いてくださいね☆
別れるの、楽しみにしてます♪ byリナ)
リナと・・・。
昨日の夜、一緒に・・・?

239明優:2011/08/03(水) 09:41:59 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ってか何でアドレス知ってるの・・・・?
あ・・・。そっかぁ・・・。
龍が寝ている間に龍の携帯を見たんだ・・・。
連絡できなかったのもきっとリナがダメだって言うから龍はできなかったんだ・・・。
私は頭がおかしくなってきた。
そして私は帰って来ない龍を探すようにして学校へ1人で登校した。

240:2011/08/03(水) 11:44:18 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
おおお!!!

何や・・この展開!!!

めっちゃわくわくするわwww

241明優:2011/08/03(水) 15:40:26 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

またコメントありがとっ☆
何か展開早いけど、これも最終回に繋げるためだから許してね(笑

242:2011/08/03(水) 15:55:40 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>おkww

これから毎日、コメするわん♪

243明優:2011/08/03(水) 16:42:40 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
え?毎日コメントしてくれるの??
悪くないかな?コメントは、燐のペースでいいよww
燐がコメントしたくなるような小説になるように頑張るからさ!

244:2011/08/03(水) 16:44:07 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>何が悪いん?

うんwいくらでもコメしたるよbb

おお!!明優って努力家やねんな^^v

245明優:2011/08/03(水) 16:45:51 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
いやいやww努力家じゃないけどね。
小説書くのは好きだから、趣味でやってるだけだよww
コメントありがとっ☆

更新します!!

246:2011/08/03(水) 16:48:00 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>私も趣味でやってるけど・・。勉強と同じレベルでやってるw

でも、努力家に見えるよん〜♪

よろしくお願いします!!

247明優:2011/08/03(水) 16:49:47 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜登校中〜
学校が近くなるにつれ、同じ学校の制服の子が多くなってくる。
「茜ぇ〜☆」 何も知らない夏美は明るく話しかけてくる。
「あ・・・。おはよ・・。」 私は暗く返事をする。
「どうした、茜?そういえば、今日龍君は?」
夏美は心配そうに聞く。
「夏美・・・ウッ・・・。」
私はその場に泣き崩れた。
まわりの人達は私を見ていく。
「茜?!」
夏美は驚きながらしゃがむ。
昨日の事をゆっくりと夏美に話す。

248:2011/08/03(水) 16:51:49 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
更新すんの早っ!!!!

明優>>

249明優:2011/08/03(水) 16:53:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

そんな事ないよ?
友達はもっと早いし・・・。
勉強と同じレベルでやれてすごいね・・・。
私、勉強はほとんどしないで、小説ばっかり書いてるよww

250:2011/08/03(水) 16:54:35 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>私もそうやでww

勉強は、後回しで、小説、優先!!!

やしねwww

251明優:2011/08/03(水) 16:55:58 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜・・・。」 夏美は優しく私の背中をさする。
私と夏美はしゃがんだまま。
まわりの生徒は私が泣いているのに気がつき、近寄ってくる生徒もいる。
「大丈夫?どうしたの?」 そんな声が増えてきた。
でも私はただ泣き続けた。
「茜・・・?」 後ろから聞こえる聞きなれた声・・・。
私はフッと後ろを振り返る。・・・え・・・?
「龍・・・、どうし・・・て?」

252明優:2011/08/03(水) 16:56:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

同じだねww

253:2011/08/03(水) 17:02:45 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>だねww

254明優:2011/08/03(水) 17:04:02 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
龍の隣にはリナの姿があった。・・・どうして・・・?
あの一晩で何があったって言うの・・・?
私はここにいたくなくて、走り出した。
「待て!!茜!!」「嫌!!」
龍は大声で私の名前を叫びながら追いかけてくる。
「話、聞いてくれ!!昨日は本当に悪かった。でも何にもないんだ!!」
私は必死で話をする龍を無視して走り続ける。
どこに向っているのかも自分で分かんない。
「茜!!危ない!!」
龍の強い声にハッとする私。 
でも気がつくのは遅くて・・・。
私の目の前には車が・・・。
「嫌ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
私は叫んだ。
ドン!!!
体中に痛みが走る。・・・でも・・・。
「生き・・・てる・・・?」 私はコンクリートの上にいた。・・・え・・?
龍の上に私がいる状態だった。
龍は私を強く抱きしめていた。
「りゅ・・・龍?・・・ねぇ・・・。龍?!いや・・・・。
いやぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
龍・・・・・・!!!!!

255:2011/08/03(水) 17:07:02 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ええええ!!!

ってか、リサウザイwwww

256明優:2011/08/03(水) 17:15:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆(これは重要かも?!)
とうとう訪れてしまったこの展開。最後の試練です。
龍は茜を助けようと車に飛び出したが・・・。
龍の生命は・・・?龍は再びサッカーをすることができるのか・・・?
茜のする行動は・・・?そして1番気になる・・・
2人の運命は・・・?
この場面は重要なところが決まる場面でもあります。
この小説を読んでくれている方はここが1何重要だと思うので
ここは必ずと言っていいほど見てほしい場面ですね!
ちなみにこの場面にはもうリナは登場しません(確か・・・)。
これからは茜の友情なども描いていきます。
友情愛って言うんですかね?そこにも注目してください!!

★お知らせ★
もうすぐノートにまとめているネタが切れるので、もしかしたら
更新回数が減ってしまったり、更新しても少なかったりする場合もあるかもしれません。
もういろいろと頭の中ではまとまっているので、それをノートにまとめるだけなのですが・・・。
その作業が今困難となっているので、読んでいる方には
また申し訳ない事をしてしまいます。
なるべく早く書きますので、それまで待っていてくれたらうれしいです。

257明優:2011/08/03(水) 17:17:15 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
★間違い★
256の投稿で8行目の
「1何重要」とありますが、
正しくは「1番重要」です。
読んでくれている方、ごめんなさい。

258:2011/08/03(水) 17:17:18 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>おkww

絶対、待つよん♪

259明優:2011/08/03(水) 17:18:11 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

私もリナみたいなタイプは苦手だな・・・。
でももうリナの出番はなしだからねww
確か・・・。

260:2011/08/03(水) 17:18:38 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>よっしゃ〜♪((邪魔者排除www

261明優:2011/08/03(水) 17:19:17 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

待ってくれてありがとっ♪
今からノートまとめしますねぇ(勉強じゃないよ!小説のね((笑)

262:2011/08/03(水) 17:22:23 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>知ってるよん♪

263:2011/08/03(水) 17:22:58 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
今から、私の小説を中断して、

エピソードの方へ移ります。

264明優:2011/08/03(水) 20:53:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

頑張ってね♪

265:2011/08/03(水) 20:58:32 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>うんw

明優もたまに見に来てなww

266明優:2011/08/04(木) 09:10:43 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

ちょくちょく見に行くよww

267明優:2011/08/04(木) 09:33:08 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍・・・?ねぇ、起きて?・・・やだよぉ・・・・。龍・・・。
いや・・・嫌ぁーーーーーー!!!!!!!!!!」
私はその場で崩れた。
何が起きているのか分からなかった。
「茜!!」 誰かが後ろから私を呼んでいた。
でも私は振り向こうともせず、ただ龍にすがって泣いていた。
「ウッ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
息が突然苦しくなる。・・・助けて・・・。
「茜!!・・・龍君・・?!え・・・あ、とにかく茜は息を吸って!!」
後ろから追いかけてきたのは夏美だった。
夏美は私の背中をさする。
でもこんな状況で息なんか吸えなかった。
「茜!!息吸って!!」 夏美は必死に言う。
「ハァ、ハァ・・・」 どうしても息が出来ない私。
「龍・・・。」  ドサッ・・・ 
私はそうつぶやいてその場に倒れた・・・。

268明優:2011/08/04(木) 16:30:39 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
そして・・・。
「ん・・・?」 私は目を覚ました。
「茜!!」「夏美・・・?」
目が充血し、目の周りも真っ赤な夏美の顔が私の近くにあった。
「大丈夫・・・?」 夏美は優しく聞く。
「私、どうして・・・?」 さっきまでの事がうまく思い出せない。
「茜、過呼吸になっちゃったんだよ?覚えてない?」
「記憶が・・・うすうす・・・え・・・あ・・・。」
急にさっきまでの出来事がよみがえる。
「夏美・・・。龍・・・。龍は?!」 私は激しく夏美に聞く。
「それが・・・あの・・・。」 夏美は急に黙り始める。
私は点滴を外し、病室を飛び出した。

269明優:2011/08/04(木) 16:35:30 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「あのっ!!」 私は歩いていた看護婦の腕をつかむ。
「龍は?!香川龍は・・・?」
看護婦は驚きながら私に言った。
「今、調べてきますね・・・。」 そう言って看護婦は調べに行った。
数分たち、看護婦が私に言う。
「香川龍さんなら・・・今手術中ですね・・・。」
「何時間くらいで手術、終わりますか?!」
私は興奮しながら聞く。
「思ったより困難な手術みたいです・・・。まだ時間はかかりそうですね・・・。」
看護婦は言った。
時間が・・・かかってる・・・?
そんなに状態が・・・?

