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3：緋織：2011/01/16(日) 17:56:04 HOST:softbank221095040152.bbtec.net: すみません。

ミスです……。
>>2で2つプロフを書いてしまいました…。

【プロローグ】

その日は白い雪が舞う、寒い寒い冬の日だった。
受験を間近に控え、勉強に力を注いでいる毎日に、少し飽きた。
淡い空色のカーテンを空け、窓の外を眺めた。

―――そこは、白銀の美しい世界だった。
私は、シャーペンを机に置いて、コートを羽織り、マフラーを巻き、手袋をはめると、玄関からそぅっと出た。

―――ここ最近、勉強と推薦にひびかないように、と外出は極力避けていた。
だから、外の空気は新鮮で、すぅっ…と柔らかく身体に染み渡る。
私は顔を綻ばせ、白銀の美しい世界に見惚れ、運動も兼ねてしばらく歩くことにした。

その時だった。
耳を劈く様な、けたたましい打撃音が辺りに響いたのは。

その瞬間、私は、軽くなったような気がした。
白銀をも染め替える、紅い“モノ”が、周りに飛び散った。

―――――私達の限りない逢瀬。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　物語は、ここから始まる―――――。

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