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(●´ω)ノ【*パンドラハーツ小説*】ヽ(Ⅴ`*)

66エコー:2010/07/17(土) 07:56:14 HOST:u002815.ueda.ne.jp
こんばちわー エピソード3は最終回です!!
今回は、「鮮やかな月の夜に
     生まれる蝶は
     濡れた羽広げ ワルツを踊るでしょう
       ああ、貴方は 何処でしょう」です!!

       禁じられた遊び エピソード3(最終)

あれから1ヶ月後―
アリスはその晩、窓の外を見た。
月は、眩しいくらいに外を照らしている。
「…………。」

「………あれから…もう1ヶ月か……。」
ジャックはあの日以来、アリスの前に姿を見せていない。それどころか、このバスカヴィル家にも姿を見せてはいないのだ。
今、ジャックがどうしているか知っているのは、バスカヴィル家当主の、グレン=バスカヴィルのみ。
アリスは何度かグレンにジャックの事を聞いたが、グレンがアリスに言うことは、一度も無かった。
アリスは月を見上げた。…怖いくらいに鮮やかで、近い月。
今なら月に手が届きそうな気がした。
アリスは月に手を伸ばす。…当然の如く、月には触れない。
アリスが手を引っ込めようとした時だった。
アリスの手に、蝶が2羽留まった。
アリスはその蝶をじぃっと見つめる。
「…あ…。」
じぃっと見ていて気がついた。蝶の羽が濡れている。その証拠に、羽が光っていた。
どうやらこの蝶達は、ついさっき生まれたばかりのようだ。
「あっ…。」
蝶達はアリスの手を離れ、宙に舞い上がった。その舞は、2人…いや、2羽でワルツを踊っているように見えた。
「……………。」
アリスは蝶達の舞に目を奪われていた。…それと同時に、色々な事を思い出した。…ジャックと遊んだ日々を。
鬼ごっこをしたり、隠れんぼをしたり…『あの遊び』…『禁じられた遊び』をしたり…1ヶ月前の、あの日の事も、全部。
あの『槍』に刺されたときの傷が、今、パッカリと開いた。
「……ジャック……貴方は…何処にいるの……?」
アリスの眼…傷口から、ポタポタと、『血』があふれる。『涙』という名の『血』が…。
アリスはしばらくの間、『血』を流し続けた―。
         禁じられた遊び ―完―

67名無しさん:2011/01/20(木) 01:13:24 HOST:softbank219027146005.bbtec.net
つつぬぬぬつすすせせて

68名無しさん:2011/01/20(木) 01:14:06 HOST:softbank219027146005.bbtec.net
つつぬぬぬつすすせせて

69じゃん太:2011/01/28(金) 00:10:23 HOST:p4161-ipbf304fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
上のは暗号ですか?


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