270:2011/08/04(木) 16:37:43 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ええええ!!!!

271明優:2011/08/04(木) 17:10:13 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

コメントありがとっ♪
展開が早くてビックリしたのかな?

272明優:2011/08/04(木) 17:17:17 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍、そんなに良くないんですか?!」
私は今にも倒れそうだった。
「私には何とも言えませんね・・・。あ・・・。
悪いのですが、私まだ仕事があるので、失礼します・・・。」
看護婦は私にそう言い残し、仕事に戻った。
「茜!!」 夏美が私の元へ走って来る。
「ねぇ。夏美・・・龍、手術してるんでしょ・・・?」
私は冷静に聞く。
・・・でも夏美からの返事はない。
「ねぇ!!私、分かるんだ・・・。だから教えて?夏美?!!」
私は再び興奮する。
「茜・・・。分かった・・・。落ち着いてね・・・。」
そう言って夏美は私を近くの椅子に座らせる。

273明優:2011/08/04(木) 17:24:16 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜・・・。」 夏美は私の手を握り締める。
・・・まるでお母さんのようだった。
「龍君ね、正直今、危険な状態なの・・・。生死をさ迷ってる・・・。
手術がうまくいっても目が覚める保障はない・・・。
頭を強く打ってしまっているから目が覚めた時、それまでの記憶を
失っている可能性も十分ある。・・・茜。
龍君、茜を命を懸けてでも守ってくれたんだよ・・・?」
「私を・・・。龍が・・・。」 私は言葉を失う。
「だから茜、龍君が目を覚ますまで待ってよう?茜が辛いのは分かるよ。
でも、いつまでも辛いままじゃ、茜もダメになる。
茜は生きてる。・・・龍君が・・・。茜の両親と龍君が守ってくれた茜の命、
大切にしよう?」 夏美は頭に響くような綺麗な声で言った。
「夏美っ・・・!!私!!」

274明優:2011/08/04(木) 17:33:17 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
心に大きな傷を負った茜。
生死をさ迷う龍。
龍の手術は成功するのか・・・?
次回、それが分かります。
でもまだまだ茜と龍には試練が待っています。
その試練とは・・・?
★お知らせ★
物語、ノートにまとめているのも、もうすぐ最終回になります!!
たぶん、ノートにまとめている物語、3〜5日の間に最終回になります!
ついに新連載を書く日が近づいています・・・!!
結構ウキウキします☆
でも最近は、「今でも君を」を最終回一直線で書いているので
新連載の設定などがぐちゃぐちゃです。
もちろん、新連載もここで書かせていただくつもりです♪
その時は、少しでも多くの方に見てほしいと思ってます☆
良い作品になるように「今でも君を」も新連載も頑張りますので
これからも明優をよろしくお願いします♪

275:2011/08/04(木) 17:48:09 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>おお!!もう最終回か・・・。

何か・・少し寂しいなぁ・・。

こっちは、まだ最終回まで遠いかな・・。

ってか、第2期もあるしなww

((妹は、第3期まで書いてほしいって言うけど・・;

ま、頑張ってください!!

276明優:2011/08/04(木) 18:26:30 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

そう言ってくれてうれしい☆
ありがとう♪
燐も頑張ってね♪

277明優:2011/08/05(金) 09:11:45 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は夏美に甘えた。
いろいろな想いが溢れ出す。
それが言葉になって夏美に伝わる。
夏美は優しく私を抱きしめて頭を撫でる。
涙が止まらなかった・・・その分だけ夏美は優しく頭を撫でてくれた。
「アっ・・・ウぁーン・・・」
子供のように泣き続けた。

278明優:2011/08/05(金) 17:47:47 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ん・・・?」
私は泣き疲れたのか、夏美の膝の上で眠っていたみたいだ。
「茜、気分どう?」 夏美は優しく私に聞く。
「ん・・・。さっきより大丈夫・・・。」
「茜、目腫れてる!!一重になってるよ!?トイレに顔でも洗いに行こう?」
夏美は微笑みながら言う。
私と夏美はトイレに向う。
「ねぇ・・・夏美・・・。」「ん・・・?」
「顔洗ったら・・・手術室の待合室で龍を待ちたい・・・。」
私は静かに言った。
「分かった・・・。行こう。泣かないでとは言わない。だけど、
龍君を信じてあげて・・・?ただそれだけでいいから・・・。」
夏美は微笑みながら言った。

279明優:2011/08/05(金) 17:54:33 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私と夏美はトイレで顔を洗った後、手術室の待合室に向った。
「茜・・・ここ・・・。」
夏美は静かな声で私に教えた。
そこには手術中と書いてあり、周りは赤く光っていた。
私と夏美は無言のまま、龍を待ち続けた。
龍・・・。
戻ってきて・・・。
私は願う事しかできない。
私を命懸けで助けてくれた事。
だからもう1度会いたいんだ・・・。ううん。
何度でも、会いたい。
その時は心と体と言葉で一生龍に感謝したい。傍にいたい。
私は手をあわせ、目を閉じて、祈り続けた。
そして・・・。   パッ
手術中というまわりの赤いランプが消えた。
ドアが開いた。・・・そして、龍が運ばれてくる。
龍は酸素マスクをして眠っていた。
「先生!龍は?!」

280:2011/08/05(金) 17:55:49 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
何か・・めっちゃ感動する・・。

281明優:2011/08/05(金) 17:57:59 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私はさっきより冷静に聞いた。
「手術は終了しました。できる限りは尽くしました。
成功もしました。ですが・・・。目を覚ます可能性がとても低いです。
このまま一生を終えてしまう場合もあります。
くわしくは後でゆっくり話します・・・。失礼します・・・。」
先生は忙しそうにどこかへ行った。

282:2011/08/05(金) 17:59:30 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
え・・・・

そんな・・・。って思う。

283明優:2011/08/05(金) 18:07:34 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜集中治療室〜
龍は手術終了と共にこの部屋に運ばれた。
私はずっと龍を見つめる。
・・・ありがとう・・・。
龍・・・。大好き・・・。
私ね、龍に言いたいの・・・。
「ありがとう」って。
だからお願い・・・。目を覚まして・・・。
翼と私の夢だったサッカー選手になる夢、叶えてくれるんでしょう?
龍が叶えなくて誰が叶えるの・・・?
私も翼も龍に夢を託したんだよ?
もう失いたくない・・・。
龍を・・・翼のように失いたくない。
だからお願い。
こんなわがままな私の傍にずっとずっといてよ・・・。
私は龍の隣でずっとずっと笑っていたいのに・・・。
そんな事が、今ではもうキセキのような話なんだね・・・。
龍・・・。

284明優:2011/08/05(金) 18:10:58 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

今の場面は私、一応作者なんだけど、何か書き込んでて悲しくなるね・・・。
しかも今、優しいような曲聴きながら書き込んでたからもっと悲しくなる。

何度もコメントありがとねっ!!

285:2011/08/05(金) 18:12:04 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>いいよw

優しい曲?どんなん?

