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【激甘/甘口/中口/辛口/激辛】小説評価
26
:
シンドー
:2010/11/11(木) 16:03:45 HOST:softbank126025102078.bbtec.net
ついでにお願いします
辛口
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父(46)、母(44)、兄(22)、弟「主人公」(16)、兄妹 妹(16)
都内有名高校 SK高校 兄は昔、そのSK高校の学年トップであったらしい 近所からも評判で、母親や、父親にとっても兄は自慢の子であった
それで、僕も大きく期待されていた 兄と僕は生まれながらにして、普通の人とは違っていて頭が良かった
僕は何の勉強もしてなくて、SK高校に入ることができた しかし、妹はそんな僕たちと違って努力家で母や父の期待に応えたいが為に不休不眠で勉強していた
そして妹もSK高校に入学できた。 僕は同じSK高校のクラス名ととバンドを組んで、帰るのが遅くなっていてあまり家族とも接する機会がなくなっていた
妹は入学したばかりだというのに、隣のクラスのやつと付き合っているらしい
ある明け方、東京の有名な会社に勤めているはずの兄がいきなり家に帰って来た
それは僕の知る兄とは別人のようになっていた 二階から母親が降りてきて、母親も呆然としていた
兄は母親を見て、「お金が欲しい、今すぐに必要だ。今、厄介なやつらに追われているんだ。とにかく事情は後にして、400万円貸してくれないか?」
母親は思わず「今すぐいるの?」と言い、間もなく「今すぐに欲しい」と言い、兄は母親への視線を一向に逸らさない
母親は小さく頷いて、黙ってタンスの引き出しを開け、自分の貯金通帳を兄に手渡した 兄は貯金通帳を手に取り、そのまま無言で家を去った
兄がいなくなっても、僕は母にかける言葉がなかった
母親は怪訝そうに、兄が立っていた場所を見つめていた
妹は彼氏を毎日のように、家に呼んで勉強会というのを開いているらしい
そこには妹と妹の彼氏と、同じクラスの加藤麻理耶とその彼氏の4人で勉強会を開いているらしい
加藤麻理耶の彼氏は僕のバンドメンバーの一員だったが、勉強会に行く事によってバンドに来なくなった
別にやつが来ようが来ないがどうでも良かった あいつは諦め癖がついていると学校でも評判だったし、なによりやつがうちのバンドに入る役回りがなかった
僕が家に9時に帰ってもまだ勉強会を続けていた 妹は塾に行っているのに、なにを人の家で騒いでいるんだと思いながら、僕は自分の部屋に閉じこもった
部屋には誰にも知られたくないような物がたくさんある 例え、僕の部屋にだれも入らないと分かっていてもその勉強会を止めてほしかった
僕はバンドを止め、早く家に帰ることになるので「勉強会がやっていれば、うるさくて勉強に集中出来ない」と言い、妹は仕方なく勉強会をするのを止めた
「由途(妹の彼氏)は週一だけでもいいから呼んでもいい?」と言い、口早に「ああ」と言った
そして由途を連れてきた時、大きな音でドアが閉まる音がした 兄の声がした
僕はドアに耳を当て、会話を聞こうとしたが、
2 :シンドー:2010/11/04(木) 18:18:21 HOST:softbank126025102078.bbtec.net
上手く聞き取れなかった しばらくすると母の悲鳴が聞こえてきた
僕がドアを開けたと同時に、妹と由途もドアを開けた 由途はいきよいよく階段を下りた。僕も由途の後を追うように階段を下りた。
母は兄に壁に押しつけられていた。由途は妹に「後は俺が何とかするから二階へ上がっときな」と言い、妹を二階へと押した。
格好つけたつもりなんだろうか 僕は由途に「やめろ!」と言ったが、由途は聞く耳をもたない。由途は兄の胸倉を掴み、思いっきり兄を地面に叩きつける
「へっどうよ!俺結構強−んだぜ!」と兄を振り払った 心配そうにゆっくりと階段から妹が下りてきて震えている母をゆっくりと抱きかかえた。
兄は台所へ行き、レタスを切っていた包丁を手に握り、そのまま由途の方へ包丁を向け刺そうとした。
由途は思わず包丁を握った兄の手を振り払った 兄は床に包丁を落とし、拾おうとしたが由途が先に包丁を持ち、兄は動揺したまま母と妹のところに向かった
由途は思わず兄の背中の真ん中を勢いよく両手で包丁を握り締め、兄の背中を深く刺した
その瞬間、妹は大きく叫んで母は身をまん丸にして由途と兄を見た 兄は言葉も出ずに、そのまま息を引き取った
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