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真昼の月

47りほ:2010/12/24(金) 19:22:07 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
「ねえ。恋の幼なじみの縁クンってかっこいいねー♪
 紹介してよ。」
 高校入ってから新しくできた友達の理紗が言った。
「えっ!? 縁が? なんで……」
「だって、かっこいいじゃん。」
 理紗の希薄にあたしは思わず頷いた。
 理紗は冗談で人を好きになったりしない。
ブリッ娘とかじゃなくて、むしろ男子には普通に「ウザッ!」とか言っちゃう。
(それはどうなのかな……)

「初めまして、縁クン!」
 理紗はにっこりと笑い縁に話しかけた。
「……失礼だけど誰?」
 縁は目にかかった髪を無造作にかきあげた。
「えっと、富士田理紗って言います。
 縁クンのことは恋から紹介してもらいました。」
 恋が? 縁は少し顔を曇らせた。
だが、向こうの壁に恋の髪の毛を見つけると笑顔になってこう言った。
「あーーっ、よろしく。俺も前から理紗チャンと話してみたかったんだ。」
 恋に聞こえるようにわざと大きな声を出していった。
「えっ! 本当ですか? あの、私も縁クンと話してみたかったんです。
 それでなんですけど、縁クンってバスケ好きですよね?
 バスケのチケットあるんですけど、行きませんか?」
 縁は何ともいえない顔をした。
「2人で?」
「えっと、恋と他に男の子誘いますか?」
「うん、じゃあいいよ。」
 理紗は心底嬉しそうな顔をした。
 その姿を恋は影から見ていた。
 なんでだろ……胸が苦しい。



続く…


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