ってか、こっちの小説もヤバイからなw

第5章まで、あともう少しやw

286明優:2011/08/05(金) 18:15:55 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

えっとねぇ。今私が聴いてる曲はね、
「親愛なるあなたへ」って歌だよww
ロードオブメジャーさんの♪すごく最後とかいいんだぁ♪
私のお気に入りの曲の1つかな〜?
浜崎あゆみさんの曲とかも聴きながら書き込んだりするよww

燐の小説も今、見に行くかも!!
頑張ってね♪

287:2011/08/05(金) 18:16:50 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>うんw

ありがとう!へ〜

私は、ボカロにしか興味ないしなww

今は、ミクの「飴か夢」聴いてるw

288明優:2011/08/05(金) 18:19:12 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

友達とか燐と同じ趣味の子が多いよww
たまに強制的に聴かされるもんww

289:2011/08/05(金) 18:21:30 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>ま、ボカロファンを居るやろなww

強制的かwwww

やっぱボカロでおすすめ曲はdorikoさんの「飴か夢」やなw

290明優:2011/08/05(金) 18:24:34 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
手術を成功した龍。
でも成功しても安心はしていられない茜。
いつどうなるのか分からない龍の状態。
これから2人にはどんな試練が待っているのか・・・?
実はもう1・2つくらい、ちょっとした試練があるんです。
どんな試練なのかは今は予想してください♪
もうすぐ答えの場面なので♪

★お知らせ★
今、ノートにまとめている物語が最終回の場面です♪
たぶん、今日中にはノートまとめは最終回になります!!
そしていよいよ新連載です!!
また新たな気持ちで書こうと思います!!
その時はまたよろしくお願いしますねww☆

291:2011/08/05(金) 18:26:10 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>おお!!!

楽しみにしてるわん♪

292明優:2011/08/05(金) 18:26:56 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

なんか、おすすめの曲の話しになっちゃったね。
でも燐の趣味、聞けたからいいけどねww
さぁ、燐の小説を見に行くぞっ!

293明優:2011/08/06(土) 13:23:21 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
コンコン
「入ってください。」
私は龍の状態とこれからの事を聞くため、話を聞きに来ている。
「座ってください。」「はい・・・。」 私は静かに座った。
「香川龍さんの事ですが・・・。」 先生は静かに話し始める。
「手術は成功しました・・・。ですが・・・龍さんは頭を強く打っているので
正直、いつ何があってもおかしくない状態です。
目を覚ましたとしても打ってしまったところは頭なので、以前までの
記憶を失っている場合もありえます・・・。
龍さんと同じ状態になった方もいます。
その方のほとんどは今も眠っている状態であったり、そのままお亡くなりになってしまったり・・・。
目を覚ます可能性は本当に低いと言えます・・・。」
先生は難しい顔をして言った。

294明優:2011/08/06(土) 13:26:23 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「でも・・・目を覚ます可能性もあるんですよね・・・?」
私は少し声を震わせながら言った。
「ないわけじゃないです。ただ可能性は低いというだけです。」
「じゃあ、私は龍を信じます。龍がこれからも笑顔で生きていける事を。
先生。私、龍を信じてもいいんですよね・・・?」
私はまっすぐ先生を見ながら言った。
「そうですね。龍さんを信じてあげてください。」
先生は微笑んだ。

295明優:2011/08/06(土) 13:30:10 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私は話を聞くと1度家に帰った。
家に着くとたくさんのご馳走が並んでいた。
そっか・・・。
龍、もう17歳になったんだ・・・。
私は静かにご馳走を食べる・・・。
「おいし・・。」
私は涙を流しながらエビフライを食べる。
エビフライ・・・。龍と一緒に食べたかったなぁ・・・。
1番の自信作なんだけどなぁ・・・。
私の涙は止まらない。
私はそれから何時間、涙を流したんだろう・・・。
龍・・・。

296明優:2011/08/06(土) 17:39:09 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜朝〜 ピーンポーン ピーンポーン ピーンポーン
「ん・・?」 私は泣いたまま眠っていた。
ってか、さっきから誰・・・?
「はい・・・。」 私は寝起きの顔で玄関に行く。
ガチャ  「茜!!」 制服姿の夏美がいた。
「どうしたの・・・?」「やっぱりねぇ。」
夏美はそう言って私の頬をつねる。
「目が一重だぞ!!ほ〜ら!顔洗って!!学校行く準備しよう?」
「え・・・。私、学校行かな・・・」「行くよ!茜!行かないなんて言わないの!!
どーせ、茜の事だから学校休んで1日泣きたいとか思ったでしょ?
そんな事させない!!一緒に学校行こう?」
夏美は優しく微笑む。
夏美には何でも分かっちゃうんだね・・・。

297明優:2011/08/06(土) 17:57:47 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「夏美!!」 私は夏美に抱きついて再び涙を流す。
「もぉ!!泣かないの!!目の腫れ、戻らなくなるよ?」
夏美はそう言って私の背中をさする。
「あ!おいしそうなご馳走!!」
そう言って夏美はいろいろな物を食べ始めた。
「んー!!茜、腕上げたねぇ♪このエビフライ最高なんだけど!!」
そう言って両手にエビフライを持って食べ始める夏美。

その日から私は1日も学校を休まずに行った。
夏美が傍にいてくれるから・・・。
心から笑えてないのは夏美も分かってくれている。
それでも傍にいてくれる夏美が大好きだ。

298明優:2011/08/06(土) 18:07:33 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
夏美に支えられながら日々の生活を送っている茜。
夏美との友情も深まるなか・・・
龍の体に変化が!!
龍の意識は戻るのか・・・?!
って感じですね。
お楽しみに!

★お知らせ★
気がつけばもう投稿が300近くとなっています!!
まさか自分の小説がこんなにも長い物語になるとは思わなかったです!!
本当に読んでくれている方々に、感謝です!!
話は変わりますが、昨日ノートまとめできなくて、まだ最終回を書いてません。
でも今日こそは・・・、書こうとは思うのですが・・・。
ノートまとめが最終回になったらお知らせしますね☆
ちなみに今日の書き込みは34話を終えたところです。
次回は35話です!!ちなみに38話が最終回となっています。
最終回は少し長くなってます!

最終回まであと少しとなりました。
ここまで読んでくれた方、ぜひ最終回までお付き合いくださったら嬉しいです!
茜と龍の結末を、楽しみにしていてください☆

299:2011/08/06(土) 18:51:35 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
遅くなってごめん・・><

出かけていたww

おお!!楽しみにしてるわw

300明優:2011/08/06(土) 19:07:36 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
投稿数300突破です!!
もうすぐ最終回の「今でも君を」
よろしくお願いします♪
300突破までお付き合いくださった方、
本当にありがとうございます!!!
これからもよろしくお願いします!!

301明優:2011/08/06(土) 19:08:17 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

いいよ、いいよ。
またまたコメントありがとねっ♪

302明優:2011/08/07(日) 13:26:20 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
1週間後・・・。
龍はまだ意識を取り戻していない。
事故の日からリナの姿は消えた。
学校も転校したらしい。家もどこかへ引っ越したとか。
リナはあれほど龍の事が好きって言ってたのにヤバくなれば逃げるような子だった。
私はそれに無性に腹が立った。
まぁ、リナがいなくなって良かったけど・・・。
私は今日も龍がいる病院へ足を運ぶ。
「龍、今日ね・・・。」 私はいつものように眠っている龍に今日の出来事
を話す。・・・話しが終わっても当たり前だけど、返事はない。
私は龍の手を握り、何度も『ありがとう』と心の中で言った。
ポタッ・・・
「え・・・?」 私の手には涙がついていた。
私、泣いてないのに・・・もしかして、龍?!
私は龍の顔を見る。
・・・涙・・・。
龍、意識が・・・?!

