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〜神天〜
17
:
ひらりん君
:2011/04/27(水) 23:50:54 HOST:222-151-086-012.jp.fiberbit.net
7page〜①
放課後
「っつぅ〜!今日もつらかった〜!」
忍が背伸びをしながら学校の正門を通ると、門に腕組みをしながら寄っかかってるシェブがいた。
「やっ!忍君」
「おう!シェブ、どうした?こんな所まで来て」
「神天からの通達でね、現実世界本部みたいのが出来たってさ」
「現実世界本部?」
「ああ、なんでもスリーマンセルを組むメンバーを雇ったり何なりと出来るらしく、そのせいかレイゼン君も出払ってるようだよ」
「そういやレイゼンを最近見ないと思ったら・・・」
「本来は忙しい地位に立っている悪魔だからね」
「んで、言いたいことはそれだけか?俺も受験生なんで勉強の一つや二つしなきゃいけないもんで」
シェブは少し得意げな顔で言った。
「僕が君たちのスリーマンセルに付いた」
今度は逆に忍が顔をしかめて言った。
「いきなしそんな風に言われてもなぁ。そりゃ一度は助けてもらった身だが、本当に改心したんだろうな」
「疑われるのも無理はないけどね、それにこの前の事件を境に僕の熱線の熔接能力は捨て払ったさ」
「じゃあ、お前レイゼンに能力を・・・」
「ピンポーン!熱線の変な癖を早いとこ直さないとね」
そんな話しをしている内に学校内は誰もいない状態になった、夕日も沈みかけている。
周りからは少しずつ明かりが付いて、一つだけおかしかったのは音が急に静かになった事だ・・・・
すると、上空からふわっと何かが舞い降りてきた。
それは青い髪をしており、なにやら少し奇妙な紫のマント姿の少年が立っていた。
「はーじめまして、お二人さん」
そして何より嫌なくらい慣れ慣れしかった。
「この前の高台の解除能力、素晴らしかったよ。」
この言い方、あのバリアーを作った張本人であることは忍にも薄々気付いていた。
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