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chu ... *
3
:
るる
◆Nls3uHn4/Y
:2011/01/08(土) 11:29:26 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
chu ... * 01
「あ……、雪だあ…!」
朝、学校の窓から見えた白い雪に無邪気な笑顔を向け呟く。
窓を開け身を乗り出すと、鼻にひんやりと冷たい雪が落ちてきて改めて冬だなあと感じた。
この雪を眺めるだけで幸せになるなんて。
でも幸せって悪いことじゃないよね。
ひゅう……
教室と廊下を繋ぐドアが開くたび風が入る。
「(うう、さむいなあ……。)」
そんなことをおもっていると、ちょっと大きめの黒いダウンがふわりと肩にかかった。
良い香りがして、あたたかくて。
「どう?少しはあったかくなったかな。」
にこりと優しい笑顔を見せて呟くのは神夜くん。
嬉しさと恥ずかしさで上手く気持ちを表せなくて、そっけなく返事を返した。
「あっ…ありがとう…。」
これだけでも十分気持ちが伝わったとおもう。
みうが神夜くんを意識してるって。
「(だってみう、顔赤いんだもん…。)」
こんな幸せな時間を過ごせるのも今の内だった。
もうみうは幸せになれないの、あの人が幸せをとったの…。
「ふふ……。」
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