303明優:2011/08/07(日) 13:32:31 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍!!龍!分かる?!茜だよ?!」
私は何度も龍に声をかける。
私の大声に気がついた1人の看護婦が私の元に来る。
「香川さん、どうかしました?」 看護婦は聞く。
「目が覚めそうなんです!!さっき、龍から涙が!!」
私は嬉しくて興奮状態だ。
「香川さん・・!!香川さん!!」
「龍!!龍!!」 私と看護婦は龍の名前を何度も呼ぶ。
すると・・・。
ピピピピン ピピピピン
・・・え?この音って・・・。
「内川先生!!香川さんが!!」 看護婦は大声で先生を呼ぶ。
先生は龍に必死でいろいろな事をする。
これって・・・。これって・・・。もしかして・・・。
龍・・・。嫌・・・。
死んじゃ嫌・・・。
ヤダ・・・・・・。

304明優:2011/08/07(日) 13:35:41 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「先生!!龍は?!大丈夫なんですか?!先生!!」
私は興奮しながら聞く。
「今は何とも言えません・・・。ですが、出来る限りは尽くします。」
そう言いながら冷静に対応する先生。
私は急に息苦しくなってくる・・・。
あの頃と同じ息苦しさ・・・。
「ウッ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
「大丈夫ですか?!息吸って!!」
近くの看護婦に言われる。
でも・・・息が吸えない・・・。
吸い方が・・・分からない・・・。
私はそのまま倒れた。

305:2011/08/07(日) 13:41:31 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
・・・・・・・


何か・・泣けてくる・・。

306明優:2011/08/07(日) 13:41:50 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ん・・・?」 私は目を覚ました。
・・・夏美・・・?
「大丈夫?茜?」 ユニホーム姿の夏美がいた。
きっと練習を抜け出して来てくれたのだろう・・・。
「夏美!!龍は?!」 私は興奮しながら聞く。
「まだ・・・危険な状態だって・・・。」
「龍・・・。」
「茜、不安になるよね・・・。でも、今茜にできる事は信じることしかできない。
だから信じてあげよう?」 夏美は優しく言った。
夏美の優しい言葉で私の心は落ち着く。
夏美の言う通りだ・・・。
今私にできる事は、龍を信じる事しかできない。
興奮したって龍が良くなるわけじゃない。
龍・・・。
お願い・・・。
生きて・・・。

私は病院の窓を開け、空にいる翼にそう強く願った。

307明優:2011/08/07(日) 13:43:11 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

コメント、ありがとっ♪
今は泣ける?場面だからね。
燐にも、茜たちの幸せを願ってほしいな♪

308明優:2011/08/07(日) 13:53:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
龍の生命の危機を迎えてしまった茜。
龍は助かるのか・・・?
そして茜の強い決意とは・・・?

★お知らせ★
今日の夜中12時10分頃(笑、
ようやくノートまとめが最終回を迎えました!!
本当に長かったです!!
ノートまとめは、今年の2月頃からだったので、約7〜8ヶ月、
「今でも君を」を書き続けてきました。
それが最終回を迎える・・・。何か少し作者としては悲しい気持ちもあります。
でも、完結した達成感?っていうのかな。そういう気持ちがあって嬉しい気持ちもあります。
まだ書き込みでは最終回を迎えていませんが、今日35話が終了したので
後残り、2話となります。
本当にもラストです。
昨日から新連載もさっそく書き始めています。
後でまた、新連載のお知らせもさせていただきます☆

残りわずかの「今でも君を」、引き続きよろしくお願いします!!

309:2011/08/07(日) 14:26:33 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>うん・・・。

私は、絶対龍が助かるって信じてるし。

茜もショックから立ち直れると思う。

絶対、奇跡は起こるよ。

310明優:2011/08/07(日) 14:34:04 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

燐のそのコメント、何かメッチャ感動するww
キセキを信じるのはいいことだよね。
コメント、ありがとww

311:2011/08/07(日) 14:40:29 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>私のコメントに感動してどうすんねん・・;((つっこむww

そう・・「奇跡は起こるから奇跡なのさ」

ってあるんだ♪どっかにw

312明優:2011/08/07(日) 16:20:49 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
いい言葉だねww
どっかにが気になるけどっ!

313:2011/08/07(日) 16:53:36 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>でしょ☆

どっかに書いてあってん・・。

たしか・・。

314明優:2011/08/07(日) 17:38:12 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

何か私も聞いた事があるかも・・・。
どっかで(笑

315:2011/08/07(日) 18:05:37 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>思い出したw

歪アリのチェシャ猫の名言だw

316明優:2011/08/07(日) 18:37:11 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

ちょっと、それは聞いた事ないなぁ・・・。
でも漫画とかでよく聞くww

317:2011/08/07(日) 20:30:38 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>そっかw

318明優:2011/08/07(日) 20:44:25 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

そうなんですw

319:2011/08/07(日) 21:19:32 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>そうなんやw

で、小説の更新は?

めっちゃ楽しみにしてんねんけど・・w

320明優:2011/08/07(日) 22:14:03 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

楽しみにしててくれてありがとう!
でも今日はもう更新しないんだ。(ごめんね!)
明日、また更新するねww

321明優:2011/08/08(月) 09:44:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
コンコン・・・
2時間ほどたった頃私と夏美がいる病室に誰かがノックしてきた。
「失礼します・・・。」
龍の担当の内川(うちかわ)先生だ。
・・・龍、どうなったの・・・?
「先生、龍は・・・?」
私は冷静に聞いた。
結果は正直怖い。
でも私は逃げない。
私は先生の目をまっすぐに見る。

322:2011/08/08(月) 10:03:26 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
おおお!!!

323明優:2011/08/08(月) 16:11:03 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

コメントありがとっ♪

324明優:2011/08/08(月) 16:16:12 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「安心してください。今は危険な状態を抜け出しました。
でも正直、また今回のような事が起こると、命の保障はできません・・・。」
先生は少し下を向く。
「先生、大丈夫ですよ。私、龍には今日みたいな出来事を起こさせませんから。
今度は必ず龍の意識を取り戻してみせます!!
たとえ、記憶がなくても、サッカーができなくなってしまっても・・・
どんな龍でも私は受け止める!!」
私は前向きに言った。
「神代さんのその気持ち、きっと香川さんに届いてますよ・・・。
じゃあ、僕は2人を信じます。2人の愛で頑張ってください。」
先生は微笑んで言った。

325:2011/08/08(月) 16:16:29 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
明優>>いいよん♪

私の小説やバイでwww

なんかな・・妙な三角関係らしいのが・・出来てるねん・・。

326明優:2011/08/08(月) 16:18:50 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
先生は病室から出て行った。
「茜・・・。」 夏美の瞳は潤んでいた。
「夏美?」
「茜ー!!強くなったね!私、嬉しいよ!!」
夏美はすでに泣いていた。
「夏美のおかげだよ・・・。
正直、まだ不安はある。けど、ずっとこのまま不安のままじゃダメだって
気がついたの。ってか夏美が教えてくれた。
ありがとう。夏美。」
私は夏美へ微笑んだ。

327明優:2011/08/08(月) 16:19:32 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

更新したら見に行くかも!!
気長に待ってて!!

328:2011/08/08(月) 16:22:53 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
明優>>おk^0^/

329明優:2011/08/08(月) 16:26:11 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
でも・・・。それから1ヵ月後。
12月25日。クリスマスでもあり、終業式でもあったこの日。
龍の意識はまだ戻っていない。
今日は学校が終わり、お墓に来ている。
今日、12月25日は翼の誕生日。
私は毎年、サッカーボールのキーホルダーを持ってこの日にここへ来ている。
「翼・・・。生きていたらもう17だね。そっちはどう?・・・うまくいってる?」
当たり前だけど、返事はない。
「翼・・・。龍・・・龍ね、私の事、命懸けで守ってくれたんだ・・・。
今も眠ったまま。・・・でも生きてる。
ねぇ、翼・・・。お願い・・・。龍を・・・龍を返して・・・。
もぉ、私、限界なんだ・・・。翼を失って、龍まで・・・。
そうなりたくないよ・・・。だからお願い・・・!!
龍を返してぇ・・・!!」 私は泣いた。
久々に泣いた。
もう泣かないって決めてたのに・・・。
翼の前で泣いちゃった・・・。
泣いちゃったよ・・・。

330明優:2011/08/08(月) 16:26:25 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

ありがと♪

331明優:2011/08/08(月) 16:28:54 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜病院〜
私は今、病院のトイレで顔とにらめっこ。
さっき大泣きしたせいで、目が腫れている。
こんな顔、龍に見せられない。
顔を何度も洗った。
「よしっ!!」
私は顔を拭き、トイレを出る。
新たな気持ちで私は龍の病室に向った。

332明優:2011/08/08(月) 16:32:32 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
※ミスです※
308の私の投稿で、残り2話となっていますが
正しくは今日終了時点で残り2話です。
残り2話、お付き合いください^^

333明優:2011/08/08(月) 16:34:29 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
翼のお墓で泣いてしまった茜。
泣いた事で気持ちが晴れたのか・・・?
次回、茜が龍の前で・・・。
そして、龍は?!

