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世界ノ終わり--セカイノオワリ--
5
:
神奏 菜琉
◆XuuscjqfhY
:2011/04/02(土) 09:28:34 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
「んじゃ。さっき話した作戦で。チームは僕と雪華、琥珀と羅雲、梨兎と翡翠」
八雲が静かにそう言う。翡翠と呼ばれた少女・木ノ下 翡翠(キノシタ ヒスイ)は黒髪を一つの三つ編みにしていて太もも程度まで伸ばしている。瞳の色は両目赤色であり服装は白いYシャツに中等部用の赤いリボンに黒い太ももまでのミニスカートをはいていてリボンには中等部生徒会副会長と書かれている。高等部生徒会書記の木ノ下梨兎とは異父兄妹である。
「………梨兎兄様、か」
チームと聞いて微かにため息を付いて。まあ仕方無いか、とでも言いたそうに微かに笑い「それじゃあな。行くぞ、雪歌」そう八雲が言えば、スタスタと雪華は着いて行く。
「八雲兄。かなり遠い、よね? 空間移動(テレポート)する?」
「………そう、だな……。本当は…羅雲の力、なのにな」
「っ…、まだ、私の事恨んでる……の?」
「あー、八雲様!!本当に暴れましたよ! 犠牲(サクリファイス)が!」
雪華が言いかけた途中に、琥珀が入り混んでくる。琥珀は携帯電話から割り混んで来たのである。琥珀は小さくため息を付き「第三練二階自由スペースにて。普通生徒は全員寮へ戻ったか家へ帰宅と言う事で犠牲者はいません。今すぐ来て下さいね」とだけ言ってプツッと電話を切る
「行くぞ。ああ、空間移動(テレポート)使ってくれ」
そう言えば雪華はテレポートを使い第三練自由スペースに飛べば光が見える。
「あぁ………ただの出来損ない生徒会長ですか」
「は………? お前…誰?」
そこには一欠片も見た事のない少女が八雲の事を語っていた
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