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†THE LEGEND OF BUSHIDO†〜武士としての生き様〜

1武士さん:2011/07/17(日) 23:26:20
第二次世界大戦に負けた日本はGHQの統治下となった。
日米安全保障条約により日本が正常な軍備を持つまで防衛を行うと米国は確約した。
その裏で数多くの土地が基地として利用されることとなる。
中でも最大の要塞、町田。
そこでは国境のようなものが張り巡らされ、日本にある軍人養成施設といえた。
当時を知るものは口をそろえてこう言った。
養成施設など名ばかりの人体実験場のような場所であったと・・・
経済が安定していくつかの基地を残し米国は退いた。
しかし町田は秘匿されるように立ち入りが制限され、事実上鎖国状態になったと言える。
貧困の差が激しく軍隊こそ力こそが正義という思想が広まり、町田に突然のカリスマ性を持つ指導者が現れた。
その日から平和な日常は崩れていくことになる。
これは荒廃せし世界に生き、決して語られる事のない一人の武士の物語である。


                    BUSIDOU製作部一同

2武士さん:2011/07/19(火) 21:39:42
第1話 武士起床

AM2時・・・
辺りはまだ暗く。
秋も終わりの頃で外は寒くなってきた。
『パァーン!!』
一瞬で目覚ましを止める武士。
「・・・朝か・・・」
いつもの様に近所の公園に出かける武士。
家からそう離れてはいない大きめの公園。
「ハァ!!ハァ!!ハァ!!ハァ!!ハァ!!ハァ!!ハァ!!ハァ!!・・」
素振りを始める武士。
2時間ぶっ通しでの素振りで彼の1日は幕をあけるのだ。

AM4時・・・
「・・・よし」
満足したのか帰っていく武士。まだ空は暗い。
「さて・・・」
家の前で手ぬぐいを取り出す武士。
そう、これも彼の日課。
「はいはいはいはいはいはいはいはいはいはい!!!」
目に見えぬ速さで彼の手が上下する!
実は寒風摩擦をしていたのだ。
寒風摩擦をしながら、新聞を待つ。これ基本。
AM5時・・・
「おはy「かたじけない・・・!」
新聞配達のお兄さんの言葉を遮り、新聞代を直接払う武士。
そして一言・・・。
「若いのによくやるな。拙者も見習いたいでござる」
そう言うと家に入っていく武士。しかしお兄さんは何も言わない。
『至っていつものことなのだ』
AM6時・・・
ご飯、味噌汁、焼き魚、漬物と質素な食事をすませた武士。
本当は袴を着たいのだが。
「最近の若者の『ふあっしょん』を学ぶためだ」と。
あえて今風の服装に着替える武士。
そして腰には自慢の愛刀を差して。
「でわ行って参る・・・!」
今日も武士の多忙な1日が始まる・・・!


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