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狂って焦らして…惑わせて。恋に溺れて――アタシ。

5悠歌 ◆PQldS6ag9o:2011/03/14(月) 22:44:48 HOST:p928ab3.ymnsnt01.ap.so-net.ne.jp
day1[それぞれ]

――その少年、少女達は

   頭脳明晰、容姿端麗。そして…生徒会役員――


「ふぁー…今日から高校2年生かぁー。実感ないなぁ…」

私は鈴音梨夢[スズネリム] 近くの咲夢学園に通う高校2年生。正確には今日から2年になる。

「……ん?」

ふと時計に目をやる。すると…

「あれ…いつもより起きるの早い。ご飯食べて…身支度して…神無達を起こしに行こう」

身支度を済ませて玄関へ向かう。そして気づいた…チェスを持ってない事に。部屋に戻ってチェス板と駒をケースにしまうとそれを鞄に入れて再び玄関へと向かう。そっと扉を開くと白い眩い光が私を出迎えてくれた。そして隣にある5つの部屋を順番にノックしていく。すると…

「おはよう」

「おっはよー!梨夢ぅー…」

微笑みながら私に挨拶をするのは…清翠神無[シンスイカンナ] 最初は元気のくせに今日はまだ少し眠そうなのが、咲音望愛[サキネノア]。どちらも私の大事な親友

「梨夢ぅー!今日、早くない?……あっ!!それより、あれ!!持ってきた?」

望愛がいう『あれ』と言うのは…

「もっちろん。ホラ。」

そういって私はチェスのケースを見せた。すると神無がいう。

「あぁ…そう言えば、今日だもんね。選挙の当選者発表。当選してたらチェスしようって案…出したの誰だっけ?」

そう。うちの学校はちょっと変わっていて、1年の最後辺りに選挙を行って、2年生進級の日にクラス発表と同時に当選者も発表されるのだ。3年生はもう受験に本腰だから…ね?因みに案を出したのは毎回同じで人見だ。小学校の時から当選したらチェスをする事になっている。残る3つの部屋に男子もいて、まだ来てないだけ。こんな事はしょちゅうでそういう時、私達は…

「案を出したのは人見よ…。じゃ、先に行こっか…」

こうするの。


――動き始めた物語。もう、誰にも止められない――


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