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小さな街の中で。
3
:
とある人
:2011/02/13(日) 21:14:34 HOST:KD111098194105.ppp-bb.dion.ne.jp
002
小さな少年と、長身でイケメンな少年と、暴力的な少女が校門の前で立ち止まり、肩で息をしていた。
「スカート・・・って、動き、にくいね・・・。」
と美野里。
「つ・・・疲れた・・・・・」
と博也。
「お、お前は・・・足が・・・長いから・・・まだ、いい、だろ・・・・・。」
と雄哉。
他の生徒が彼らを邪魔くさそうに見る。視線が痛い。
「ま、とりあえず、教室、行こうぜ。」
彼らは校庭のそばを通る。
「えっと、確か1年館は一番奥だっけ。」
雄哉が配られた地図を見ながら言う。
「あれじゃない?」
美野里が古臭そうな建物を指差す。
近寄ってみると、建物の傷み具合がよく分かった。あちこちにひびが入り、白かったであろう壁は黄ばんだり、汚れたりして、なんともいえない色になっている。
入り口に生徒が群がっている。クラス分けの紙が貼られていた。
「さ、俺らの1年間を左右する運命の分かれ道だ。」
雄哉がやけに真面目くさって言う。
「そんな大げさな。」
博也が苦笑する。
「でも、クラス分けって結構大事よね。」
「そうかもな。」
そんな会話をしつつ、彼らは自分の名前を探す。
「あった!4組だ!!」
雄哉が声を張り上げる。苗字が五十嵐だから探しやすい。
「おっ!俺も4組だ!」
「うちも!」
結局三人とも4組だった。
「やったあ、俺達の未来は明るいぞ!」
雄哉が拳を天に突き出す。その拳が博也の目の前に来る。
「おわあっ!怖いなあ。もうちょっとで顔に当たるぞ。」
「なんだとおっ!俺がチビだとでも言いたいのか?ああ!?」
雄哉が博也を睨みあげる。
「あ、別にそういうわけじゃなくって、」
「冗談だよ。」
雄哉はくすっと笑う。先ほどの喧嘩腰が嘘のようだ。
「早く教室いこ。」
美野里が催促する。
「ああ、俺達の中学校生活の始まりだ!」
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