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小さな街の中で。
10
:
とある人
:2011/03/20(日) 18:34:38 HOST:KD111098194105.ppp-bb.dion.ne.jp
006
教室内のざわめきが静まり、生徒が席に着く音が響く。
先生が入ってくる。
「はーい、この時間はクラスのみんなが仲良くなれる時間にします。」
(聞くの面倒くせーな。)
雄哉は身体の力を抜く。視界が暗くなり、先生の声が聞こえなくなる。雄哉の特技の一つだ。仮眠状態に入ることにより、面倒くさい時間を過ごすことが出来る。使っている間は眠っているようないないような・・・という感覚になるが、それでいて、話の概要は大体頭に入っているので、「聞いているのか?」と問い詰められても対応することが出来る。
名づけて、シャットアウト機構。
「い・・・六人グ・・プを作っ・・・・ます。」
(そろそろ話が終わるかな?)
機構を解除する。
「では、始め!」
ドンピシャだった。
生徒がいっせいに動き始める。美野里と博也が雄哉の近くに来る。
「六人グループだろ?」
雄哉が博也に尋ねる。
「ああ。ただし、必ず牛山小、朝日小、上条小の三校の生徒が入っていることが条件。」
「面倒くさい条件があるなあ。」
「まあいいじゃん。」
美野里が言う。
「仲良く出来そうな人、探そうよ。」
「やるしかないか。」
雄哉が面倒くさそうに立ち上がる。
「あと三人か・・・」
雄哉が辺りを見回す。亜矢が目に入った。
「よし、斉藤。俺達と同じグループになろう。」
「うん。」
亜矢が嬉しそうに言う。
「あ、この子、斉藤さんって言うの。」
美野里が亜矢を見る。
「ああ。斉藤亜矢だって。」
「へえ。うちは大橋美野里。美野里って呼んで。よろしくね、斉藤さん。」
「あ、うん・・・。」
美野里が手を差し伸べる。亜矢が恐る恐る握り返す。
「やっぱり、お前こいつを口説くつもりだろう。」
博也が雄哉を肘でつつく。
雄哉は右足を身体に引き寄せ、博也に向けてキックを放つ。博也が吹き飛び、後ろの誰かに当たる。
「がっ・・・・」
雄哉は博也を睨む。
「悪い冗談は一回にしろ。」
博也がゆっくりと立ち上がる。
「そんなに怒ることか?」
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