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〜神天〜

14ひらりん君:2011/04/22(金) 23:51:01 HOST:222-151-086-019.jp.fiberbit.net
6page〜①
いつものように忍の部屋の壁からすり抜けてレイゼンが姿を現した。
「おお、レイゼン。どうだ、2人目の使えそうな奴見つかったか?」
「・・・・今のところはまだ。場所も限られていますから人の運命に掛けるしかないですね」
「俺も一人で仕事こなすのはキツイからな、受験生だし」
今の言葉を物ともせず忍に依頼書を突き出した。
「しかし任務も充分大事なのでこっちも引けませんよ」
依頼に詳細はこうだった。

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依頼種 魔獣退治

生息場所 43ーRT地点生息
    
魔力種 霧雲系

礼品  40000$

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「礼品 40000$・・・・・」
「ちなみに金銭的な物は全て私が預からせてもらいます」
「なぬぃ!そういや悪魔天使狩りの奴を倒した時も・・・・」
「あれはたしか750000$でしたね」
「7っ!・・・・・でも今度が40000$ってことは今度のは弱いんだろ?」
「金額の決め方は逃走率です」
「トーソーリツ?」
「逃げずに追われれば戦う、という傾向が多ければ力量を計りやすいですからね。魔獣が意図的に召喚された物なら力量は計りにくく低い数値になってもおかしくありません」
「ってことは、魔獣ってのが弱いとは限らない」
「・・・ということですね。だいたいあの時間帯とあの場所なら影を利用することは簡単なはずですよ」
忍は疲れた様子でベッドに潜り込んだ。
「忍、ちなみにこの『43-pt』は君の学校みたいですよ」
「なっ!」
驚いてベッドから飛び起きるとレイゼンは面白がった、しかし少し困った表情で
「明日はもっと疲れますよ」
といい残しまた壁の向こうにすり抜けて消えていった。
レイゼンが去った後忍は一つ悔しさ故に舌打ちをし、曇った表情で眠りについた・・・
 翌日 学校 
一時間目、早くも授業に飽き飽きしていた忍はシャーペンを回しながら白紙のプリントを眺めていた。
すると教室に「ドォーン」という爆発音と一緒に衝撃波が走った。教室中のガラスが割れ、教室・・・廊下にまで悲鳴が聞こえるようだった。
避難放送が流れ、案の定「爆発原因は不明」という言葉が一緒に流れた。


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