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1
:
ゆずぽん。
◆WqjHxoQ/Xs
:2011/01/21(金) 15:45:05 HOST:PPPbm1004.kanagawa-ip.dti.ne.jp
真城 瑠海 マシロ ルミ 女 中2 主人公
尾田 奈美 オダ ナミ 女 中2 友達
平原 鈴 ヒラハラ リン 女 中2 友達
真島 琉樹 マジマ ルキ 男 中2 友達
藤崎 夏 フジサキ ナツ 男 中2 友達 生徒会長
皆月 花音 ミナヅキ カノン 女 中3 引退した先輩
渡辺 緋香里 ワタナベ ヒカリ 女 中1 同じ部活の後輩
↑のは出そうと思う登場人物です!!
追加はあるかもしれないですが出すのをやめるのはないと思います!
普通の学園ストーリーみたいなのですb
ファンタジーが好きなのでファンタジー系が入るかもしれないですw
よろしくお願いします!!
2
:
ゆずぽん。
◆WqjHxoQ/Xs
:2011/01/21(金) 16:01:06 HOST:PPPbm1004.kanagawa-ip.dti.ne.jp
今は秋。
3年生になるまであと半年だ。
部活では、先輩がこの間の大会で引退した。
そして演劇部部室――――
「「あぁぁぁ〜〜〜、暇、退屈、つまんなーい!!!」」
今部室にいるのは瑠海、同学年の奈美、琉樹、そして後輩の緋香里だった。
普段は20人いる今よりもにぎやかな部室なのだが、今は4人。
なにかをやろうとしてもそんなことができる人数がいない。
なぜかというと、今は風邪が流行っていて、学級閉鎖のクラスが2年は5クラス中2クラス、
1年生は5クラス中1クラス。しかも1年生は、そのクラスに5人部員がいた。
2年生は全員で5人。だが、生徒会長の仕事と、放送委員長の仕事で2人いない。
というわけで今は4人なのだ。
「ねー部長〜、副部長〜、解散しようよぉ〜。」
とうとう奈美がこれをいいだし、部長の琉樹と副部長の瑠海に泣きついた。
「……と、いわれても、無理なんだ―って!!!
琉樹が言っても顧問が動かないと解散は無理なんだよ!」
「本当だ!!
いくら部長でも無理なものは無理だ!!」
2人で奈美をたたきつぶす。
「あの……先輩??」
今いる唯一の1年生、緋香里が手を挙げる。
「なに??」
3
:
ゆずぽん。
◆WqjHxoQ/Xs
:2011/01/22(土) 11:29:41 HOST:PPPbm1004.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「鈴先輩と夏先輩と有里香がきましたよ。」
夏は生徒会長、リンは放送委員長。有里香は補修でいなかったのだが、
いま終わって3人が来た。
「あ、鈴、夏、有里香ちゃん!!来てくれたんだッ!!」
「えぇ、まぁね。
奈美がダダこねてると思ってね。」
瑠海と会話していた鈴がチラッと奈美を見る。
奈美は目を軽くそらす。
「遅れてすみません!!
補修してて……」
有里香はものすごく謝っている。
「大丈夫だよ、でもこれからは補修にならないように気をつけて??」
「はいっ!」
4
:
ゆずぽん
◆WqjHxoQ/Xs
:2011/01/23(日) 07:27:34 HOST:PPPbm1004.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「でも……これでも人数少ないよね。
これで何かできるほどの人数じゃ絶対ないよ?
どーする、部長?」
「おれ!?
お前なァ。なんのための副部長だよッ!」
「何のためといわれても……
部長が頼りなんだからいまはあたしより琉樹に頼らなきゃ!」
「部長と副部長は大して変わらないぞ!!」
「あっれ〜?部長になったときに
<やった!!成績上がるじゃん!!>
<あ、いいな。>
<副部長のほうが成績少ないんだぞ、かわいそうに〜>
って言ってたじゃん?
部長のほうが成績上がるんでしょ?」
「うっげ…………。」
などと部長vs副部長の戦いが続いていたころ……
部活の終わりを告げるチャイムが鳴った。
「あ、終わった。」
「よし瑠海、帰ろう帰ろう!」
あっさり終わった。
「……………あっさりね。」
「あ、早く帰らないとー。
そして部室の鍵は閉めて全員部室から出た。
<次の日>
「おっはよー、瑠海!!」
「あ、おはよ!! 奈美。」
2年生の5人はみんな同じクラスだ。
「ねーねー。
もうすぐ職業体験じゃん?
