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〜神天〜
10
:
ひらりん君
:2011/04/10(日) 00:15:52 HOST:222-151-086-021.jp.fiberbit.net
5page〜①
あなたは恋愛をしたことがあるだろうか?
人生の中で身近にスリルやその中での成長することが出来るのは「恋愛」であろう
恋愛において「スリル」や「成長」という言葉で最初何を思い浮かべただろうか?
「スリル」は嫌われないかという危機感。
「成長」は失恋からの立ち直りを感じさせると思う。
臆病な日本人の思考。その思考は現代も昔も変わらない・・・・・・・・・
学校、昼休み
「・・・・・・」
「どうしたんですか、忍」
「うるせー、黙ってろレイゼン」
レイゼンと忍は空き教室から廊下を見ていた。
「水島千觶さんでしたっけ?出さないんですか、そのラブレター」
「出したいけど、やっぱり競争率高いしなぁ〜。」
「人間の中でも日本人という人種は臆病なものですね・・・」
「だったらお前は恋愛したことあるのかよ!」
「師には冷酷に育て上げられましたからね、欲しくても恋愛感情は出来ないんです。」
「お前の師匠ってお前がこんなのだからお前よりもっと冷酷なんだろうな・・・」
「戦いの時のあの勇ましさはどこに行ったんですか?その程度のことで情けない・・・」
「恋愛を知らないお前が怖いわ!」
キーンコーンカーンコーン・・・・
昼休み終了のチャイムが鳴り響いた。
「まあ、いいか廊下で張り込みしても来なかったし・・・・」
「ラテン系が一割忍に混ざればいいですけど、運ですかねここは」
レイゼンは日当たりの悪い空き教室の影に消えていった。
「言いっぱなしかよ」
結局何もなく放課後を迎え、レイゼンが忍の下校を待ち校門の影から現れた
「結局出したんですか、あの手紙」
忍は少しふてくされていた。
「どうせ俺は臆病だよ」
「・・・・・ま、出だしが出だしですから・・・」
そこへ宙を舞いながら白スーツのちびっ子がキョロキョロしながらふらふらと進んでいた
「あ?なんだあのちびっ子坊ちゃんは?」
すると、こちらに気付いたのか進行方向をこちらに向け真っ直ぐ進んできた。
「今、聞きまちたよ。『ちびっ子』言いまちたね!」
「なんだこいつ・・・・?」
「ボクは『ちびっ子』じゃないでしゅ!」
「忍、彼は愛天使という神域の従業員です」
「愛天使?」
「はい。まあ簡単に言えば恋のキューピッドといったところでしょうか」
「なかなか物分かりの良い戦闘部隊の悪魔でしゅ」
「恋の・・・キューピッド・・・」
「忍、契約書には神天の協力者になると神域の者の能力に頼れないと書かれていますが」
「うぅっ・・・・」
「水島さんとは今回クラスも違いますし、縁がなかったということですね」
「グサッ!」
「そりゃ残念でしゅね、人間」
忍は石と化した・・・・・・
「石と化した忍はほっといてこんな高度を下げて飛ぶなんて気付かれてしまいますよ」
「これには訳があるんでしゅ。実はキューピッドの矢と弓を落としてしまったのでしゅ」
「また何上そのようなことを・・・・?」
「この前このあたりで恋の助けを必要としてそうな匂いがしたのでここの学校に侵入しようとしたら、校庭から原爆発が起きて飛ばされてしまったのでしゅ」
「・・・・私達、ですね」
「明日午後4時には契約通りに恋愛遂行しなければならないのでしゅが・・・・・」
「それは大罪物ですね・・・・忍!捜索を手伝いますよ!石から立ち直って下さい。明日の午後四時に見つけ出さなければ本物の首が掛かります・・・・」
「・・・・え」
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