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〜神天〜
6
:
ひらりん君
:2011/03/27(日) 18:41:47 HOST:222-151-086-003.jp.fiberbit.net
4page〜①
春風の吹くさわやかな朝・・・・
前回はバトルシーンがありゴタゴタしていたが忍は「進級」の悩みを抱えていた
「4月から中三か〜。受験生になりたくないなぁ・・・・」
「春休み中お邪魔しますよ。」
レイゼンが扉の中からすり抜けて出てきた
「お前ホントに場所弁えないのな・・・」
「しょうがないでしょう、ノックしようにもすり抜けちゃうんですから。それよりも今後の能力者狩りについてですが・・・」
「こんなのがいるのに中三なんてなれないだろー」
「現実逃避しないで下さい。今後はエリア自体のこともあるのでスリーマンセルで仕事を行って貰います」
「エリア?スリーマンセル?」
「エリアとは今現在の住居を中心にし、半径60キロ以内の範囲が忍の仕事範囲です。」
「ろ、60キロ・・・・」
「これでも少ない方です。将来的にはもっと広くしますがね。レベルがレベルですので」
「ホントに悪魔だ、こいつ・・・」
「スリーマンセルとは3人一組のチームです」
「あと二人は?」
「一つのエリアに早々素質のある人間は居ませんから、じっくり探すしかないですね。まぁ私の仕事ですが」
「んじゃ、レイゼンの仕事がてらに俺も散歩でもするかな」
「君ももう受験生ですよ少しは勉強した方が良いのでは?」
「息抜きだって」
二人は外に飛び出し、大通りを少し外れた静かなコンクリートの道をゆっくり歩いた
「ここの地区もしっかり把握させて貰いますか」
「こっちはこの地区で一番大きい公園、さすがにこの時間あんまり人いねぇな」
「何だかまた気の波が発生していますね・・・」
「嫌なこというなよ〜」
すると向こうから勢いよく走ってくる者が・・・・
「ん?忍じゃないか!どうしたこんな所で」
「錬次!お前毎朝ここの道走ってんの!?」
「おう!いやぁ〜目が覚めるぜ」
「ホント朝から暑苦しい奴・・・・」
「今日はノルマが多目だからじゃあな!」
錬次は走り去っていった
「レイゼンあいつは?チームの一員になれないの?」
「どう見ても悩みなど無さそうじゃないですか、まぁ事によれば素質がないわけではないですが。しかしあの気の波は・・?」
ふたりの前に突然強い風が吹いてきた
「うっなんだこれ」
「あのときの気の波です」
風の中から赤いジャケットを着た金髪の少年が現れた
「やあ、忍君、レイゼン君」
「お前、誰だよ」
「はて、私も見覚えがありませんが」
「僕はゼビラルに能力を貰ったシェブ・ロック。奴のやり方が気に入らなくてね、スリーマンセルに入れて貰いたいんだ」
レイゼンはなにやら分厚い本を取り出し開いた。
「残念ながら神天法第142条により他の悪魔、または天使に能力を受けつぐ場合今の能力を捨てなければならない、また能力を再度受けつぐときには次の悪魔か天使の了承がいる」
「大丈夫、それを受け付けるための手続きは神天で行ってきたから」
「そこまでして貰ってすみませんが私からの了承がおりません。大きなリスクがありますしね」
「別に偵察するためと思っているなら違うけど、まぁひとつ腕試しといきますか・・・」
「何で朝から困難ばっかり!!」
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