したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自分で作ったD・グレイマン小説!!

1757月華:2009/04/23(木) 16:10:05 HOST:p4093-ipbf206aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
白の神の使徒対黒の神の使徒

十六章 【任務開始!!】 (第七部)


プラーン

ティムが逆さまでAKUMAにつままれた

<お前は壊す!!>

べチッ

ティムが地面にたたきつけられてばらばらに砕けた

<ヒヒヒッ>

AKUMAは笑いながらどこかに行ってしまった

「こちらトマ。
 神田さん聞こえますか?」

無線ゴーレムを通じて別行動をしているトマのこえが聞こえてきた

『ああ、聞こえるぞ。
 AKUMAを見つけたのか??』

「いいえ、AKUMAではなく
 アレンさんを見つけました。
 でも・・・。
 様子が変でした。
 ティム・キャンピーを地面にたたきつけて粉々に・・・・・・」

『それは本当にモヤシだったのか?』

「も、モヤシ??
アレンさんのことですか?
はい、間違いなくアレンさんです。
団服も着ていました」

『それなら
 モヤシだな』

「はい、今私の手の中にティム・キャンピーの
 砕けた後のものがありますが・・・・・・。
 どうしま・・・ザッ・・ザザッ・・・・・・。
 ピー」

「おい、どうした?」

ブツッ

途中で無線が切れてしまった

聞こえてくるのは
切れた後の『ピー』
という音だけ
それはあきらかに
何かがあったということを伝えていた

「・・・・・・」

神田は無言で無線ゴーレムの通信を切った

そしてその様子を赤い月が静かに見ていた

血で塗られたような・・・・・・。
真っ赤な月が。

「おい、お前達行くぞ」

「あの人形は空を飛ぶ。
地下に隠れたほうがいいよ」

さっきタリズマンから連れ出した
二人のうちの少女が話しかけてきた

「・・・・・・。
 お前達はその地下の道を知っているんだな??」

「わしは
 五百年生きてきた。
 知らぬ道は無い」

「よし。
 じゃあ、案内してもらおう」

神田たちは地下の道へと入っていった

「あ、神田さん」

そこにいたのはトマだった

「なぜお前がここにいる?」

「さっき通信が切れたでしょう?
 実は落っこちたんですよ。
 それで気がついたらここにいたというわけです。
 ここはどこですか??」

「地下だ。
 この二人に案内してもらう。
 お前もついて来い」

「よかったです。
 私、この場所に落ちてきてから
 どうしようか迷ってたんですよ」

トマは笑いながら話した
その笑いは・・・・・・。
どこかで見たような顔だった。


白の神の使徒対黒の神の使徒
(白の救世主と白の破壊者)


十六章 【任務開始!!】 (第七部) 続く


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板