どこにするか決めた??」
「私決めてないんだよね、どうしよう……。」
「おれは本屋。」
夏が言った、
この学校の近くは商店街で、そこで職業体験がある。
5
:
ゆずぽん
◆WqjHxoQ/Xs
:2011/01/24(月) 06:59:34 HOST:PPPbm1004.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「おれも決めてないな。」
琉樹も悩みながらそう言った。
「決めてないの瑠海と琉樹だけだよ〜??」
「え、じゃあ鈴は?奈美は?」
「あたしは、花屋。
鈴も同じっ!!」
奈美と鈴は同じところにしたようだった。
「だからさ、瑠海も一緒にやろうよっ!!」
「花やはむりかな…………。」
「あ、そっか、花粉症だもんね…………。」
「うん、まぁね?」
お互いに苦笑して言った。
「琉樹は?本屋にしたら??」
「あの本屋漫画ないからなぁ………。」
「……………。」
「あ、イイの思いついたよッ!!!」
「おれも!!」
「あたしー、お菓子屋にするっ!!」
「……………………。おれもそれ考えてたのに……。」
琉樹がしょげる。
「え゛。じゃあどっちかがやめなきゃね!」
瑠海はいったんヤバそうな顔をしたが、すぐに戻ってそう言った。
「どうして??
どっちもお菓子屋やればいいのに。」
などと話して、
2人ともお菓子屋、そして奈美、鈴、夏もお菓子屋をやることになった。
理由は琉樹が部長命令、瑠海が副部長命令と言い張り3人もお菓子屋に引きずり込んだからだった。
「………………。」
3人から冷たい目線を浴びる。
「そんなことより!!!
今日部活休みじゃん??
遊ぼうよッ!!!」
「「「「あ、いいね!!!」」」」
全員一気に賛成した。
「え、ね、ね、ね。」
奈美が鈴と夏に小さな声で話す。
「さっきの仕返しにー、予定が出来たって言ってさ、
2人だけにしちゃおうよ〜??」
「それいいわね。」
「了解。」
「なに話してるんだ??」
「なんでもないわ。」
6
:
ゆずぽん
◆WqjHxoQ/Xs
:2011/01/24(月) 13:30:48 HOST:PPPbm8192.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「そっか、ならいーや。」
そして放課後……。
待ち合わせの駅前。
「…………。皆遅いよ〜。
言い出しっぺの琉樹までこないしー。」
といった直後に琉樹が自転車で来た。
「なぁ瑠海!!
なんか奈美も鈴も夏も来れねェってさ……。」
「うそ、じゃあ2人!?」
そしてそこの近くのお店。
「おぉー、あわててるあわててる♪」
奈美、鈴、夏の3人が後をつけていた。
「はァ……、5人以上で割引してくれるおいしい〜食べ物屋さんがあって
そこに行こうと思ったのに………。」
<え、食べ物屋!? うわぁ〜、行けばよかったぁ〜>
<しっ、ばれちゃうでしょ、静かにして奈美。>
<えへへ、はぁ〜い。>
「仕方ねェな、2人でどっか行くか!!」
7
:
ゆずぽん
◆WqjHxoQ/Xs
:2011/01/25(火) 08:09:21 HOST:PPPbm3931.kanagawa-ip.dti.ne.jp
<え、まさかの!?>
<てっきり解散するものだと思っていたが……。>
「えぇ、解散しようよ2人じゃつまらない!!」
「おれは解散いやだから行こうぜ!!」
琉樹は瑠海の言い分も聞かずに、そのまま瑠海乃手をひっぱり
どこかに行ってしまった。
<ああぁっ、間に合わないよ!!!
いそげっ!!>
そして……夕方。
「ねぇ琉樹、ここっ………………。」
ついたところは……
公園だった。
「見ればわかるだろ??公園!」
8
:
ゆずぽん
◆WqjHxoQ/Xs
:2011/01/25(火) 14:20:49 HOST:PPPbm3931.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「公園??なんで??」
しかも、ここの公園の遊具はブランコだけで、
他の遊具はなく、トイレもなく、広々としていた。
「だってここなら隠れるところもないだろ??」
「あたし、隠れないけど……?」
「ちがうって。
出てこいよ3人とも。」
<え、ばれてる!>
<なんでかしら??>
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