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猫は甘い声で鳴く?

5みかん ◆E5uS8Oejtc:2010/08/25(水) 09:11:34 HOST:EM114-51-56-226.pool.e-mobile.ne.jp
〜第2話〜

『やめてっ…やめて!!お父さん、お母さん、喧嘩しないでっ!!』
少女は、暴力をふるいあっている両親に怯えながら育つ。
そのため両親は事故で亡くなり、少女は泣きながら親戚の元へ引き取られた。
だが親戚の叔母さん達は、厳しく、少女に暴力や暴言、あるいは冷蔵庫に閉じ込められた時もあった。

そんな過去を残して少女は今まで生きている。
「自由になりたい…よ…」

ピピピピっ ピピピピっ
「は!?」
わたしが起き上がるとそれは、朝だった。
(夢か…。変な夢をみたもんだ。まさか私の過去を振り返る夢を見るとは。)
「にゃぁ〜」
ソラが顔をぺろぺろしてくる。
「ソーラ、やめろ。…さー、そろそろ起きようk…」

私は、鏡にうつる自分を見たとき、言おうとした言葉を閉ざした。
だって、鏡にうつる自分には、

白猫だったのだから。

「は、はーっ!!??」
声は出せるようだ…。
「なんでわたしが猫にっ…!?あ、嗚呼、そうか、昨日夢小説を書いたから…」
「にゃあ〜」
「ソラが目の前にいるぅっ!!ちょ、学校どうするんだ!?」

+

少女の願いは、本物になった。
だが。
これから先の猫の人生を、少女は気づいていない―――。



続く?


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