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推理小説〜赤い夢へようこそ〜
32
:
琉
◆dh4VK4R1pE
:2010/12/06(月) 19:10:24 HOST:CF211005130153.cims.jp
悪いか?
>叶羽
というわけ(どういうわけ?)で小説書くぞ。
1,1、真琴の過去
僕は、目の前でにやついている他校の女子を黙って見てみた。
人数…7人
体格…太め(全員)
頭脳…笑ってしまうくらい低い
…………
よし。終わった。こいつらを倒すのに必要な時間は、14秒。
僕は、ゆっくりと動いて1人の首に拳を叩きつけた。
ドスっと倒れる。
残る6人のうち4人の腹に蹴りを入れる。
体をくの字に折って倒れる。
残る2人。関節を固めて投げる。
「perfect!」
僕は、慌てて逃げる女子の背中を見た。
家で母親が待っているのだろう。
でも…僕には…
下唇を噛む。
***過去***
「母さん、こことってもキレイな場所だね!」
僕は上を向いて笑った。まだまだ小さかった。
「そうだね…」
母さんは、悲しげな目で僕を見下ろした。
僕の後ろで車のエンジン音が響いた。真っ赤な車だった。
__________危ない!!
あっという間に母さんは、倒れた。頭から血が流れていた。
「真琴。母さんのペンダントを取ってくれない?」
「うん。どうすればいい?」
「持っててもいい。捨ててもいい。」
母さんは、救急車に乗って、病院で死んだ。
僕は泣かなかった。泣けなかった。
あっけなくて。
涙が出なくて。
悲しすぎて。
ペンダントは、持っておいた。
<続く>
謎の方はもう少しで出そうと思ってるからな。
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