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〜神天〜
4
:
ひらりん君
:2011/03/20(日) 12:02:37 HOST:222-151-086-003.jp.fiberbit.net
3page〜①
気が付くと忍は部屋のベッドの上だった。
「夢・・・だったのか?」
時計はすでに午前7時を指していた。
忍はいつものように学生服に着替え、朝食を取り学校へと向かった。
学校に着き、忍のクラス、2-Aの教室の時計を見ると8時を指していた。しかし誰の気配もいた形跡も残っていなかった。
「・・・?この時間なら何人かは来ていい時間なはずなのに」
「おっと、少し失敗してしまいましたね。」
犯人はレイゼンだった。
「夢じゃ・・・無かったか」
「当然です。私があなたを眠らせただけです。にしても時間を止めるのはやはり大変ですね」
「お前、時間を止められるのか!?」
「久々で人間以外は動いたままですがね。後で直しておきますよ」
「んで、何しに来たんだよ」
「この学校に能力者が潜んでいます。それをあなたは相手の能力消さなくてはいけません」
「いきなりこんな仕事かよ、でか俺の能力はどんなのか聞いてなかったぞ」
「ランダムですので決まりはありません。能力を引き出せなければ能力の力に圧倒されのみ込められます」
「はぁ〜!んなの聞いてねぇぞ!」
「まぁ、言ってませんからね」
「そろそろ限界が来たので、後はよろしくお願いします」
「え、ちょ・・・」
急にあたりが騒がしくなり普段の学校生活に戻っていった・・・
「よっ、忍!浮かない顔してどうしたぁ!」
声を掛けてきたのは同じ2-Aの赤城錬次(せきじょう れんじ)
中一の頃からの友達で暑苦しいクラスのムードメーカー、少々兄貴肌な所も。家は中華料理の店を営んでいる
「た、ただの寝不足」
「そうか、気をつけろよ一日の体力のためにも!」
「ああ・・・」
何かと騒がしいが忍はこのクラスが案外好きだった、4時間目が終わり給食に時間・・・・
「ったく、レイゼンの奴。何にも起こらねぇじゃん」
こんなイライラした気持ちも給食の時間はすぐに消えた。なぜなら・・・・
「あ、忍君!テーブルクロスやっといてくれる・・・?」
声を掛けたのは水島千觶(みずしま ちさと)
大人しく優しい、吹奏楽部に所属する音楽美少女
忍は千觶にぞっこんだった。
「あ〜わかった、やっとくよ」
「ありがと、じゃね!」
忍はこの時間が一番至福の時だった・・・そんな時間も過ぎ放課後・・・
「忍!帰ろーぜ」
「ごめん錬次、ちょっと学校に用事あって・・・」
「そうか、じゃな!」
錬次はいっそう暑苦しく掛けていった。
人影も少なくなった校舎・・・・
「レイゼン!おいレイゼン!」
黒い光が現れその中からレイゼンが現れた
「そんな大声出さなくても聞こえてますよ、それにいまので能力者に気付かれたようですよ・・・」
「えっ?」
振り返ると一人の人影ボォッと立っていた・・・・
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