小説評価　受け付けます

4：名無しの権兵衛：2011/03/19(土) 01:34:41 HOST:nttkyo488009.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp: ＞＞桔梗様

四十回も更新できる人は、そうそういないでしょう。文章に対する集中力はかなり素晴らしいものです。

ですが、

一回の更新に、二、三行程度では非常に読みにくいです。そして、最初は一つ置きに行間を空けていたいたのに、なぜか途中から空けなくなっている。
文章のスタイルが変わるのは、致命的です。

また、桔梗様の場合、ファンタジー小説をお書きになっていますが、非常に、非常に、情景描写が乏しいです。失礼ながら、下手といってもいい。
ファンタジー小説は、作者の頭の中の世界を極限までわかりやすく、そして細部にわたって説明しなくてはなりません。読者はあなたの頭の中を覗けないのですから。
良い作家は、読者に読み易い本作りを心がけます。
桔梗様は、主人公の服ばかりか、顔立ち、主人の体格、声、その日の天気、何時であるか、その他心理描写の説明がほとんどなされていません。
また、王族であるのに、何故『家』なのでしょうか？『城』、もしくは『屋敷』でなく。疑問です。
逃げ出すときの描写や、そのときのストーリーなど、もっと膨らますべき場所があったはずです。

文法においては、主人の所の、『申される』という謙譲語がおかしいでしょう。謙譲語は自分の立場を卑下して使うものです。
相手に使ったら、たとえ自分より身分の低い人でも、無礼千万、恥をかくことになってしまいます。
そもそも論、『申される』という表現は小説ではほとんど使われません。謙譲語全般が大体そうです。
また、主人の敬語が常に一定でないのも変です。
また、全体的に文章がくどいですね。
いちいち、～が尋ねたので僕は～と答えた　では、読むほうも疲れます。表現を工夫してください。

結果

桔梗様の特に読んで欲しい、世界観、人物描写では、特に人物描写がなっていません。ついでに言うと情景描写もです。
桔梗様には、まず、小説を書く前にたくさんの本を読んで欲しいですね。そして、作家さんの表現の仕方を真似してください。真似たら、自分流の味付けをしてください。
そして、書いたら、自分で読み返し、へんなところがないかチェックしてください。そうしないと、誰であれ、非常にお粗末なものしか書けません。
しかし、文章を書く集中力はなかなかです。是非この調子でがんばって欲しいですね。

全体の評価は三十点（辛口）

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