【激甘/甘口/中口/辛口/激辛】小説評価

15：哀楽 ◆8ux1c8TcRU：2010/10/15(金) 17:11:48 HOST:x115124.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp: >>四字熟語

読みやすさ．★★★☆☆
点数．70点

　まず、前の方と同じように基本を学びましょう。
・3点リーダは「…」でなく「……」
・「！」や「？」のあとは1マスあける
・文章の最初は1マスあける

　書き方に癖がありますね。
・台詞が少し続いたあとに詳しい解説が入る
・区切りが上手くできていない

『台詞が少し続いたあとに詳しい解説が入る』
　これは、べつに「可笑しい」や「駄目だ」など、そういうものではありません。
　ただ、これがしょっちゅう続いていると読者が厭きる可能性があります。……ところどころなら良いんですがね、台詞は確かにサブですが、やはり物語を動かすのは台詞ですから。
『区切りが上手くできていない』
　……読みにくいです。内容は面白いのですが、これがなっていないと本当に読みにくいです。
　例えば、プロローグの
《君と話したその言葉は今でもずっと覚えてる、あれは小六の十月の何処かの土曜日の日のことで、
それで時間はきっと午前11時25分頃、うわ何かそこまで覚えてるってきもくないか？
まあ良いや。
今は中二だからそんなに年は立ってないけれど、お前は覚えてるかな。お前は勝手に他の世界行きやがって、
―――何処に行ったんだよなあ！ねえ！喋れよなあ息しろよねえ喋れって…》
この文。
勝手に改造してしまい申し訳ございませんが、

　……君と話したその言葉は、今でもずっと覚えてる。あれは、小六の十月の何処かの土曜日のことで、時間はきっと午前11時25分頃。……うわ、何かそこまで覚えてるって気持ち悪くないか？　まあ、いっか。
　今は、もう中二だからそんなに年は立ってないけれど、お前は覚えてるかな。お前は勝手に他の世界行きやがって……。
　――何処に行ったんだよ、おい！　喋れよなあっ、息しろよ！！　喋れって……！

　など、もうちょっと区切りをハッキリつけた方がいいと思います。
　「ねえ」なんて、今の男の子が言いますか？　言う人もいるでしょうが、読者には想像し難い。リアルに書いた方が読者の頭にスッと入っていきます。
　読者が厭きないように気を使いながら書いてみましょう。

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