334明優:2011/08/09(火) 16:14:54 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍〜♪メリークリスマス☆」
私は元気よく、眠っている龍に話しかける。
そして毎日やっている事をする。
「今日ね、終業式でね、勇汰がね・・・」
今日の出来事を龍に話す。
あと・・・。
もう1つ、1番大切な事を龍に話す。
「今日・・・翼の誕生日なんだぁ・・・。
サッカーボールのキーホルダーあげてきたぁ・・・。
それで、それでね・・・。」
今日に私の瞳から涙が出てきた。
「あ・・・。どうしたんだろ・・・。私、おかしいね。」
私は笑ってごまかす。
「ウッ・・・。」 私の涙は溢れ出す。
「龍・・・戻ってきてよぉ・・・。私、1人じゃ生きて行けないよ・・・!!」
涙と共に気持ちも一緒に溢れ出す。
流れ続ける涙は誰にも止めることはできない・・・。でも・・・
1人だけ、私の涙を止める事ができる人が・・・
「え・・・?」 私の頬に誰かの手があった。

335明優:2011/08/09(火) 16:18:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「・・・かね・・・。」
「り、龍?!龍!!」 私は龍の手を握り締める。
キセキだ・・・。
龍の意識が戻った・・・。
きっとこれは翼が・・・。
「茜・・・。外、雪・・・。」
龍がゆっくり言った。
「今日、クリスマスだからホワイトクリスマスだね。」
私は目に涙をためながら微笑んだ。
すると龍が細い指で私の涙をふいた。
「龍・・・ウッ・・・。」
私は龍に泣きながら抱きついた。

きっとこの雪は翼なんだ・・・。
翼が私と龍の事を見守ってくれているんだ・・・。
翼・・・。
ありがとう。

336:2011/08/09(火) 16:20:03 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
やっぱ奇跡起きたw

337明優:2011/08/09(火) 16:22:15 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜・・・。俺、ずっと夢見てた・・・。」
「夢・・・?」 龍は話し始める。
「翼、出てきたよ・・・。」「え・・・?」
翼が龍の夢に・・・?
「翼とずぅ〜と話してた。サッカーの事、茜の事・・・。
いろんなこと、たくさん話してた。でも急に翼に背中を押されたんだ・・・。
『茜を幸せにできるのは龍だけだ』って言って・・・。
背中押されて目、覚ましたら茜が泣いてた・・・。」
龍は私の髪を優しく撫でながら言った。
「翼がきっと・・・。」
私は嬉しくて1人で微笑んだ。

338明優:2011/08/09(火) 16:22:39 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

燐の予想当たりだね☆

339明優:2011/08/09(火) 16:25:02 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜・・・。」
龍は微笑んでいる私を優しい瞳で見つめる。
「龍・・・。」 私は微笑み続けた。
龍は私の頭を優しく自分のほうへ近づける。
私と龍は久しぶりにキスをした。
しかもそれは長くて深いキス。
何度も角度を変えながら・・・。
そして私たちは数分して唇をはなす。

340明優:2011/08/09(火) 16:27:29 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「龍・・・!!おかえりっ!!」
私は龍をギュっと抱きしめて言った。
龍も私を抱きしめる。
「茜・・・。ちょっと力強すぎ・・・。」
龍は苦笑いをしながら言った。
そっか・・・龍体を少し怪我してたんだっけ?
でもそんな事忘れるくらい今は幸せ。
龍・・・。
大好き。
ううん、
愛してる・・・。

341:2011/08/09(火) 16:28:19 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
おおお!!!

もうすぐで完結かな?

342明優:2011/08/09(火) 16:31:40 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆次回予告☆
キセキが起きて、龍の意識が戻りました!!
しかも翼の誕生日に!!きっと翼のおかげ!!
次回はいよいよ最終回!!
最終回は少し長いです。
たぶん、今日よりは長くなります。
ここまでこられて本当に嬉しいです!!
最終回、見逃さないでくださいね(笑
最終回の後は、あとがき・今までコメントをくださった方への感謝のお礼・
新連載予告などをさせていただきます☆
1日で書き込めるか分からないのですが、絶対書き込みたいと思ってます!!
そちらのほうも楽しみに☆

343明優:2011/08/09(火) 16:32:15 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

次、最終回だよww
明日、書き込めればいいけどww

344:2011/08/09(火) 16:39:41 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
楽しみにしてるよw

こっちは・・・。ヤバイwww

345明優:2011/08/09(火) 16:46:22 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

楽しみにしててくれてありがとっ♪
燐の小説、落ち着いたら見に行くねww

346:2011/08/09(火) 16:49:45 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
明優>>何を落ち着いたら?

なん?

347明優:2011/08/10(水) 15:46:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

コメント遅れてごめん。
いろいろ受験生で忙しくて・・・。

348:2011/08/10(水) 15:51:04 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
明優>>私も受験生だよw

349明優:2011/08/10(水) 16:41:42 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

そうなの??
じゃあ、同じ年の受験生なのかもね!

350明優:2011/08/10(水) 16:44:59 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
龍の意識が戻り、私と龍の愛はものすごく深まった。
奇跡的に、頭に異常はなく、記憶を失くすことも
何かも後遺症もなかった。
それにサッカーができる体。
普通の人よりもすぐに退院でき、すぐに学校に通った。
もちろん、部活もできる。
私と龍は幸せだった。

351明優:2011/08/10(水) 16:52:10 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
〜5年後〜
私と龍は21歳。今年で2人とも22歳になる。
私たちを見守っててくれた大切な人たちとも今も仲良し♪
勇汰は・・・。
今は大学生。大学でサッカーを続けている。
今は彼女がいる。
よく私たちの家に遊びに来てノロケを言う。
まぁ、私たちもそのノロケに負けないくらいノロケてるけど♪
勇汰は大学を卒業して、就職が決まって落ち着いたら今の彼女と
結婚を考えてるらしい。

夏美は・・・。
なんと今は、結婚してる☆
相手は1コ上の社会人。
高校卒業後、友達の紹介で知り合った。
最近、妊娠してる事に気がついて通っていた大学を辞めた。
彼にもプロポーズされて、今は結婚して2週間。
熱々の新婚さん♪
今、おなかの子供は妊娠4ヶ月。
夏美、お母さんになるんだ・・・。

352明優:2011/08/10(水) 16:56:41 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
そして私と龍は・・・。
結婚4年目だけど、ラブラブ♪
今は龍との間に生まれた子供だっている。
私と龍は高校卒業後、すぐに籍を入れた。
そして19歳の7月。初めて出産した。
「ママぁー!!いっくよぉー!!」「こぉーい!!」
今は息子の新とボールを蹴って遊んでる。
ボールは翼の形見♪
香川新(かがわ・あらた)。最近3歳になった私と龍の大切な愛息子。
どっちかって言うと、顔は私似。性格は龍似。
でも異常に口元だけは龍に似ている。
ホント、かわいい☆

353明優:2011/08/10(水) 17:02:48 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「茜!!新!!」 私と新がサッカーをしていると龍が仕事から帰ってきた。
・・・仕事・・・とは。
翼も私も叶えられなかったサッカー選手。
龍はプロになった。
昨日は泊りがけだった。
「パパぁー!!おかえり!!」 新ははしゃぎながら大好きな龍の元に走って行った。
「またサッカーしてたのか?サッカー好きなのは嬉しいけど、
ママとあまりサッカーしちゃダメだぞ?ママのおなかの中には赤ちゃんが
いるんだからボールが当たったら大変だろ?」
龍は新に言った。
「大丈夫だよー!!おなかに当ててないもん!!それに、僕、赤ちゃん大事だもん!!
だって僕、お兄ちゃんになるんでしょー?」
新は笑顔で言う。
「そーだよ。新、もうすぐお兄ちゃんになるんだよ!!」
私は新の頭を撫でながら言う。

354明優:2011/08/10(水) 17:07:40 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私のおなかにはもう1つの命が宿っている。
妊娠5ヶ月。2人目の龍との間にできた赤ちゃん。
夏美のおなかの子と同級生になるってわけだ。
「茜。ただいま。」「うん。龍、おかえり!」
新は1人でサッカーボールを蹴って遊んでいる。
「今日はどうかな〜?」 そう言いながら龍は私のおなかに耳をあてる。
「少しでかくなったんじゃね〜か?俺のいない一晩で♪」
龍は微笑みながら言う。
「そう?龍、大げさ!!」 私は笑う。
「ママぁー!!パパぁー!!」
新の声に私と龍は振り向く。
「一緒にサッカーしようよぉー!!」
新が元気に言った。

