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私立探偵事務所 『向日葵』
7
:
ねこ
◆7MDPZC1Zvo
:2010/11/22(月) 17:23:19 HOST:KD027082037068.ppp-bb.dion.ne.jp
(uno/子猫と探偵と残り二人と言うかうんと)
脳内が刺激や面白みを求めてしかたがないのに、如何する事も出来ずにそのまま固まっていた
「…つまりは暇と言うことやな」
「いうなー!」
友人である小鳥遊アイズが言うとおり、簡単に言ってしまえば暇と言うことだ。
何もする事がなく事件もなければ面白い番組もニュースもなくて、新しく買ったゲームは既にクリア済み。まあ事件は起きない方が平和でいいのだが、どうしようもなく暇だ。
「暇すギルぜー」
「どっかの不憫に見えんでー哀れや。」
「うっさい!」
アイズのボケに華麗に突っ込みを入れたところでふと事務所の扉の前にまだ幼い少女が立っているのが見えた
中学生…?否、それよりも幼いだろう
扉を開けてみればその少女は肩をびくっと跳ねさせて怯えたように「ひゃっ」と声を上げた
その姿は何処かで見たことが有るような気がして…まあ良いかとそのまま少女との視線が合うように座り込みどうしたのかと成るべく優しく声をかける
「え……あ、あの、お姉さんたち、探偵さんだよ、ね?」
「うん、そうだよ。何かな?」
「助けてっ!猫が逃げちゃったの!早く見つけないと…あの仔死んじゃう!」
探偵に猫探し。
なんとも名探偵を目指す僕たちには不似合いな仕事だが小さな事の積み重ねが大きなことに繋がるだろう。と。
「よーし、お姉ちゃんたちが手伝ってあげよう!」
「本当!?」
きらきらと可愛らしく目を輝かせる少女に数回頷く
―――――数時間後なんとか見つけた子猫はまだ息を引き取ってはおらず慌てて近くの動物病院へ運んだ
猫ちゃんは無事元気になったらしい
「めーたんてーが猫探し…笑えるなあ」
「良いじゃん。探偵さんはいい人でなくては」
「ふうん」
アイズは興味が無いとでもいうような表情で窓を眺めていた
外は雪が積もっており窓越しにみた世界は何処か寂しげだった
「さ、お茶でも入れよう」
でも、騒動はこれからだった
(私たちの)(日常はこんな感じです)
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