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君はもういない。

1麻衣 ◆GrBj79ZBVc:2011/02/26(土) 11:59:05 HOST:p1214-ipbf2311hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
初めまして。麻衣と言います。
小説を書くのは初めてです;なので、良い話が書けたらいいな〜と思います。
皆さんもアドバイスや感想どんどん書いてください。

2麻衣 ◆GrBj79ZBVc:2011/02/26(土) 12:34:58 HOST:p1214-ipbf2311hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
俺、八神大河(八神大河)は同じクラスで学級委員長をやっている佐伯望(サエキノゾミ)と付き合っている。
俺は彼女と過ごす時間が幸せだった。
友達からはバカップルと言われているが気にしないし、むしろ嬉しかった。

しかし、ある日事件は怒った。

その日、俺は望とデートの約束をした。
俺は約束の時間の5分前に約束の場所についた。
まだ彼女は待ち合わせの場所にいなかった。
「おかしいな〜いつもならもう来てる時間なのに・・・。」その時俺はもう少ししたら来るだろうと思い。缶コーヒーを買いに行った。
しかし、彼女は待ち合わせの時間になっても来なかった。
「どうしたんどろう。」俺は望にメールをしてみた。
何分待ってもメールの返事が返って来ない。
俺は不安になり走って望の家に向かった。
「ハァハァ」
ピンポ〜ン
チャイムを押してから数分後望の母親が出てきた。
「大河君どうしたの?」
望の母親は首をかしげながら言う。俺は息を整えてから、
「おばさん望居る??待ち合わせの場所に来ないんだ・・・。」
そう言うとおばさんは少し不思議そうに
「望ならさっき出かけたけど・・・。どこかですれ違わなかった??」
その言葉に俺は不安を隠せないまま
「会って無いよ。」
「へんね〜。確かにさっき出かけたんだけど・・・。」
その時一本の電話が。
「はい。佐伯ですが。えっ!!望が・・・。」
おばさんは受話器を置くと崩れお居るように床に座って、
「望みが交通事故に巻き込まれて今病院に運ばれたって。」
おばさんは泣きながら言う。
「嘘だろ!!」
俺はその言葉に驚き、おばさんの体をゆすった。
俺とおばさんはすぐにタクシーで病院に行った。
おばさんは看護師さんに掴みかかって。
「望は!!娘はどこですか!!」
「おばさん。落ち付いて!!」
「落ち着けるわけ無いでしょ!!娘はどこですか??」
看護師さんの表情は暗くなり俺たちを病院の一室に連れて行きこう言った。
「娘さんは・・・。残念ですが。お亡くなりになりました。」
彼女の顔を見ておばさんは泣き崩れた。
看護師さんの話では望は車にひかれそうな猫を助けようとして車に引かれて即死だったそうだ・・・。
俺は突然の彼女との別れに涙が止まらなかった。

3麻衣 ◆GrBj79ZBVc:2011/02/26(土) 12:42:24 HOST:p1214-ipbf2311hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
しばらくして望の葬式が始まった。
葬式には望の親戚・クラスメイトなどが呼ばれた。
俺は改めて棺の中の彼女を見た。
彼女が死んだという事がこんなにも辛いとは思わなかった。
クラスのみんなも泣いている。
友達の原田優斗が俺に話しかけてきた。
「大河元気出せ。最後は笑顔で見送ってやろう。じゃなきゃ望ちゃんは安心して天国に行けないだろ。」
彼は無理に笑顔を見せて俺を励ましてくれた。

葬式が終わってからしばらくしも俺は望がいない事が信じられなかった。
だって、目を閉じると望の笑顔が浮かんでくるのだ。
「俺はどうすればいいんだ・・・。」空を見上げながら俺は思わずつぶやいた。


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