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ミリアと魔剣の秘密

1:2010/12/11(土) 16:26:59 HOST:softbank219021057040.bbtec.net
よろですww

2:2010/12/11(土) 16:33:37 HOST:softbank219021057040.bbtec.net
カツ―ン・・・・・カツ―ン・・・・・
廊下に響き渡る、足音。
真剣な顔をした母をみると、私はいつも思う。
この人は、私の母さん―――――??

謎。
なぜあの気の弱い母から気の強い私、顔が似ていない私が
うまれたのか。

「あっ・・・・あのう、お義父様?いらっしゃいますか?」

「ああ。入れ。」

壁越しに聞こえる会話は、どうも立場が見え見えで、
「あっ・・・・すみません・・・・・お義父様・・・。」

と、はっきりしない母の声が聞こえてくるばかりだった。
私の父―――――――、本当の父親なのかは分からないが、
ラミレス・ムーファという父は、私と母を残して、3年前、
死去していた。

3:2010/12/11(土) 16:41:10 HOST:softbank219021057040.bbtec.net
「当分顔を見せなくていい。お前の醜い顔など、みとうないわ。さがれ。」
「はい・・・・失礼しました。」

パタンと扉を閉める音がして、また、カツ―ン・・・・。カツ―ンと母の足音
が廊下に響いた。


ここは、レイウォン王国の中心にある、王の城近くのマーミリカという町だ。
このマーミリカは、隣国のコウォン王国からの輸出品が多く取り扱われる、
取引や工業が盛んな大都市だった。
この大都市の町はずれに、大きな建物がある。
そこが、レイチュエル修道院だ。
つまり、ここ。

近くには小さな小人の家が点々とあり、あとは、殺風景な
草原が広がっているばかりだ。


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