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chu ... *
4
:
るる
◆Nls3uHn4/Y
:2011/01/08(土) 14:27:09 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
chu ... * 02
神夜くんの優しさに自然と笑顔を零すみう。
すると神夜くんの頬が赤くなるのに気づき更に意識してしまう。
「あの、その……っ。きょ、今日お昼一緒に食べないっ?!」
そんななかみうは顔を真っ赤にして勇気を振り絞り言った。
神夜くんも最初は驚いていたけれどすぐに笑って頷いてくれて…
「(みうって幸せ者だなあ!)」
心からそう思えた、
のに――…
「ねえ、神夜くん、蓮華さん!二人でお昼食べるんでしょ?私も入れてくださらない?」
花音ちゃん…神夜くんにすごいアピールしてる子。
そんな子が一緒だったらみう、いてもいなくても同じ存在になっちゃう。
表情を歪ませて泣き出しそうなときだった。
「うーん、ごめん。今日はみうと食べるからさ!日向は今度にしてくれよ。」
そう、神夜くんが断ってくれたのだ。
しかもみうのことは名前で呼んでくれて、花音ちゃんは苗字!
少しは気にしてくれてるってことだよね…?
嬉しいな…!
でも、みうが喜んでたのに花音ちゃんはしつこくまた言い返してきた。
「私…邪魔、なのかな…。」
「じゃっ、邪魔なんかじゃないよ!」
神夜くんはいつも優しいから、人が悲しんでるとすぐに慰めるんだ。
だけど今回だけはその優しさを忘れてほしかった。
だって…そのせいで花音ちゃんも一緒に食べることになったんだもん!
あの後みうと神夜くんでその場を離れ話し合った。
「ごめんみう!みうは日向のこと、嫌いでしょ?」
「うん…ちょっと苦手、かな。」
ばれてたことに少し落ち込めば頷きつつも呟く。
「でもさ、同じなんだよ。俺も日向とか苦手。」
このことを言われ、みうは言葉を失った。
だって、あんなにおんなのこっぽい子が嫌いな男子がいるんだよ。
「…そう、なんだ…!」
「うん、だからさ、お昼は二人で一緒にいよーぜ。」
神夜くんの嬉しいお誘い。
まだまだ幸せなみうは不幸を味わっていなくて…
でも突然大きな岩のような不幸が降ってくることも知らずに笑っていた。
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