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幸せ―…

113雷都 ◆U5wL/uVL5k:2010/11/02(火) 19:24:51 HOST:p6040-ipbfp304niho.hiroshima.ocn.ne.jp
 ―魅玖瑠・夕凪にて―

 真貴、真神と別れた2人は町を歩いていた。

  「真貴ちゃんのプレゼント何が良いかなっ?」

 ウキウキした表情で弟の夕凪を見る魅玖瑠。
 夕凪はう〜んと真剣な表情で色々考えている。
 魅玖瑠はそんな弟にキュンキュンしながら見つめていた。(つまり夕凪を困らせたい)

 それからふと、夕凪がこう言った。

  「お花――とか……?」

 これまた女の子らしい発想だなーと魅玖瑠は思ったが、確かに真貴は花が好きだ。
 コクリと頷けば、「そうだねっ」と微笑む。

 ――夕凪はその微笑を見て、ほっとした表情をする。

 前に居た場所で泣きじゃくっていた魅玖瑠が微笑んでいる。


 ――ある1人の少年を忘れて……。


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