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【激甘/甘口/中口/辛口/激辛】小説評価
6
:
哀楽
◆8ux1c8TcRU
:2010/10/12(火) 20:48:51 HOST:x115124.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp
>>ANGEL 〜生きている意味〜
読みやすさ.★☆☆☆☆
点数.30点
小説の書き方を学びましょう……そんなに詳しくなくても構いませんが、基本的なこと(小学生レベルなこと)はちゃんと知りましょう。
・3点リーダは「…」でなく「……」
・「!」や「?」のあとは1マスあける
・文章の最初は1マスあける
・場面が変わるときは改行(1行ほどあける)
内容は面白いです。ただ、書き方が少しおかしいかなと。
>>うーん…やっぱりセリフ以外が少ないと自分でも思うので、いい方法とかあれば。
そうですね、心情などを表してみては?
○○がああした、○○がこうした。――……この文だけだと読者は、今誰が何処にいて、何を思っているのか……全然分からないと思います。
いきなり天さんに「本当の親ではない」と言われ、あっさり信じてしまうのでしょうか。混乱してしまうのでは? もし、夏さんが何でも信じてしまうような方でも、一瞬くらいは疑うのではないでしょうか。
……わたしが言いたいのは、人物の動き、心情などをもっと詳しく書けばよいのでは、ということです。台詞だけでは、小説でなく漫画になってしまいます。これはあくまでも小説ですので、「心情」や「行動」などを読者が「完全に」把握できるように書けばいいと思います。
内容は70点です。
書き方は、25点です。
台詞だけで埋め尽くさずに、人物の行動や心情を大切にしましょう。
――そうですね、難しいようでしたら台詞だけそこら辺の紙に書いてみましょう。そして、そこから「今、この人物はどんな気持ちなのか」や「どんな行動をするのが普通だろうか」など、たくさん考えてみてください。
※例
「行ってきます」
↓
「行ってきます」
聞こえるか聞こえないかの小さな声で無愛想にそう呟くと、家族からの返事も聞かず家を出る。――ふぅ、数十歩ほど早歩きをすれば、何故か安心したような顔でため息をつく。
※例②
「行ってきます」
↓
「行ってきます」
どうせ、家族なんて返事も返してくれないから。わたしが挨拶をするのは、この猫だけ。この子だけは、気持ちよく挨拶してくれる……から。そっと、猫の頭を撫でると、また小さく「行ってきます」と呟く。猫が鳴いてくれると、わたしはやっと安心してドアノブに手を掛ける。
これだけの台詞で、結構文も書けます。
ただの「行ってきます」も、上記の例のように無愛想になったり、少し切ない感じでいったりと様々です。
大切なのは、台詞でなく文です。台詞は挿絵のようなものと考えてください。――もし、台詞を使ってはいけないと言われたとき(言われないだろうけれど)に対応できるように(笑)。
台詞に頼ってはいけません。台詞に頼るというのは、自分のキャラクターに頼るということです。
自分の手で頑張りましょう。
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