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幸せ―…

85雷都 ◆U5wL/uVL5k:2010/09/01(水) 17:24:43 HOST:p7008-ipbfp303niho.hiroshima.ocn.ne.jp
暫くして”4人”のうち2人…魅玖瑠と夕凪は別れた。

 「私と夕凪で他の所見てくるねッ!」

 「え、えぇ!?」

何も聞かされていなかった夕凪が驚く。

 「良いでしょー? 私1人じゃ迷っちゃうもんっ!」

 「あ、あぁ……」

理由を聞いて納得したのか苦笑する夕凪。

 「ちょ、そこ否定するとこ!」

 「否定も何も真実だろ」

ハンッと鼻で笑いながら口を挟む真神。
魅玖瑠は「ブー」と言いながら真神を睨む。
だがその表情に恐怖は感じられない。
これに恐怖を感じろと言う方が無理があると言うべきか……。
夕凪が焦りながら、

 「ね、姉さん行こっ!!」

と口を挟んだ。
魅玖瑠は納得できないと言う表情をしつつも夕凪と何処かへ行った。

 「はっ、馬鹿が居なくてスッキリだなー」

悪口っぽく真神が笑い言った。
真貴は兄の言葉を全く聞こえないように無視してスタスタと歩いて行く。

 「お前ー……」

怒った表情で真貴を睨むが当然それは真貴に効き目は無い。
12年間も一緒に居たのだからそんな兄に慣れている。
だが、馬鹿な真神は未だ学ぶ事なく喧嘩を売るような馬鹿だ。
そんな2人のバランスで丁度良いのかもしれないが……。


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