355明優:2011/08/10(水) 17:13:27 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私たち3人は軽くサッカーボールを蹴って遊んだ。
龍がボールを新に蹴って、新が私にボールを蹴る。
そして私が龍にボールを蹴る。
3人揃えば、毎回やっている遊び。
「ねぇ、パパ、ママ。」新がボールを蹴りながら言った。
「「何〜??」」 私と龍は新に聞く。
「僕、パパみたいなかっこいいサッカー選手になりたい!!
でも僕、なれるかなぁ〜?」
「なれるに決まってるじゃん!!さすがパパの息子だ!!」
龍は笑顔で言い、新の髪をくしゃくしゃにして、新を持ち上げる。
「そうだよ♪新はママとパパの子供なんだから♪」
私も笑顔で言って新の頬を優しくつつく。
「うん!!僕、頑張るね!!」
そう言って新は微笑んだ。

356明優:2011/08/10(水) 17:21:25 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
その後、龍と私は新がかわいくて、そのまま可愛がり続けた。
そして私は今日も空を見上げる・・・。
翼・・・。
私はあなたが大好きでした。
あなたは私の大切な初恋の人。
あなたに恋愛感情はなくなってしまった。
それでも私は今でもあなたを大切に想っている。
きっとこの気持ちは永遠に変わらない。
永遠に、永遠に・・・。
翼・・・。
私はあなたがいなくなった今でも・・・
これから先もあなたの事を想う。

今でも君を・・・思ってる・・・。
ずっと、ずっと・・・。
                     ☆おわり☆
※この物語はフィクションです。

357明優:2011/08/10(水) 17:33:04 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆あとがき☆
本当に最終回を迎えました!!
嬉しい気持ちと寂しい気持ちがあります。
「今でも君を」、最初は20話くらいで終わり予定でしたが、
描いているうちに物語がものすごく広がり、こんなにも長い物語となりました。
だからもう茜たちの物語を描く事はないと考えると、寂しいです。
でも、もしかしたら特別編などに挑戦するかもしれないので、その時はよろしくお願いします☆
「今でも君を」の連載中、PC不調で更新できなかったり、
体調不良で更新できなかったり、物語が思い浮かばなくて更新できなかったり・・・。
いろいろなトラブルがあり、読者さんたちにはお待たせしたところもありました。
でもこんな私の小説を最後まで読んでいただき、本当に嬉しく思っていますし、
感謝しています。
最後に、「今でも君を」、最後まで読んでくださった方、
本当にありがとうございます。
こんな作者ですが、次の新しい新連載も考えておりますので
お暇があれば、ぜひ足を運んでもらえたら嬉しいです。

358明優:2011/08/10(水) 17:38:13 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆今までコメントをくれた方々へ☆
「今でも君を」連載中にコメントをくれたかたに感謝の
コメントを書かせていただきます。
ひっちぃ様
私に初のコメントをくれてありがとうございます。
ねここ様
6回ものコメント、ありがとうございます。
龍をかっこいいと褒めてくれたり、茜の心配をしてくれてありがとうございます。
ライナー様
2回ものコメント、ありがとうございます。
小説に引き込まれて読んでいるなどのコメント、嬉しかったです☆

359明優:2011/08/10(水) 17:44:29 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆今までコメントをくれた方々へ2☆
358に引き続き、書きます。
シャクイSP様
引き込まれる・リアル・すごいなど、お褒めのコメントありがとうございます。
アリス様
2回ものコメント、ありがとうございます。
おもしろい・最後まで見るなどと言ってくれてありがとうございます。
愛様
こんな作者なのに、上手と言ってくれてありがとうございます。
燐様
約52回ものコメント、ありがとうございます。
毎回コメントすると言った日から毎回コメントしてくれてありがとうございます。

以上、7名の方々がこんな私の小説にコメントをくれました。
本当に感謝してます。
ありがとうございます!!
コメントしなかったけど見てくださった方、
感謝してます。最後まで付き合ってくれてありがとうございます!!

360明優:2011/08/10(水) 17:47:46 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
★新連載のお知らせ★
「何度でも・・・」という小説名に決まりました!!
今はまだ1話の途中を書いています。
皆様にお見せするのはもう少しお時間が必要です。
それまで待っていただけたら嬉しいです!!
「今でも君を」に引き続き、読んでくださればうれしいです☆
全力で頑張ります!!

361明優:2011/08/10(水) 17:51:32 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
★新連載の予告★
「何度でも・・・」
恋愛経験なしの2人の男女の物語。
でも2人には秘密があって・・・。
その秘密とは・・・?

これ以上だと、ネタバレになるので書き込めません!!(←ごめんなさい!!)
また恋愛物語ですが、「今でも君を」とは別の恋愛です。
ぜひ、読んでくだされば嬉しいです☆
※まだ更新はしません。まだ更新日時は未定です。

362:2011/08/10(水) 18:32:24 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
おお!!

完結した〜♪

新連載あるんか!?頑張れ〜永遠に応援してます(*^。^*)

363明優:2011/08/10(水) 19:11:14 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

さっそくコメントありがと♪嬉しいよ☆
やっと完結したよww
新連載もあるからそっちの方も応援してくれたら嬉しいな☆
でもまだ新連載は書かないけどね。日にちは未定です!

364:2011/08/10(水) 19:14:14 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
明優>>おおお!!!

そっちも絶対応援する!!

((一番乗りは私が貰う!))

365明優:2011/08/10(水) 19:38:36 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

燐、ありがとっ♪
私、燐の小説の「幼馴染と私」1番乗りしちゃった☆

366:2011/08/10(水) 19:54:06 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
明優>>一番乗りだねww

367明優:2011/08/10(水) 19:54:49 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

うん☆

368:2011/08/10(水) 20:32:54 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
ww

和には、お兄さんが居るんだよw

369明優:2011/08/10(水) 20:36:34 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

そーなんだww

370:2011/08/10(水) 20:39:47 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
うんw

そやねんw

371明優:2011/08/10(水) 20:45:03 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆お知らせ☆
もしかしたら「今でも君を」の特別編やるかもです!!
可能性は高いですww
「何度でも・・・」がまだまだなんで、「今でも君を」の特別編を
皆さんにお見せしようかと・・・。
と言っても、「今でも君を」の特別編はノートにまとめてないので少し日にちが必要かもしれないです。
簡単な風に書かせていただくと思うんですが・・・。
茜・龍・新・もう1つの命のお話しにしたいと思います(予定・変更あり)。
家族愛をテーマに書けたらと思いますww
茜のおなかの赤ちゃんの性別とか名前が分かっちゃうかも?!
ちなみに関係ないのですが、
新の名前の由来は、茜と龍は漢字で一文字なんで2人の子供も漢字で一文字にしました。
もしかしたら茜のおなかの赤ちゃんの名前も・・・。
ちなみにもう茜のおなかの赤ちゃんの名前は決まってますし、もちろん
性別も決まってます♪
新の弟か、妹か、予想してください♪
それでは「今でも君を」、特別編楽しみにしててください♪
(たぶん書きます・・・)

372:2011/08/10(水) 20:46:24 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
やっぱ妹でしょw

373:2011/08/10(水) 20:47:29 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
あと、明優に来てほしい所があるんだけど・・。

374明優:2011/08/10(水) 20:48:40 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

妹ねぇ♪
まぁ、後に分かるからお楽しみに!!
来てほしいとこ?どこだ??

375:2011/08/10(水) 20:49:02 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
明優>>雑談掲示板ってトコw

376明優:2011/08/10(水) 20:50:00 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

了解です☆

377:2011/08/10(水) 20:51:19 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
明優>>そこやったら明優といっぱい話せるw

378明優:2011/08/10(水) 20:52:32 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

なんか、ありがとう☆
あ、悪いけど今お父さん帰ってきたから
お父さんといろいろ語る事あるから落ちます!
私、あの掲示板よく分かんないから教えてくれたら嬉しいな!!

379:2011/08/10(水) 20:53:34 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
明優>>ええよんw

おkww

私が知ってる事なら教えたるよん♪

380明優:2011/08/11(木) 13:18:09 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

ありがと♪

381明優:2011/08/11(木) 13:20:16 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆お知らせ☆
今でも君をが最終回になって1日がたちました。
今は小説を考え中なので、皆様の小説を読んでいます。
コメントもさせていただくかもしれません!!
もうすぐ、今でも君をの特別編、書きますので、もう少し
待っていてください☆

382:2011/08/11(木) 13:24:07 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
ほーいw

待つよw何年でもさ^^bb

383ライナー:2011/08/11(木) 14:22:41 HOST:as02-ppp13.osaka.sannet.ne.jp
小説の完結おめでとうございます!
最後まで読めて本当に良かったです。最後、ホントに感動しました。
特別編と、自作を待つとして・・・・恋愛系には不十分過ぎますが、僕の小説にもコメント下さい^^(ホントに暇なときでいいんで)
失礼しましたwww

384明優:2011/08/11(木) 15:23:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

何年もかからないけど、待っててくれてありがとう(笑

385明優:2011/08/11(木) 15:25:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ライナーさん
最後まで読んでくれてありがとうございます!!
それと、コメントありがとうございます!!
ライナーさんの小説も読んでますよww
でもまだ最後まで読んでなので最後まで読んだらコメントしたいと思います!

386:2011/08/11(木) 15:28:59 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
明優>>うん☆

で、いつ雑談掲示板に来るん?

387明優:2011/08/11(木) 16:15:53 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

どこに書き込んだらいいのか分かんないもんww
それに今日は、行けるかな・・・?って感じかな。
燐、教えて!!

388:2011/08/11(木) 16:44:21 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
明優>>名前と本文書いたらいいだけww

上の

389ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/11(木) 18:29:51 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

明優さん、お疲れ様です!

最後までとっても楽しく見させていただきました。
感動したり龍くんかっこよかったり← ちょっとハラハラしたところもあったけど何とか試練を乗り越えたり、面白かったです!

次の連載も頑張ってくださいb
またコメントして応援させていただきますね^^

それでは、本当にお疲れ様でしたー!

390明優:2011/08/11(木) 18:33:54 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ねここさん
コメント、嬉しいです!
最後まで読んでくださってありがとうございます!!
次の連載も応援するって言ってくださり、ありがとうございます!!
私もねここさんのファンですからね♪

391明優:2011/08/11(木) 21:11:58 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
★お知らせ★
今、ちょっとしたメモみたいなのに
「今でも君を」の特別編を書いてます☆
特別編では今まで2人を苦しめてきた分(苦笑、
今度は幸せ編で行きたいと思います!
ちなみに茜のお腹の赤ちゃんはもう生まれてます☆
名前は○○○です☆(←平仮名で3文字)
簡単に終わるお話ですが、お楽しみに!!

392明優:2011/08/11(木) 22:20:38 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆お知らせ☆
「今でも君を」、特別編、ついさっき完成しました!!
明日中にも皆様に見せられたらいいなって思ってます☆
だいたい紙1枚と半分くらいの物語の長さです☆
今まで茜たちに関わってきた大切な人たちがみんな(?)出てきます☆
そこにもご注目を!!
それでは、お楽しみに!!

393明優:2011/08/12(金) 18:33:50 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
こんばんわ!!
「今でも君を」の作者、明優です!!
今の時期は、里帰りなどする方が多いと思います。
ですが、私はそういう予定がありません(苦笑
って事で、今「今でも君を」特別編を書き込みたいと思います!!
里帰りしてる方、帰ってきたら読んでほしいです(笑
それでは!
「今でも君を」、特別編、ど〜ぞっ!!

394明優:2011/08/12(金) 18:40:12 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
『今でも君を・特別編』

「ウンギャー」 家中に響く私の愛娘・歩の泣き声。
生まれて約7ヶ月。
龍との間に生まれた2人目の子供。
香川歩(かがわ・あゆみ)。
最近は歩のお世話で、新と遊ぶ時間が減った。
思っていたよりも2人の子供をお世話するのは大変で・・・。
だからお兄ちゃんになった新は幼いながら私に気を使っているのか
最近は近所の女の子の家に遊びに行っている。
それに新は最近、幼稚園に通い始めた。
そのせいか、最近は友達の話しをたくさんするようになった。
ちなみに龍は1週間の合宿。まぁ、今日帰ってくるけど。

395明優:2011/08/12(金) 19:08:03 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ただいまぁー!!」
「おかえり、新。お腹すいたでしょ?今日はハンバーグだよ。
手洗ったら食べていいよ。・・・って、龍!!??」
新の後ろから龍が出てきた。
「よ!ただいま!!」 龍はそう言って手をあげる。
「おかえり。思ったより早かったんじゃない?」 私は聞く。
「あぁ早く茜と新と歩の顔見たかったからさ。解散してすぐ帰ってきた。」
龍は玄関に荷物を置きながら言った。
「ってか、今日はハンバーグなんだろ?俺ももう食いたいから用意してくれる?」
「あ、うん。お風呂も沸いてるけど、どうする?」
「先に飯にするわ。後で新と風呂入るから。」
そして3人で夕食を食べた後、龍と新は2人でお風呂に入った。
歩はぐっすり眠っている。
この寝顔、小さい頃の龍の写真にそっくり・・・。
まつげ長くて、口元も・・・。
龍に似てるって事は翼にも似てるって事かなぁ?
歩はパパ似で生まれてきた。
美人さんになれるかな?

396明優:2011/08/12(金) 19:13:57 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ガチャ  先に新がお風呂から上がってきた。
「新、もうお風呂上がったの?早いね。」
私はテーブルを拭きながら言った。
「ねぇ。ママ。」「ん?」
「僕ね、美織ちゃんの事、大好きなんだ。」
新は急に大胆な告白をしてきた。
って言っても子供だもん。普通か。
秋本美織(あきもと・みおり)。新と同じ年で、近所の幼馴染。
同じ幼稚園に通っている。
「美織ちゃんに恋してるの?」 私は聞く。
「恋って何?」 首を傾けながら私に聞く新。
「ん〜。何かね、大好きだって思える人かな?」 私は新に分かるように言う。
「う〜ん・・・よく分からないな・・・。」 新が答える。
そりゃ、そうだよね。まだ3歳だし。ってか3歳で初恋って早くない?

397明優:2011/08/12(金) 19:17:50 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「新。ママね、新より少し大きい時ね、大好きな人がいたんだ。」
私は新の頭をバスタオルで拭きながら言う。
「大好きな人ってパパじゃないの」 新は不思議そうに聞く。
「うん。パパも新も歩も大好き。でも昔、パパとも新とも歩とも出会ってない時、
ママには大好きな人がいたの。サッカー上手で、優しくて、素直じゃなくて・・・。」
私は新に語る。
「だから今の新の気持ち、分かるんだ。」
まるで今の新は昔の私のようだった。
新・・・。美織ちゃんも新と同じ気持ちだったらいいね・・・。

398明優:2011/08/12(金) 19:21:07 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「さっきから話し、丸聞こえなんだけど。何か、聞いてて悲しくなる。」
お風呂上りの龍がふくれた顔で私を見る。
「や〜だ!!龍、怒らないで!!今は龍の事愛してるんだから!!」
私はそう言って龍に抱きつく。
龍もそれに応えるように私を優しく包み込む。
「ママとパパっていっつも仲良しだよね。」
そう言いながら新は微笑む。
「そうだ!新!!今度、みんなでバーベキューしよう!!」
龍は笑顔で言う。
私はその意見に賛成した。
もちろん新も賛成。
歩も賛成(?)した。

399明優:2011/08/12(金) 19:57:46 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
数日後の日曜日。
我が家のバーベキューに来る人は・・・。
勇汰と勇汰の彼女の咲ちゃんと、夏美と、夏美の旦那・陽さんと2人の間に生まれた
晴斗君。龍のサッカー仲間の人1人の家族と、新が大好きな美織ちゃんと
美織ちゃんパパとママ。
たくさんの人達が我が家のバーベキューに来る。
「龍ー!お肉は?」
「あ!!まだ冷蔵庫!!」
今日はお昼からやるバーベキューの準備で朝から大忙し。

400明優:2011/08/12(金) 20:01:40 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「ママー!!ジュース、どこに置けばいいの?」
新が大きなジュース2本を持って私に聞く。
「新、お手伝いしてくれるのは嬉しいけど、こんな重いジュース2本も
持たなくてもいいよ。重い物はパパとママに任せて!!」
私は新が持っていたジュース2本を手から取ってテーブルに置く。
「ありがとう。今度は何をすればいい?」 新は聞く。
「美織ちゃん来るんだからゆっくり遊ぶおもちゃとか決めてていいよ。」
私は微笑みながら言った。

401明優:2011/08/12(金) 20:07:27 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「うん!!分かった!」
気づけば新は美織ちゃんと遊ぶおもちゃなのか、そのおもちゃを握り締めて
眠っていた。
「寝ちゃったね、新。」 私は新の寝顔を見ながら言った。
「楽しみなんだな、きっと。」 龍は微笑みながら新の頭を撫でる。
「茜ーーーーーーーーー!!!!!!」
元気良い声が玄関から聞こえた。
「夏美!!早いね!!」 私は嬉しくて顔の笑みを隠せない。
夏美も満面の笑みだ。
「まぁね♪久しぶりに茜に会えるって思ったら用意するの早くなっちゃった☆」
夏美は夏美の出産前はよく私の家に遊びに来ていたけど、出産後は
いろいろ大変らしくて最近はぜんぜん会っていなかった。
それから呼んだ人、みんなが揃った。

402明優:2011/08/12(金) 20:15:39 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「美織ちゃん!!これで遊ぼ!!」
新は用意していたおままごとセットを出してきた。
・・・これ、歩のなんだけどなぁ・・・。まぁ、いいけど♪
2人は家の中に入り、遊び始める。
「じゃあ美織がママ役ね!このお人形さんのママ!!」
「じゃあ、僕サッカー選手のこのお人形さんのパパ!!」
2人は家族ごっこをして遊んでいた。
・・・子供らしくて可愛い☆
「ねぇ♪茜♪あそこ見て見て☆」
夏美は微笑みながら敷いてあったブルーシートを指差す。
「あ・・・!!」
歩と晴斗君がブルーシートの上で眠っていた。
・・・しかも手を繋いで・・・。
さっきまで2人でソフトせんべい食べてたのに・・・。
夏美と私はそれからいろいろ子育てについて語った。
「茜!!ちょっと!!」
龍が私を呼ぶ。
「旦那さんがお呼びだよ☆」 夏美はそう言って私を軽く押す。
「うん☆」
私は龍のいるほうへ行った。
                 ☆『今でも君を・特別編』・おわり☆
※この物語はフィクションです。

403明優:2011/08/12(金) 20:24:03 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆あとがき☆
『今でも君を・特別編』を最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!!
この物語は「幸せ」をテーマに書きました。
「今でも君を」に出てきた全ての人が幸せになってるといいなぁ〜と
思い、考え付いたのがこの特別編です。
幸せを楽しんでいただけたらいいなと思います。
新の初恋の話を聞いて、昔の自分の初恋を思い出すのではないのでしょうか?
私はそんな気持ちで書きました☆
あと、出てきました!茜のお腹にいた赤ちゃんが!!
女の子で、歩(あゆみ)といいます。
またひらがなで3文字・漢字で1文字。
家族の共通点にしたいと思ってまた漢字で1文字にしました。
予想が当たった方、おめでとうございます!!

最後に。
ここまで読んでくれた方。本当に感謝してます。
この作品で私自身、とても成長することができました。
読んでくれて本当にありがとうございました。
これからも明優をどうかよろしくお願いします。
                       ☆明優☆

404ライナー:2011/08/13(土) 20:14:14 HOST:as02-ppp2.osaka.sannet.ne.jp
特別編見ました、ということでまたもコメントするライナーです^^
なんだか最後は心が暖まりますね・・・・
自分も物語全て通して、こんな恋愛できたらいいなと思いました!
自作も面白いストーリーに期待しております!<(^^)

405ライナー:2011/08/13(土) 20:15:17 HOST:as01-ppp1.osaka.sannet.ne.jp
特別編見ました、ということでまたもコメントするライナーです^^
なんだか最後は心が暖まりますね・・・・
自分も物語全て通して、こんな恋愛できたらいいなと思いました!
自作も面白いストーリーに期待しております!<(^^)

406ライナー:2011/08/13(土) 20:16:34 HOST:as01-ppp1.osaka.sannet.ne.jp
済みません、手違いで二つも・・・・^^;
お許し下さいm(_ _)m

407明優:2011/08/14(日) 12:58:31 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ライナーさん
コメント、遅くなりごめんなさい。それとありがとうございます☆
特別編、見てくれて嬉しいです☆
今回は新の恋模様を少し書かせていただきました。
茜と龍の子供だから新も歩ももしかしたら内容深い恋をするのかも?!
ライナーさんもきっと、良い恋ができますよ。
ライナーさんが素晴らしい恋ができるように心から祈っています。
最後に。ここまで読んでくださってありがとうございました!!
新しい新連載も恋愛ものですが、読んでくださればうれしいです!!
期待にこたえられるよう、頑張ります!

408明優:2011/08/14(日) 12:59:29 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ライナーさん
406の事ですが、気にしないでください。
人間ですから間違いはありますよww

409明優:2011/08/16(火) 13:24:27 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
★お知らせ(新連載)★
新連載の事なのですが、物語は考えていますがまったく
ノートまとめが進んでいません(泣
でも書き込みたいと思います!!(←今日ではありませんが・・・)
でも近いうちに書き込みたいと思ってます。
でも書き込んだとしても毎日更新しなかったり、1つの投稿が短かったり、
更新数が少なかったり・・・。
しばらくはそんな感じになると思います。
新連載はここには書き込みません(ここのサイトには書き込みます★)
「何度でも・・・」というのを作りますので、ぜひぜひ
読みに来てください☆
近いうちに作りますので、よろしくお願いします!!
  
☆新連載・あらすじ☆
恋愛経験のない主人公・未来。
恋愛の仕方もよく分からなく、初恋も分からない。
未来には親友・早絵しか知らない過去の秘密(?)があって・・・。

410:2011/08/16(火) 21:58:41 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
超お久しぶり!!!!

明優^^b

今日の夕方頃に帰ってきました!!((疲労MAXwww

特別編やwww

411明優:2011/08/17(水) 14:50:59 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

コメントありがと♪
それと、おかえりww
特別編、書いたから暇な時読んでねww

412:2011/08/17(水) 15:24:50 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>うん(^・^)了解(#^.^#)

413明優:2011/08/17(水) 19:27:16 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp

ありがと♪
面白くないけど、よろしくね☆(苦笑

414明優:2011/08/17(水) 19:43:06 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆お知らせ☆
私・明優の新しい小説「何度でも・・・。」のスレをたてました!!
まだまだノートまとめも進んでなく、あまり書き込めませんが
少しずつ書き込んでいきます!!
また恋愛物語となりますが、「今でも君を」とは
全く違う物語なので、お暇があれば、ぜひ見ていただきたいです!!

まだまだ「今でも君を」のコメントはお待ちしてます!!
遠慮なくコメントください☆

新しい小説もよろしくお願いします!!

415明優:2011/08/19(金) 16:47:51 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
☆お知らせ☆
知ってるかと思いますが、「今でも君を」はおかげ様で
最終回を無事、迎えました。
現在、明優は「何度でも・・・。」という小説を書いております。
お暇があれば足を運んでくだされば嬉しいです☆
これからも遠慮なくコメントをしてくだされば嬉しいです。
私もコメントの返事をさせていただきますので。

「今でも君を」、応援ありがとうございました!!
                 今でも君を・作者・明優

416明優:2011/08/28(日) 15:15:07 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
★お知らせ★
知ってるかと思いますが、「今でも君を」を終え、
「何度でも・・・。」という小説を書きました。
ですが、今はネタ切れのため、お休みしています。
ですが、必ず最終回まで書きます!!
今は「何度でも・・・。」と「愛しい君へ〜君と過ごした時間〜」
2つを書かせてもらっています。
お暇があれば、足を運んでくだされば嬉しいです☆
これからもこのスレに遠慮なく、コメントください。
私もコメントの返事をさせていただきますので。

「今でも君を」、応援ありがとうございました!!
                  今でも君を・明優

417kokoro:2011/08/30(火) 02:43:24 HOST:d219.Osa8N1FM1.vectant.ne.jp
世の中には簡単で儲かる仕事があるもんだ(*・ω・)。 ttp://tinyurl.k2i.me/Xxso

418明優:2011/08/30(火) 19:02:54 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
kokoroさん
コメントありがとうございました☆


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